どこにでもいる平凡な男子高校生と言えば聞こえはいいけれど、何の取り柄もないダサい青年・デイヴ。
彼はかっこいいスーパーヒーローに憧れていました。
そこでキック・アスとして、ダサいヒーロースーツに身を包み活動することにします。
しかし、能力もなく平均以下の身体能力のデイヴ。
どうなるキック・アス!?
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それでは『キック・アス』をネタバレありでレビューします。
目次
映画『キック・アス』作品情報
作品名 | キック・アス |
公開日 | 2010年12月18日 |
上映時間 | 117分 |
監督 | マシュー・ボーン |
脚本 | ジェーン・ゴールドマン マシュー・ボーン |
原作 | マーク・ミラー ジョン・S・ロミタ・Jr. |
出演者 | アーロン・ジョンソン クロエ・グレース・モレッツ ニコラス・ケイジ クリストファー・ミンツ=プラッセ マーク・ストロング オマリ・ハードウィック ザンダー・バークレイ マイケル・リスポリ クラーク・デューク エバン・ピーターズ リンジー・フォンセカ ギャレット・M・ブラウン エリザベス・マクガバン ヤンシー・バトラー |
音楽 | ジョン・マーフィ ヘンリー・ジャックマン マリウス・デ・ブリーズ イラン・エシュケリ |
【ネタバレ】映画『キック・アス』あらすじ
ダメ高校生がヒーローになれ…る!
デイヴ(アーロン・ジョンソン)は学校でもカーストが低く,何をやってもダメな高校生です。
しかし、彼には「スーパーヒーローになる」という夢がありました。
ある日、彼は緑に黄色いラインの入った全身タイツを身に着け、パトロールを開始。
けれど、現実は簡単にはいきません。
悪者をやっつけようとしても深手を負うだけ。
しかし、その深手の傷を直すために行った手術のおかげで金属が入った体になり、他の人よりも耐久性が増しました。
そして、ヒーロー「キック・アス」として活動を始めます。
パトロール中、たまたま男性をリンチしている現場に居合わせるデイヴ改めキック・アス。
男性を助けるべく奮闘します。
なんとか耐久戦に持ち込み勝つキック・アスですが、取り巻いていた観客たちによってその様子がSNSにあげられ、キック・アスは一躍有名人となりました。
その後、気になる同級生の依頼を調子よく引き受けて奮闘するキック・アスですが、すぐボコボコにされ窮地に陥ります。
すると、そこにヒットガール(クロエ・グレース・モレッツ)と呼ばれるヒロインが登場。
キック・アスとは異なり、素晴らしい殺人術でその場の全員を殺してしまうヒットガール。
助けられたキック・アスはヒットガールとその父親ビッグダディ(ニコラス・ケイジ)の凄さを見て、自分の弱さを思い知り引退を決意しました。
しかし、マフィア(マーク・ストロング)がそれを許さず「キック・アスを探し出して殺す」と言い出して、デイヴは知らぬ間に狙われるようになってしまいます。
本物のヒーローになるしかない!
そこに新たなヒーローのレッド・ミスト(クリストファー・ミンツ=プラッセ)が登場します。
彼はマフィアの息子で、デイヴの同級生でもあります。
レッド・ミストはキック・アスを引きずり出し殺すために、マフィアが考案したヒーローでした。
マフィアはキック・アスが強いと勘違いしています。
しかし、本当のキック・アスは貧弱。
後に強いのは他のヒーローであると気づいたマフィアとレッド・ミストは仕込みを万全にし、キック・アスとビックダディを捕まえました。
この時点でレッド・ミストはキック・アスに友情を感じており、「キック・アスは友達だ」と言って庇おうとします。
ですが、マフィアの仲間には聞き入れてもらえません。
見守るしかないレッド・ミストとマフィアのボス。
そして、行われるビックダディとキック・アスの拷問ショー。
ネットで流された映像は、実に残虐なものでした。
しかし、そこで1人助かっていたヒットガールが助けにやってきます!
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しかし、残念ながらビックダディは助けられませんでした。
ヒットガール無双!からの、最高のヒーロー参上!
ヒットガールは復讐と使命に燃えます。
父の言いつけ通り「マフィアのボスを倒す」と意気込みますが、デイヴは危ないと必死で止めました。
しかし、ヒットガールはデイブの忠告を聞かずに、武器を詰めてマフィアのもとへ。
そして、「借りを返せ」と言って、ヒットガールはキック・アスに、ある特殊武器を持たせました。
そこからヒットガールの無双が始まります!
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しかし、最後に出会ったボスは強く、銃の弾も切らしたヒットガールは、追い込まれて殴り倒されピンチに陥ります。
しかし、どさくさにまぎれてレッド・ミストとの戦いに勝利したキック・アスが、バズーカーを持って現れました。
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2人は飛び道具でアメリカの街を眺めながら、帰路につきます。
その後、世界はヒーローに溢れかえる世界に変わりました。
ヒットガール改めミンディはデイヴの学校に転校してきて、平和な日常を送ることになります。
しかし、まだ生き残っているマフィアの息子レッド・ミストが意味深なことを言って、観客の方に向かって銃を向けます!
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【ネタバレ】映画『キック・アス』感想
ダサいスーツがカッコイイスーツになっていく話
最初に見た時は、主人公のスーツがすごいダサいことが本当に気になりました。
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しかし、最後まで見ると、あのスーツもなんだかかっこよく見えてしまうんですね。
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ヒットガールもスーツは全体的にダサいですが、あれは正体が分からないための変装なんだなと納得させました。
しかし、ビックダディがバットマンの格好をしているのを見て、「あ、こいつらの趣味だ」と気づきます。
登場人物全員が若干イタいですが、「ヒーローとはそんなものだ」と最後まで見たら思ってしまいました。
だって人を助けちゃうんだから、どんな格好でも最高にクールなんです。
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ストーリーとしてもわざとダサく、アメコミを意識しているように見えます。
『キック・アス』は青年が勇気を持ち、本物のヒーローになる話です。
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ヒットガール無双のかっこよさたるや
『キック・アス』の主人公は間違いなくデイヴですが、活躍が多いのはヒットガールでした。
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ボスとの近距離戦もそうですが、通路でマフィアの部下を1人だけで一網打尽にするシーンが最高だと思います。
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ヒットガールの銃撃戦とアクションは、『キック・アス』の見せ場になっています。
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バズーカー、マシンガン搭載マシーンなどのアメコミっぽい武器を出すことで、観客の心をわしづかみにしたかったのでしょう。
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映画『キック・アス』あらすじ・ネタバレ感想まとめ
以上、ここまで『キック・アス』のレビューでした。
何もかもイヤ!楽しい気分になりたい!そう思う人はぜひ見てみてください。
嫌なことを忘れること間違いなし!
笑ってドキドキハラハラして爽快感を得たいなら、間違いなく『キック・アス』をおすすめします。