マンタ（片桐仁）はまたもオーディションに落選。聡はマンタを励ましますが、桜（田中みな実）は冷たい態度。
そこへ、マンタの妹の弥生（藤井美菜）が結婚報告のために突然やってきました。良家である相手のために「まともな職に就いて欲しい」と懇願する弥生。
そして、ルーザーズのことを馬鹿にする弥生と口論になったマンタは、「次のオーディションに合格しなければ縁を切る」と啖呵を切りますが・・・果たしてその結果は！？
目次
ドラマ『吉祥寺ルーザーズ』 前回振り返り
舞（田島芽瑠）が彼氏と泥酔状態で帰宅してきます。
自称博多の売れっ子ホスト・海斗こと伊東正（岡宏明）は、舞に会うために上京してきたと言います。
そこへ舞が働くコンカフェの同僚から、怪しい男が舞を訪ねて来たと聡（増田貴久）に連絡が。その男が言うには、舞は彼氏に騙されて詐欺の片棒を担がされているとのこと。
舞を救うため、福岡から強力な助っ人（常連客）も現れ、ルーザーズ達は立ち上がります。
そして、舞はきっぱりと海斗と縁を切るのでした。
【ネタバレあり】ドラマ『吉祥寺ルーザーズ』第8話あらすじと感想
マンタの妹
今日も今日とてオーディションに落選したマンタ（片桐仁）。
落ち込んでいる彼を、聡（増田貴久）は一生懸命励まします。しかし、桜（田中みな実）は「芸人やめたら？」と冷たい態度。
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そこへ、マンタに電話がかかってきます。
相手はなんと妹で、結婚の報告をしてきたとのこと。聡たちがマンタにお祝いを伝えていると、インターホンを連打する訪問客が現れました。
マンタの妹・弥生（藤井美菜）です。
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弥生は入って来るなり、マンタに「今、何の仕事をしているのか」と聞いてきました。
実は、オーディションに集中するため、バイトの実演販売もあまりやっていないマンタ。
そんな彼に、「芸人は趣味だ」と言い、「私のためにまともな職に就いて欲しい」と懇願します。
妹の結婚相手
弥生の結婚相手は良家の息子で、両親が弥生の家族の職業を気にしているとのこと。
それをクリアできないと結婚することが出来ないと、弥生は焦っているのです。
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弥生は兄がいつまでもぶらぶらして、家族に迷惑をかけていると噛みつきます。
カチンときたマンタは「お前ら家族に足を引っ張られてきた」と応戦します。
その火の粉はその場にいた聡たちにも降りかかってしまいました。
弥生がとうとう住人たちのことを馬鹿にし始めたので、キレたマンタは「次のオーディションに合格してテレビに出てやる！出来なければ縁を切れ！」と啖呵を切ってしまいます。
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合格への道
とにかく、丸く収めるためにはオーディションに受かるしかありません。
そのためには出来ることをやろうと、ルーザーズも協力することに。
桜は、テレビのディレクターの目に留まるには、動画を持っていることが重要だとして、全く稼働していなかったマンタのYouTubeチャンネルを動かすことにしました。
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オーディションまでの1週間、マンタはネタを作り続け、それを聡が撮影して動画をアップしていきました。
まだ芸人デビューしていないマンタ。弥生の言う通り、現時点では趣味でしかないことは、マンタ自身にもよくわかっていることです。
でも、芸人になることはマンタの中学時代からの夢でした。
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「公務員がいい」と親から言われるがままに教師になった聡は、夢があるだけでも羨ましいと思いました。
その頃、桜はリコ（岩本蓮加）から「いつまで待てばいいのか」と急かされていました。
桜は、「状況を見て必ず連絡する」となだめましたが、そろそろ限界が来ているようです。
マンタの偉業
聡は、マンタが弥生に対して「家族に足を引っ張られて来た」と言ったことが気にかかっていました。
実は、マンタが高校生の時に両親がやっていた弁当屋が潰れ、借金が出来た時、マンタは生活を支えるために高校を中退していました。
以降、両親は借金を返すために働き、マンタが妹の学費と生活費を稼ぎ、気がつけば30歳になっていました。
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お店が潰れた時、弥生は小学生。兄が「ぶらぶらしている」と思っているのは、弥生は何も知らないからです。
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聡は、マンタは真面目過ぎると思いました。
「もっと適当にやりましょうよ」
その真面目さが、欠点であり、長所でもあると聡は指摘します。
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オーディションの日
日曜日。マンタは皆に見送られてオーディションに出かけていきましたが、すぐに帰ってきました。
なんと芸歴を聞かれて「素人はいらない」と言われ不合格になってしまったというのです。
マンタは、頑張っても報われない、もう誰も自分に興味がないのだと激しく落ち込んでいます。
でも、部屋にいても落ちるだけだからと散歩に出かけていきました。
聡は、住人たちにマンタの実情を話し、なんとか出来ないかと相談します。
でも、妹の連絡先も知らないからおせっかいも出来ません。
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舞のアイデアで、聡はマンタのYouTubeチャンネルを使って弥生に向けてライブ動画を配信し始めました。
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大切な家族
マンタが日曜日のディナーに間に合うように帰って来ると、弥生が待っていました。
「兄ちゃん、ごめん！！」
そして弥生は、自分の大事な家族のことをわかってくれない人とは一緒になれないと、結婚を考えると言い始めました。
マンタは、弥生が結婚するのは彼であって両親とではないのだから、ちゃんと話し合えと弥生を諭します。
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翌日、弥生は彼とちゃんと話し合い、わかってもらえたと報告に来ました。
そして、お父さんとお兄ちゃんと3人でヴァージンロードを歩きたいと、笑顔で帰っていきました。
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その後、マンタのYouTubeチャンネルの登録者数が聡と妹以外にもう一人増え、応援コメントが寄せられました。
わかってくれる人がいたと気を良くしたマンタは、「俺は日本一の芸人になる！」と豪語するのでした。
ドラマ『吉祥寺ルーザーズ』 第8話 感想＆まとめ
今回は、マンタの意外な素顔が明らかになりました。
なんと、髪の毛もチリチリではない、全く似ていない年の離れた妹を養うために、高校を中退して働き続けていたというのです。
夢である芸人になれていない部分でルーザーかもしれませんが、実際は負けてなんかいませんでした！
住人たちもマンタのためにおせっかいを焼いて、心温まるお話でした。
さて、次回は遂に聡の”ママ”が現れます！どんな人なのでしょう？楽しみです！