シェアハウス生活がスタートして早1ヵ月。初めての更新日を迎えますが、舞(田島芽瑠)はお金がなくて家賃が払えないと土下座をします。
その時、聡(増田貴久)が聴いていたラジオから「ライフハックの投稿が採用されれば3万円プレゼント」との告知が。
早速舞の家賃のためにネタ探しを始めるルーザーズ。ところが、それがきっかけで翠(濱田マリ)の過去と心の闇が明るみになります。
ギャンブルにのめり込む翠を救うため、住人たちは婚活を勧めますが、何故か桜の夫が登場して大混乱に!
目次
ドラマ『吉祥寺ルーザーズ』 前回振り返り
ある出来事が原因で制服姿の女子高生がトラウマになってしまった聡(増田貴久)。
克服に向けてその一歩がなかなか踏み出せません。
マンタ(片桐仁)は半ば強引な方法でなんとかオンライン家庭教師に登録させます。
そんな時、桜(田中みな実)は家の前で聡の元教え子リコ(岩本蓮加)という女子高生と遭遇します。
そこに居合わせたマンタは聡はいないと嘘をついて追い返そうとしますが、リコは食い下がってきます。
マンタは仕方なくリコを家に入れましたが、リコと対面した聡は気を失ってしまい、結局話をすることは出来ませんでした。
【ネタバレあり】ドラマ『吉祥寺ルーザーズ』第6話あらすじと感想
初めての更新日
シェアハウス生活が始まって早1ヶ月。遂に初めての更新日を迎えました。
皆、継続の意思を示して、代表の池上さん(國村隼)に家賃を渡します。
ところが、突然舞(田島芽瑠)が土下座をしだしました。
なんでも急にお金が必要になり、家賃が払えないというのです。
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その時、聡はさっきまで聴いていたラジオのことを思い出します。
そのラジオでは『ライフハック』を投稿して採用されれば、3万円プレゼントしてくれるというのです。
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そこで、聡たちはライフハックを探し始めました。
でも、出てくるのは雑学や都市伝説ばかり。
最後に池上さんが広告代理店時代に唯一採用されたという『笑顔のバトン』というキャンペーンの話しを披露しました。
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アボガドは誰だ
数日後、聡がラジオを聴いていると、その池上さんの『笑顔のバトン』エピソードが披露され、なんと3万円を獲得していました。
しかし、池上さんは投稿していないといいます。
しばしの間、ああでもない、こうでもないと住人たちが考察していると、翠(濱田マリ)の電話が鳴ります。
それは、ラジオのディレクターからの電話でした。
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翠の心の闇
観念した翠は謝りつつも、「悪いのは私だけでなく『海物語』もだ」と言いました。
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小さい頃から地味でコツコツ勉強して花丸を貰うことだけが楽しみだった翠。
勉強のおかげで公務員になれたものの何も面白くないし、花丸をくれる人もいない。
自分でも気がつかないうちにストレスが溜まり、自暴自棄になっていた時に出会ったのがパチンコ屋そして『海物語』でした。
そこからが転落の始まりです。
翠はありとあらゆるギャンブルに手を出し、とうとう首が回らなくなってしまいました。
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住人たちは趣味に没頭すれば、ギャンブルをしなくて済むのではないかと、翠にアレコレと勧めていきますが、翠は何を言っても屁理屈をこねるばかり。
「じゃあ恋愛しかないわね」
桜がずばり言いました。
マッチングアプリ
恋愛は、何に対しても活力になり、気持ちを前向きに出来るので、トライしない手はないと桜は力説します。そして、翠ぐらいの世代の人が集まるマッチングアプリを紹介します。
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意外にもまんざらでもない翠は、早速登録してみました。
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その後、翠は思っていた以上にマッチングアプリにハマりました。
しばらくパチンコにも行っていない様子ですが、楽しそうにしています。
そしてついに素敵な男性とマッチングしたらしく、「結婚するかも!」とはしゃいでいます。
そんな翠を見て、桜は恋愛はいいけど、結婚するなら慎重にと釘を刺します。
ひとたび結婚をしてしまうと、離婚するのにとてつもないエネルギーを使うからです。
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恋は先が読めない
ほどなくして、翠は素敵な男性とは別れてしまいました。
ところが、翠はすぐに次の出会いを見つけていたのです。
ライターだった元カレの取引先の編集者と意気投合し、また会う約束をしたとウキウキ話す翠。
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翠より少し年下で、ナイスガイの彼には一つ問題がありました。
それは、既婚者だということです。
でも、実は離婚調停中で、本人は別れる気でいるのですが、相手にゴネられているということ。
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数日後、その彼から翠にシェアハウスの取材をしたいと申し出があったということで、翠は聡たちに”一生のお願い”を使いました。
住人たちは少し気が進まなかったのですが、翠がお土産でもらったどら焼きを美味しくいただいてしまったので、一肌脱ぐしかなくなりました。
ナイスガイ町田
取材の日がやってきました。
朝からソワソワする翠と、どんな人が来るのかとワクワクする住人たち。
間もなくシェアハウスにやってきた町田(坂本昌行)を見た桜は目を見開きます。
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話をしている間、桜は動かず口を閉ざしていました。聡はすぐに異変に気がつきます。
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テンション高くおしゃべりをする翠。
桜も町田も離婚調停中だという話に及ぶと、桜はたまらず町田が離婚調停中の旦那だと告白します。
「ごめん、2人にしてもらえますか」
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翠は「2人に悪いことをした」とふさぎこんでいます。
聡は慰めようとしますが、全くうまく行きません。
間もなく、桜と話をした町田は、申し訳なさそうに帰っていきました。
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下を見よう
実は、離婚をゴネていたのは桜の方だと知られてしまった桜は、慰めも説教もいらないと強がっています。
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翠と同じく、地味な幼少期を過ごした桜。
「自分は桜でも、水面に浮かぶ汚れた桜だ」とコンプレックスだらけだった彼女は、大学デビューをし、おしゃれで完璧な女になろうと必死で頑張ってきました。
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「やっぱり生き様が無理してるよね」
翠は言います。上ではなく下を見ればいいと。
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桜以外のルーザーズは皆そうしていると言いました。
「それでいいじゃん。それで楽になるなら」
自分より大切な人間なんかいない。だから自分が幸せになって笑っていれば、周りは笑うのだと池上さんは言います。
それが『笑顔のバトン』です。
桜はみんな綺麗
「水面に浮かぶ桜は綺麗です」
聡は、散った桜も風に舞う桜もみんな綺麗だとクサイことを言って桜を慰めました。
「クサイこと言ってる男はモテないよ!」
桜は元気を取り戻しました。
その夜、翠は「自分に嘘をつくのは苦しい。好きなものは好き!」と言って、桜を連れてパチンコに行きました。
そして、寝る前にいつも”ママ”にメールを打っている聡は、今夜はメールを打つのをやめました。
ドラマ『吉祥寺ルーザーズ』 第6話 感想&まとめ
今回は、翠と桜のルーザーぶりが明らかになりました。
ギャンブルやマッチングアプリなど何かとハマりやすい翠。そんな翠が見染めた男性は、なんと桜の離婚調停中の夫でした。ダンディーな坂本さん、とても素敵でした。
でも、そのことで桜が嘘をついていることがバレてしまいました。でも、住人たちは優しいし、桜自身も踏ん切りをつけることが出来て良かったのではないかと思います。
そして、「嘘をつくのが苦しい」と聞いた聡がメールを打つのをやめたのは、嘘をついているからですね。内容はもちろん、ママから返信が来ている様子がありません。その辺のことも気になります!