ドラマ『吉祥寺ルーザーズ』 第12話 奇妙なシェアハウス生活が終了!?

吉祥寺ルーザーズ

©吉祥寺ルーザーズ製作委員会

アボカドの部屋が開けられ、オーナーの正体が明らかに。そしてルーザーズが集められた本当の理由も明らかになります。

シェアハウスに衝撃が走る中、さらに突然の退去宣告が!

猶予は次回の更新日である約2週間後。

動揺が広がる中、最後の2週間で、聡(増田貴久)ら住人達はこれまでの生活を振り返りながら、先送りにしていた問題に向き合おうと動き出します。

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ドラマ『吉祥寺ルーザーズ』 前回振り返り

テレビ取材をきっかけに姿を消した池上さん。桜(田中みな実)は旅行に行ったのではないかと推測しますが、よくよく考えてみれば、聡(増田貴久)も皆、池上さんのことだけは何も誰も知らないのでした。

その後池上さんが日曜日の食事に参加しなかったので、アボカドの人形を壊し秘密が暴露されました。すると、アボカドの部屋の鍵が見つかります。

アボカドの部屋には、池上さんの過去がぎっしり詰め込まれていました。

そうです。オーナーの“万平一平”とは、池上さんのことだったのです!

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万平一平

聡(増田貴久)が目を覚ますと、シェアハウスのリビングはカオス状態になっていました。

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リビングどころか、トイレやキッチンもカオスです。

こんな状態になるまでの話はこうです。

月曜日の朝。
ハイテンションでフィリピン旅行から帰って来た池上さん(國村隼)。
リビングのお通夜のような雰囲気と、積み上げた段ボールを見て池上さんは察しました。

「見ましたね・・・?」

桜(田中みな実)が、池上容疑者の確保を叫ぶと、皆池上さんを取り押さえます。

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桜は、池上さんが自分たちを騙していたことを信じたくないのです。

池上さんは、開かずの部屋を開けてしまったことに納得がいかない様子。
でも、実は帰って来る日を間違え、今日が日曜日だと思っていたのです。

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初歩的ミス!

池上さんはダメ男

池上さんは、6人の女性と結婚をしていたことを認めました。

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初めて桜探偵が真実に辿り着きました!

「私は清美を愛していました・・・」

最初の妻が亡くなった時、池上さんのすさんだ心を癒してくれたのは二番目の妻でした。

「私は恵を愛していました・・・」

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結局、みんな愛していたという話でした。

しかも、段ボールは元妻たちのもので、それ以外にも彼女はたくさんいたようです。

「池上さん、ほんとダメ男だねぇ・・・」

moyoko

ダメな男ほどモテるんですよねぇ。

でも、ダメな証拠に6人の妻には全て出て行かれたとのこと。

この家も、実は池上さんのものではなく、最初の妻との間に出来た娘・琴音のものだと言います。
琴音は池上さんのことを許していないので、連絡は取れていませんが、琴音の夫が橋渡しをしてくれているとのこと。

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その夫こそが入居日に鍵を渡しにやってきたアルバイトの男(皆川猿時)です!

シェアハウスの誕生

琴音は投資に成功したため、もっと良い家に引っ越すことになりました。
そして、琴音の夫の計らいで、自分たちと二度と関わらないという約束で池上さんに吉祥寺の家を貸してくれることになりました。

ところが、家賃を15万円払う必要がありました。
そこで琴音の夫はシェアハウスを開くことを提案してくれたのです。
こうして池上さんは、最も胸を打ったエピソードの持ち主を集めてシェアハウスを始めたのでした。

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ルーザーを集めてダメな自分を許したかったと、池上さん。

舞(田島芽瑠)は、自分を許すために自分達が利用されたと憤慨します。
翠(濱田マリ)もマンタ(片桐仁)も、池上さんへの不信感をぬぐえません。

でも、聡だけはまだまだみんなでこの家に住み続けたいと思っていました。

「そのことなんですが・・・ここにはもう住めません」

娘夫婦が投資に失敗して新居を手放さなくてはならなくなったため、吉祥寺に戻りたいと言われてしまったというのです。

強制解散

オーナーである池上さんに、「人生をやり直して娘夫婦と仲良くしたい」と言われたら、何も言えません。

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ルーザーズは強制的に解散することになってしまいました。

引っ越しの期日は約2週間後。次の更新日までということになりました。
聡と桜は、引っ越しの準備をしつつ、やり残したことをやることにしました。

桜は別居中の夫(坂本昌行)に連絡をし、離婚届を渡します。
話をするうちに、2人は「どっちが辛かったか」という喧嘩になってしまいます。

腹を割って喧嘩をしているうち、自分たちにはそういう会話が足りなかったのかもしれないと気がつきました。
でも、もう元には戻れません。2人はお互いにお礼を言って別れました。

一方、聡はリコと再会します。
本当は聡は階段からリコを突き落としていないのに、聡が自分を好きだと勘違いしていたリコに恥をかかせないために黙って学校を辞めました。

でも、それは間違っていたと謝る聡。
人は傷ついても立ち直れるということを理解していなかったのです。

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それを、聡はあの家に来て学びました。

2人は握手をして別れました。

自分を許せた?

いよいよ引っ越しの日が明日へと迫ってきました。
たった4ヶ月の出来事ですが、とても濃い時間を過ごした6人。

池上さんは日曜日じゃないけど、お詫びもかねて皆で食事をしようと言いました。

桜は池上さんに問います。

「池上さんはちゃんと自分を許せたのかしら?」

池上さんは、始めこそルーザーズを見ていれば自分に自信が持てると考えていましたが、ダメな人というのは人のダメなところを許せる優しい人だと気がついたと言います。

「人間は強くないって知ってるから、助けられるんです」

そんな皆の優しさに触れて、救われた池上さん。

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ルーザーズに入れて、初めて自分を許せたと池上さんは言います。

「私は、皆さんに出会えて本当に幸せでした」

最後の夜

最後の晩餐は、池上さん特製の鍋です。

マンタは翠の台本とイベントあっせんにより、見事在庫を売り切りました。
舞はキャバ嬢に返り咲くつもりです。
桜は吉祥寺にアパートを借りて、自分のペースで記事を書いていくと宣言しました。

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でも、桜はきっと無理をしてしまうのでしょうね。

池上さんはアボカドの部屋の断捨離に成功しました。
娘の琴音は部屋が空いたのなら、そこに住んでもいいと言ってくれたと言います。

聡は、一旦実家に帰って、また教壇に立とうと決めていました。

moyoko

聡は、すっかり立ち直っていますね。

そして、なんとマンタと翠は一緒に暮らし始めることが判明しました。

そんなこんなで盛り上がったルーザーズは、前後不覚になるまで飲み明かしました。

引っ越しの朝

目を覚ました聡は、カオスなリビングに戸惑います。
もうすぐ引っ越し業者が来る時間ですが、誰も起きようとしません。

「ルーザーズ! 立ち上がれ!」

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ここで、主題歌であるNEWSの『LOSER』が流れます。粋な演出です。

前日の様子は、聡のスマホに動画が残っていました。
カオスな状態の動画を見たルーザーズはあきれ顔。

「ダメじゃん!!!」

ドラマ『吉祥寺ルーザーズ』 第12話 感想&まとめ

池上さんがオーナーだったという衝撃の展開から、結局はシェアハウスも解散することになってしまったルーザーズ。

でも、シェアハウスのおかげで皆それぞれが自分と向き合い、前に進むことが出来ました。

マンタと翠のことはビックリしましたね!

離れ離れになっても、彼らの絆がこれからも続きますように。ルーザーズに幸あれ!

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