ドラマ『消しゴムをくれた女子を好きになった。』 第8話 一美との別れ。福田はけじめの一歩を踏み出す!

消しゴムをくれた女子を好きになった。

出典:消しゴムをくれた女子を好きになった。公式ページ

板倉(藤原丈一郎)と森(小島健)に全てを打ち明けた福田(大橋和也)は、遂に一美(武田玲奈)との別れを決意します。

福田の態度を察した一美は、必死にはぐらかそうとします。

初めての彼女、初めてキスをした相手でもある一美。彼女のことを嫌いになったわけではありません。でも福田は半ば強引に別れを切り出しました。

それはさとみへの思いにケリをつける一歩でもありました。

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ドラマ『消しゴムをくれた女子を好きになった。』 前回振り返り
彼女の一美(武田玲奈)の大切さを痛感した福田(大橋和也)はさとみのことを忘れようとしますが、そうすればするほどさとみの存在は大きくなっていき、自責の念にかられます。

もちろん板倉(藤原丈一郎)や森(小島健)には相談できません。

そんな現状にケリをつけるため、福田は高2の時の告白の答えを聞こうと、さとみとの接触を図りますが、そのことが板倉たちにバレてしまいます。

板倉たちにとっては、福田が浮気をしたことよりも、隠し事をされていたことの方がショックでした。

そして、3人は一緒に地獄まで行くことを決めたのです。

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【ネタバレあり】ドラマ『消しゴムをくれた女子を好きになった』第8話あらすじと感想

福田をの決意

さとみ(福地桃子)への思いが再燃していることを板倉(藤原丈一郎)と森(小島健)にバレた福田(大橋和也)。
しかし、2人は福田の背中を押してくれました。

そして、一美(武田玲奈)と別れ、もう一度さとみに告白することを決めます。
福田はその場で一美に電話をしますが、結局そこで別れを切り出すことは出来ませんでした。

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福田がそんなにビシっと決められるわけがありませんね。

福田は大学で一美と話をしようとしますが、一美はあれこれと理由をつけて福田を避けていました。

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一美は何かを察しているようです。

「男だな」という板倉の言葉に、一美はそんな子ではないと思いつつも、そうであれば少し気が楽だと思う福田。

moyoko

バイト仲間の野々村には「最低ですね」と言われます。

一美と別れたところで、さとみに脈があるかというと、そうではありません。
ただ、福田はきちんとけじめをつけたいと思っていました。

知ってるよ。

板倉はそんな福田を「厨二を通り越して初老か」と突っ込みますが、一美に対しては嘘を通すように福田に言い聞かせます。

「誠意や真実は、時として暴力となる」

moyoko

板倉はたまに、ハッとするようなことを言うのです。

福田はなんとかして一美と話をしようとしました。
しかし、一美は福田の話す隙を与えようとしません。
福田が半ば強引に話を進めようとすると、一美は言いました。

「知ってるよ。福ちゃんが女の人と会ったりしてるの」

でも、一美は「それは、もういい」と言います。

moyoko

許すので、今まで通りいたいという一美。切ない・・・。

福田は、頭を殴られたような気持ちがしました。
一美は、さとみとのことを知っていながら、いつもと変わらない笑顔を作っていたのです。

別れの時

その日の夜。
福田と一美は改めて話をしました。

一美は、福田が靴下の穴も気にならないほど悩んでいることを重々分かっていました。
でも、別れたくありません。一美は「別れるのは絶対に嫌だ」と言い張ります。

「私のこと嫌いになった?」

「嫌な事なんて何もない。全部俺が悪いんだ」

moyoko

いっそ、嫌いになったと言われた方がどんなに楽か・・・。

2人はしばらく「嫌だ」「ごめん」と押し問答を繰り返しました。福田はひたすら謝ることしか出来ません。
そして、どれぐらいの時間が経ったのか、とうとう一美は泣きながら荷物をまとめ始めました。

moyoko

かわいそうに・・・。

駅まで送るという福田に、一美は「そういうところ嫌い」と言い、新しい靴下を投げつけます。

「後悔させるから!」

moyoko

一美にもっといい男が現れることを望みます。

福田は、板倉たちに「別れることができたぜい!」と強がったメッセージを送ったものの、残された新しい靴下を握りしめながら号泣していました。

諦めが悪い男

夏も終わろうとしています。
福田は、何もやる気が出ず、完全に引きこもっていました。

moyoko

もちろん、さとみに告白はしていません。

板倉と森は呆れています。

「野々村さんは告白してきたぞ」

moyoko

なんと、ずっと森の事が好きだった野々村さんが!

当然森はその告白も断りましたが、野々村は「まだ好きでいたい」と言いました。
彼女は福田を見ていて、諦めが悪いというのはとてもカッコ悪いけど、とてもカッコイイと思ったからだと言うのです。

福田とさとみが伊豆と東京で2回も会ったのは奇跡です。ただ、ここまではただの偶然にすぎません。3回目があって初めての奇跡となるのです。

「人はそれを運命と呼ぶ。奇跡起こして運命にしてこいや!」

運命の告白

再び板倉と森に背中を押された福田は、慌てて池に入り投げ込んだ消しゴムを探し出します。

「ところで伊藤は彼氏いないんだよな?」

moyoko

福田は肝心のことをリサーチしておらず、衝撃を受けます。

夜。
さとみを呼び出し確認すると、福田と再会した時、さとみは彼氏と別れた直後だったのだと答えました。
福田も、彼女がいたけど、さとみと再会したから別れたと正直に話します。

「俺は伊藤が好きなんだ。消しゴムをくれた時からずっと好きだった」

「消しゴム・・・?」

moyoko

さとみにとって、消しゴムのことはもはや遠い昔のことでした。

さとみの答えは「ごめんなさい」でした。
別れたばかりで今はまだ考えられないと言いますが、福田に脈があるかというと、そうではなく、さとみは福田のことを友達としか見たことがありませんでした。

でも、福田はそこで折れませんでした。
2人が偶然会ったのは2回目、告白もこれで2度目です。

「3回頑張れば世界は変わるんだよな!」

福田はさとみの連絡先の削除画面を見せます。
そして、必ず3回目の再会を果たすと宣言しました。

「今の、ちょっとグッと来た」

さとみはそう言って、福田の連絡先を削除しました。

moyoko

福田はちょっとショックを受けました。

「じゃあ、またね」

「うん、また」

2人はまた離れ離れになりました。
福田は、この思い切りを、「思い切り過ぎた」と後悔することになります。

何故なら、この次が来たのは6年後だったからです。

ドラマ『消しゴムをくれた女子を好きになった。』 第8話 感想&まとめ

中学、高校、大学と来て、一番重要なターンだった大学編が終わりました。

福田はさとみのことが忘れられず、初めての彼女と泣く泣く別れました。

「別れたくない」と泣く一美は、本当に可哀想でした。

一美と別れた福田はさとみに告白しますが、やはりさとみにその気はありませんでした。

20歳の2人はまた別れますが、次のシーンは福田は26歳になっていました。

次回からはリアルタイムの話になっていきます。果たして2人の運命はどうなっているのでしょうか!?

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