『賢者の孫』第10話あらすじ・ネタバレ感想と考察!シュトロームの知られざる壮絶な過去が明らかに。

アニメ『賢者の孫』第10話ネタバレ感想と考察!

出典:『賢者の孫』公式Twitter

人間だった頃のシュトロームが登場しました。

いかにも優男な感じの好青年シュトロームは、平民想いのお手本のような貴族でした。

今の魔人化した様子とはかけ離れた姿に、ある意味ショックを受けましたが、その過去も壮絶で敵ながら同情せざるを得ませんでした。

そんなシュトロームの過去から話から始まる第10話です。

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『賢者の孫』第10話あらすじ

アニメ『賢者の孫』第10話「滅亡する帝国」あらすじ

平民たちまでも次々と魔人化させたシュトロームにより、ブルースフィア帝国はとうとう滅亡へと追い込まれてしまった。

今まで貴族たちに虐げられてきた元・平民の魔人たちは、唐突に強大な力を得たことにより世界征服へと乗り出そうとする。

しかし、帝国の殲滅という目的を果たしたシュトロームは、生きる意味を見失っていた。

そして、自らの過去を語り始めるのであった…。

ついに明らかになる、シュトローム魔人化の秘話…!
出典:『賢者の孫』公式ページ

【ネタバレ】『賢者の孫』第10話の感想

シュトロームの過去

シンの浮遊魔法で空を飛ぶ研究会のメンバーは、楽しみながらも訓練を続けていました。

そんな中、一方でシュトロームは帝国の最後の主要都市を攻め落としていました。

帝国貴族を良く思わないシュトロームは、不満を持つ平民を魔人化させて帝国の転覆を図っていたようです。

帝国を落としたシュトロームは、帝国に対して尋常ではない恨みを持っていました。

仲間でさえも帝国への執念に疑問を抱いているほどです。

そこで、帝国への恨みの理由を語り出すシュトローム。

シュトロームが人間だった時のことです。ブルースフィア帝国の貴族だったシュトロームは、自分の領土で妻とお腹の中にいる子供と幸せに過ごしていました。

また領主としても優秀で、平民も不満ひとつない好環境を作り出していました。

そんな彼はアールスハイド王国を参考にして領土作りに励んでいたようです。

優しくて理想的な領主のシュトロームは何もかもが順調でした。

そんな彼の勢いを危惧した他の領主貴族たちが、シュトロームの失脚の計画を企てます。

シュトロームを王都に長期間呼び出し、その間に失脚の手はずを進めるという計画でした。

そうとも知らず、シュトロームは平民ファーストの政策を伝授するために呼び出されたと喜んで王都に出かけていきます。

その間にシュトロームの領土では女や子供が神隠しにあっているという事件が起きます。

そしてその神隠しの犯人は、領主のシュトロームが人身売買を行うためにさらっているというデマカセとなって領土中に広がります。

さらに、確なる証拠を提示するために、工作員たちはシュトロームの旗を掲げた馬車で奴隷を運搬しているところを平民に見せつけます。

これで完全にシュトロームへの信頼は怒りへと変わりました。

絶望するシュトローム、そして内なる魔人が覚醒

いまだに王都にいるシュトロームをよそ目に、平民たちは妻のいるシュトロームのお屋敷を攻撃します。

まず火を放ち、そして妻を殺めてしまいます。

妻の出産も近いということで、予定よりも早く帰ってきたシュトロームは帰りの道中で自分の屋敷が燃えていることに気づきます。

急いで戻ったシュトロームの目には、倒れている妻と燃える家がありました。

そして反乱を起こす平民たち。平民たちはシュトロームを追求しますが、シュトロームは自分がしていないことを主張します。

そして自分を陥れるための計画の穴を平民に説きます。

我に返った平民はシュトロームに謝罪を入れるも、時すでに遅しです。

自分を騙した帝国貴族、そして簡単に騙されて自分の大切なものを奪った平民たちに絶望します。

そして怒りがピークに達した時、内に眠るシュトロームの魔人の部分が姿を現します。

魔人に目覚めたシュトロームは、自分の領土を丸ごと吹き飛ばしてしまいます。

そして帝国への復讐を決意するのでした。

今回、帝国への復讐を果たしたシュトロームは、目的がないとこれ以上の活動はする気がないと言います。

力を手に入れて、力に満ち溢れている魔人たちは何もしないならと出て行ってしまうのでした。

アルティメットマジシャンズ

シュトロームの過去の話を聞いた部下は、シュトロームの次の目的を作るため、唯一シュトロームに対抗できるシンと戦わせようと、シンのいるアールスハイド王国の隣国を襲ってシンをおびき出そうとします。

隣国で魔人が現れたと報告を受けた研究会のメンバーは、魔人を撃退するために隣国へと出陣していきます。

そして魔人撃退するための部隊を、研究会ではなく「アルティメットマジシャンズ」と名前を変えて、ド派手に空を飛んで隣国へと向かうのでした。

『賢者の孫』第10話で判明したこと

今回は、シュトロームの人間だった頃の過去が明らかになりました。

優しい男だったシュトロームの末路

シュトロームの過去が判明しましたが、あまりにもかわいそうな過去で見ていて辛かったです。

そして見た目からもわかるように、やはり人間の時は平民想いの優しい男だったのです。

妻と生まれてくる子供との明るい未来が待っていたはずなのに、家が焼かれているシーンはもう言葉になりませんでした。

それと、これまで良くしてくれたシュトロームを、こんな簡単に裏切る平民にも腹が立ってしまいました。

ただの敵ではないような気がしていましたが、今回で少しはシュトロームを好きになれたと思います。

『賢者の孫』今後の考察

今回は、隣国に現れた魔人を倒すために向かったシンたちの戦いについて考察していきます。

出陣!アルティメットマジシャンズ

いよいよ魔人と戦う時が来ました。

究極魔法研究会、改めアルティメットマジシャンズは、もう十分に魔人と戦えるとはいえ実践は初めてです。

今回は特にシンを最初から狙った戦いなので、シン中心の戦いになりそうですがシンは最強です。

あまりの戦力差に、魔人側はシシリーを使って何か駆け引きをしてきそうな気がします。

『賢者の孫』第10話まとめ

帝国を陥落させたシュトロームは、かつて自分が魔人になったきっかけを語り出します。

一方で部下たちはそんなシュトロームの次なる目的を作るために、シンと戦わせようとします。

その手始めとしてアールスハイド王国の隣国へと魔人を送り込み、シンをおびき寄せようとするのでした。

要点まとめ
  • シュトロームの過去
  • アルティメットマジシャンズ誕生

魔人たちとの戦いが、ついに始まります!

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