ドラマ『けむたい姉とずるい妹』 第6話 新たな呪いの幕開け! 不倫する男はまた繰り返す・・・。

©「けむたい姉とずるい妹」製作委員会

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らん(馬場ふみか)が出て行ってから2週間。じゅん(栗山千明)と律(栁俊太郎)は静かな生活を送っていました。

じゅんの律への思いが高まる一方、律を手に入れたことで今度はじゅんが不安になる方だと同僚に言われ、だんだんと不安が増していきます。

一方、律を諦めきれず、じゅんから取り返すことを画策していたらんですが、母親への思いがまざりあってしまい人知れず苦悩していて・・・。

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ドラマ『けむたい姉とずるい妹』 前回振り返り

律(栁俊太郎)は、らん(馬場ふみか)と浮気をしていませんでした。

らんが嘘をついていたことに激怒するじゅん(栗山千明)。しかし、律は「自分が悪い」と言います。

一方でらんは、律がじゅんへの思いを再燃させたことに気がつきながらも、自分の元へ繋ぎとめようとどんな手でも使うと心に誓います。

そして律に妊娠していると嘘をつき、それがじゅんと律にバレた時、らんは家から出て行きました。

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【ネタバレあり】ドラマ『けむたい姉とずるい妹』第6話あらすじと感想

台風一過

らん(馬場ふみか)の嘘が発覚し、家を出て行ってから2週間。
東郷家は台風が去ったかのように静かになっていました。
じゅん(栗山千明)は、律(栁俊太郎)のために甲斐甲斐しく朝食を作ります。

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洋食派のらんとは正反対の和食ごはんです。

じゅんは、律と2人きりになった途端彼を意識してしまいます。

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律の足音一つ、言動一つで胸をときめかせています。

律が手に入ったことで、「浮かれている」と同僚に指摘されるじゅん。
しかし、浮かれていられるのも今のうちだと同僚は言います。

「不倫する男はまた繰り返す」

ただでさえ姉妹間をふわふわしている男、それが律です。
じゅんは、らんが出て行ってから律に触れられていないことに気がつきます。

「今度はあんたが心配する番だよ」

moyoko

じゅんはだんだんと不安になってきました。

じゅんが帰宅すると、家の中は真っ暗。不安を抱えながら家の中に入ると、律は廊下で眠っていました。
律の寝顔を見て安らぐじゅん。

「大丈夫。今のこの気持ちを信じよう」

ところが、律のスマホかららんのSNSの通知が表示されました。
らんは、グランピング施設で自然を満喫している様子をSNSに投稿し続けていました。
らんは律の寝顔写真をアップし、明後日の自分の誕生日に夫と2人で祝うのが楽しみだとコメントしています。

2人は終わったと思っていたじゅんは動揺します。

moyoko

呪いは解けたのではなく、新たな呪いが発動してしまったのです。

らんの計画

じゅんは、かつてのらんのように「大丈夫」と言い聞かせていました。

moyoko

じゅんとらんで「大丈夫」の無限ラリーです。

一つだけ言えるのは、らんは律を諦めてはいないということです。

じゅんの考え通り、らんは律を諦めてはいませんでした。
「すぐそばにいるのが有利とは限らない」と、らんなりの作戦で律を取り戻すつもりでした。

当の律は「疲れている」と言ってじゅんの方を見ようとしません。じゅんはますます不安になっていきます。

「こっちを見て。私を見てよ。」

moyoko

律、罪な男・・・。

今日はらんの誕生日。何時に帰るかわからないという律に、じゅんは思い切って「デートしよう」と誘います。
高校の時のように、2人で食事をして夜景を見るデートがしたい。じゅんがそう言うと律は「頑張って仕事早く終わらせる」と応えてくれました。

実は、律はずっと温めてきていた小説を編集長に見せたところ、色よい返事をもらえず落ち込んでいました。
この話は、原型のストーリーを眠れないらんに聞かせていたものでした。らんは、ずっと興興味深そうに話を聞いてくれていました。

律の担当作家は「そうやってずっと奥さんを支えてきたんだね」と言いました。

moyoko

そういう存在が一人いるだけで、人は生きられるものです。

でも、律は13年間自分がそばにいたことで、らんを不幸にしたと思っていました。

その夜、律とじゅんは夜景デートをし、2人で写真を撮りました。
じゅんは嬉しそうにしています。律はそんなじゅんを「美しい」と思い、らんが出て行って以来初めてじゅんの手を握ります。

moyoko

その間、らんはずっと律を待ち続けています。

家のそばの横断歩道まで来た時、非通知着信がありました。
律は嫌な予感がしながらも電話に出ます。

「来てくれなかったら、私、死ぬから」

moyoko

らんは律に呪いをかけました。

信号は青になります。じゅんを追いかけたあの時、母が病院に運ばれた時のことを思い出す律。
でも、あの時とは同じ間違いはしないと、律はじゅんの手を取って横断歩道を渡りました。

moyoko

よく決断しましたね。

私はずっと一人

律は光(桜田通)に頼んでらんのところに行ってもらいました。
光は「律くんはもうらんらんのことは見ていない」と言います。

らんだって、そんなことはわかっています。
自分がどんなに頑張っても無駄。母親だって、手をつなぐのも頭を撫でるのもいつも姉だけでした。

「みんな同じ。どうせ私を見ない。私はずっと一人」

moyoko

らんの意識は、母親との関係に向かっていきます。

じゅんもじゅんで、母親に優しくしてもらえなかったことで寂しさを抱えていました。

moyoko

姉妹の記憶は完全に交差してしまってるんですよね・・・。

「私を見て。一人にしないで、お母さん・・・」

かといって、らんは一人になりたくないから律を取り返したいわけではありません。
律が好きだから。好きでなければ、13年も一緒にいることは出来ません。

moyoko

律だってそのはずなんですよね。本人は気づいていませんが。

一方、律の小説は上手く行っていませんでした。
担当作家に頼んで持ち込んだ小説も、結果は惨敗。律はそのことをじゅんに話せないでいました。

そんなことを知らないじゅんは、「律の小説を読みたい」「諦めないで」と言って律の背中を押し続けました。

moyoko

それが律にとってだんだん重荷になっていきます。

いつの間にか、じゅんと律の間で、お互いが距離を感じるようになってきました。
じゅんといても、思い出すのはらんのことばかり。

その時、ずっと情をかけていたと思っていたらんに、実は自分が支えられて救われて来たのだと気づいてしまった律。

「俺はバカだ・・・」

律は、そっとじゅんの手を離します。

「じゅんちゃん、ごめん・・・」

律は、涙を流します。

手に入らないものは美しい。
でも、美しいだけ。ただ、それだけ。

ドラマ『けむたい姉とずるい妹』 第6話 感想&まとめ

律・・・気づくの遅すぎますよ・・・。

そして何回「じゅんちゃん、ごめん」って言うんですか!!

2人の姉妹を傷つけまくる律。むしろ「お見事」というほかありません。

ただ、この姉妹バトルは根底に母親との関係があります。それをめぐってもう一波乱二波乱ありそうな気がします。今後の展開が気になります!

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