ドラマ『けむたい姉とずるい妹』 第5話 私(あたし)だけを見て! 律をめぐって姉妹のバトルが加速する!

©「けむたい姉とずるい妹」製作委員会

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律(栁俊太郎)は、らん(馬場ふみか)と浮気をしていませんでした。

らんが嘘をついていたことに激怒するじゅん(栗山千明)。しかし、律は「自分が悪い」と言います。

一方でらんは、律がじゅんへの思いを再燃させたことに気がつきながらも、自分の元へ繋ぎとめようとどんな手でも使うと心に誓います。

そんな時、らんは食事中に吐き気をもよおして・・・。

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ドラマ『けむたい姉とずるい妹』 前回振り返り

ついに2人で逃げ出したじゅん(栗山千明)と律(栁俊太郎)。気持ちが溢れた2人はその夜ついに結ばれます。

翌朝、疑いの目を向けるらん(馬場ふみか)の前で平静を装う二人。

そんな中、じゅんの勤めるクリニックにらんが来院し、状況は一変します。

そしてじゅんは律から「らんとは浮気をしていない」という13年前の衝撃的事実を聞かされます。

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【ネタバレあり】ドラマ『けむたい姉とずるい妹』第5話あらすじと感想

律は私のもの

13年前、律(栁俊太郎)がらん(馬場ふみか)と浮気をしていなかったという衝撃的事実を知らされたじゅん(栗山千明)。
らんが嘘をついて自分たちを別れさせたと気がついたじゅんは、怒りを爆発させます。

moyoko

でも、その嘘を信じたのはじゅんなんですよねぇ・・・。

しかし律は、「自分が悪い」の一点張り。
律が気持ちを押し殺していたせいで、2人を苦しめてしまったのです。

「あいつと一緒にしないで!」

妹に怒りをぶつけようとするじゅんですが、律はらんとは、自分だけが話すと言います。

moyoko

何故なら、2人は「今は夫婦だから」です。

「ずるくない? 私だけ見てよ!」

律は家に帰り、らんと話そうとします。
すると、らんは律に「煙草吸っていいよ」と言います。知っていて怒らなかったのは、「やめようとしてもやめられないものもある」ということがわかっているからです。

moyoko

それは人の気持ちも同じですね。

らんは律が姉のことを忘れられないことをわかっていました。
ずっと姉をうらやんでいて、姉の大事なものを手に入れたら姉になれるのではないかと思っていたらん。

今は、姉が一番欲しいものを手に入れています。
らんは律が好きだし、今は律は自分のもの。

「りっくんを繋ぎとめるためなら、私はなんでもやるから」

moyoko

それを本人に言っちゃうっていう・・・。

らんを担当していたじゅんの同僚が、ついにらんがじゅんの妹だということに気がつきました。

「妹さん、全部気づいてるんじゃないの?」

じゅんは、ただの自分への嫌がらせだと返します。
でも、らんに嫌な思いをさせているのは、じゅんも同じです。
じゅんにしてみれば、先に奪ったのはらんの方です。でも、今は律はらんの夫なのです。

同僚は言います。「元カレだからって、奪っていい理由にはならない」と。

moyoko

ごもっとも。

「私は旦那を取られたら、どんな理由があっても許さないし、壊されたくない」

その言葉はじゅんの胸に突き刺さりました。
同僚が心配してくれているのもわかっています。でも、今のじゅんは律を諦めることなんて出来ません。

moyoko

手に入らないものは美しい というやつです。

一方で、じゅんのおかげで再び小説を書こうと一念発起した律ですが、思うように筆が進んでいませんでした。
律の不倫に気がついている担当作家は、「どちらを選ぶのか」と律に問います。

でも、律はどちらを選ぶでもなく、諦めていた小説に向き合うきっかけが出来たことに感謝し、「大切なものに向き合うチャンスを、今は大事にしたい」と答えました。

moyoko

またしても律はずるい答え方をしましたね。

らん、妊娠

らんは、じゅんと律のことを従兄弟の光(桜田通)に話しました。
あっけらかんとしているらんに驚く光。らんは、もし律が姉のことを好きだとしても、最終的に自分を選んだのは事実だと言います。

moyoko

しかし、はっきりさせるのは困るとらんは言います。律が離れてしまうかもしれないからです。

その時、らんが突然吐き気を催しました。

「らんらん、もしかして・・・」

moyoko

もしかして・・・!

じゅんは、仕事の帰り道、律と話をした土手で煙草を吸いながら、律が現れないかと期待していました。

その時、らんと一緒にいた光が橋の上からじゅんに声をかけてきました。

「じゅんちゃん、昔のことは忘れようよ」

じゅんが何のことかわからないとはぐらかすと、光はらんに赤ちゃんが出来たと伝えてきました。

moyoko

周りの音が無音になるじゅん。

その頃、らんは帰宅した律に、妊娠したことを告げていました。
何も言わない律に向かって、「もう私だけを見てくれるよね?」と心の中で唱えるらん。

その夜、縁側にいるじゅんに近づいてきた律。
じゅんは、「何も言わないで」と願いますが、その願いはかないませんでした。

「じゅんちゃん、ごめん」

moyoko

ごめん じゃないんですよぉぉぉぉ!

次の朝、仕事を休んだじゅんは「もうここには私の居場所はない」と荷物をまとめ始めました。
子供の頃、らんに魔法のステッキを取られた時、らんは自分に呪いの魔法をかけたのかもしれないと思いました。

その時、じゅんは置いたままにしてあった母のネックレスの存在を思い出します。

それは、母が最後の入院前にじゅんにくれたものでした。
母は、これをつける時いつも「幸せになれる魔法がかかったネックレス」だと言っていました。

しかし、じゅんが箱を開けてみると中身は空っぽでした。
またらんが取って行ったのだと思ったじゅんは、らんの部屋を探します。その際、ゴミ箱から妊娠検査薬の空き箱を見つけます。

moyoko

もしかして・・・?

嘘の関係

そこへ、留守にしていたらんが帰ってきました。
らんは、やはり母のネックレスをしていました。じゅんが「返して」と言っても、返してくれません。

「私から全部奪おうとして・・・」

「お姉ちゃんだって取ろうとしてるじゃん!」

じゅんとらんは律をめぐって大喧嘩になります。
じゅんはらんの嘘のせいで自分たちは別れることになったと責め、らんは律は自分を選んでくれたと主張します。

moyoko

どっちも事実だけに・・・むぅ・・・律め・・・。

じゅんは律がらんと一緒にいるのは、同情からだと言いました。
自分たちが本当の関係で、らんたちは嘘の関係なのだと。

moyoko

それはちょっと言いすぎですよ。

「私たち、パパとママになるんだもん!」

らんはそう言いますが、じゅんは知っていました。らんが使った妊娠検査薬では、陰性だったことを。

じゅんは、ネックレスをらんにあげると言いました。

「私は大切なものをもう手に入れたから」

らんが家を飛び出そうとすると、律が玄関先にいました。

moyoko

うわ~・・・全部聞いていたみたいですね。

らんは、自分を選んでくれた律との間には、必ず赤ちゃんが来てくれるはずだと信じていたと弁解します。

moyoko

でも、嘘は嘘です。

橋まで来て、母のネックレスを捨てようとしたらん。
でも、結局捨てることはできませんでした。

「あたしだけ見てよ・・・」

母に見てもらえず、寂しい思いをしていたらん。
律だけは自分を見てくれると信じていました。でも、結局律も見ていたのは姉の方だったのです。

ドラマ『けむたい姉とずるい妹』 第5話 感想&まとめ

決定的に溝が深まった感のある姉妹。律が「俺が悪い」と言ったのはまったくその通りで、律が煮え切らない態度をとるせいで、家の中はぐちゃぐちゃです。

かといって、13年前律を信じなかったじゅんも悪いし、嘘をついたらんも悪いし、誰かが一方的に悪いということはありません。

3人の関係はこれからどうなっていくのでしょうか?今後に目が離せません!

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