ついに2人で逃げ出したじゅん(栗山千明)と律(栁俊太郎)。気持ちが溢れた2人はその夜ついに結ばれます。
翌朝、疑いの目を向けるらん(馬場ふみか)の前で平静を装う二人。
そんな中、じゅんの勤めるクリニックに思いもよらぬ人物が来院し、状況は一変します。
そしてじゅんは律から13年前の衝撃的事実を聞かされます。
目次
ドラマ『けむたい姉とずるい妹』 前回振り返り
引っ越しパーティーの夜。律(栁俊太郎)とじゅん(栗山千明)はキスをしました。
じゅんへの気持ちが高まっていく律。しかし、幼い頃から感情を抑えることをしてきた律は、自分の気持ちを押し殺していました。律もまた、母親から呪いをかけられていたのです。
一方、妹のらん(馬場ふみか)もじゅんに律を奪われるのではないかと不安に駆り立てられ「私は大丈夫」と自分に言い聞かせる毎日を送っています。
律は、じゅんから「自分の気持ちは自分のもの」と言われたことで心を解放し、じゅんの手を取って家とは反対方向へ走り出しました。
【ネタバレあり】ドラマ『けむたい姉とずるい妹』第4話あらすじと感想
やっぱり私のもの
家の前で、手と手をつなぎ合わせたじゅん(栗山千明)と律(栁俊太郎)。
じゅんは「13年前のあの日がなければ、律はまだ自分のものだったかもしれない」と思います。
律は「13年前のあの日、本当のことを話せたら、今でも一緒にいられたのだろうか」と思います。
そして二人はどちらからともなく踵を返し、家とは反対方向へ走りだしました。
その後遂に二人はホテルで結ばれます。
律の腕の中で、じゅんはこう思います。
「やっぱり律は私のものだ」
らん(馬場ふみか)は、電話にも出ない律を待ち続け、一人で夜を過ごしました。
翌朝姉の部屋を見ても、帰ってきた形跡はありません。
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じゅんが出勤すると、昨日と同じ服で来たことで同僚に怪しまれます。
「まさかやってないよね?妹の旦那と」
同僚はじゅんが深みにはまっているのではと心配していました。
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一方の律も、担当作家に“何かあった”と見抜かれていました。
作家によれば、男は“そういうこと”があると、自信や余裕などをまとってくるのだそう。
そして、女はそれを嗅ぎ取れるとも言いました。
「遊びだったらやめときな」
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律が帰宅すると、らんがごちそうを作って待っていました。
1日遅れの受賞のお祝いだと言います。
夫婦で食事をしていると、じゅんが帰宅しました。
らんは縁側で煙草を吸うじゅんと、食事中の律に「昨日はどこに行ってたの?」と聞きました。
じゅんと律はもちろん嘘をつきます。
「大丈夫。らんは気づいてない」
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大切なものは諦めない
その夜、じゅんは母の写真に向かって問いかけます。
「大好きな人を手放して後悔しなかった?」
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すると、「眠れない」という律が起きてきました。
二人はいつものように縁側に座ります。
律は、これまで欲しいものを手に入れられない人生を歩んできました。
だから、じゅんとのこともまたなくなってしまうかもしれないと思って怖いと言います。
「小説みたいに」
書くのを諦めたという律に、じゅんは「書きなよ」と背中を押します。
「大切なものは諦めちゃダメなんだよ」
じゅんは煙草をくわえて、無言で律の方へ向けました。
既に火をつけていた律は、顔を近づけてじゅんの煙草に火をつけます。
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二人の姿を見ていたらんは、「キスをしている」と思いました。
「私の宝物は絶対に渡さない!」
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招かれざる客
じゅんの同僚が、新規のカウンセリングを担当することになりました。
食欲もなく、眠れないというその患者が言うには、「妹の夫と関係を持ってしまった」というのです。
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らんは、「彼は昔、私の恋人だった」「妹のことは嫌いだった」と話します。
じゅんから聞いている話とそっくりだと感じながら、らんの話を聞く同僚。
最後に、らんは尋ねます。「妹の家庭は壊れるでしょうか?」と。
同僚は夫婦は簡単には壊れない。深入りする前に一度ブレーキをかけた方がいいとアドバイスしました。
そのことをじゅんに報告すると、じゅんは「頭ではわかってても出来ないこともある」「気持ちが先行してしまうこともある」とその患者をかばう姿勢を見せました。
同僚はじゅんに自分が傷つく前に冷静になれと忠告します。
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一方律は、担当作家に小説を書き始めると宣言。
作家は賛成しますが、なぜ急に書く気になったのかと尋ねます。
「読んでほしい人がいるんです」
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じゅんが帰宅すると、らんは律に料理を手伝わせていました。
そんな二人を複雑な気持ちで見つめるじゅん。
家事や料理はそれぞれ別ですることになっているので、じゅんは部屋にこもります。
すると、らんは「一緒に食べよう」と強引にじゅんを誘います。
らんは、これから自分達に子供が生まれたら、じゅんに面倒を見てもらいたいから仲良くしておこうと思っていると話しました。
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その夜、らんは律を誘います。
一度は断ろうと思った律ですが、らんが「嫌いになったの?」と始まったので、受け入れることにしました。
「大好きりっくん。ずっと一緒だよ」
らんは、行為中の声を家中に響かせました。
まだ起きていたじゅんは、慌ててイヤホンをして耳をふさぎます。
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13年前の真実
翌日、じゅんは隣の席の同僚が電話で「三島さん」と言っているのを聞きました。
不審に思ったじゅんは、同僚のカルテを盗み見します。
そこでじゅんは、らんが何もかも分かっていながら、見せつけていたことに気がつきます。
「自分が傷つく前にブレーキをかけた方がいい」
じゅんは、自分が失ったものを取り戻せると期待していたのかもしれないと反省します。
そして、らんに頼まれてトイレットペーパーを買ってきた律に生活感を感じ、呆れて笑えてきました。
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「どうしてあの時、らんと浮気したの?」
じゅんは「最後に聞かせて欲しい」と律に尋ねます。
「してないよ、浮気」
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13年前のあの時、らんは確かに「りっくんとホテルに行った」と言いました。
律はもう一度「らんちゃんと浮気していない」と言いました。
らんが嘘をついて、おもちゃのように自分から律を奪った。
「律はずっと私のものだったんだ」
じゅんは律にキスをし、らんが帰ってきても体を離そうとはしませんでした。
「もう奪わせない・・・!」
ドラマ『けむたい姉とずるい妹』 第4話 感想&まとめ
とうとう一線を越えてしまったじゅんと律。泥沼の始まりです。
律の心はずっとじゅんのものですが、律はらんとの生活をつつがなく行うことができます。
姉妹の間を行ったり来たりする律に、だんだん腹が立ってきました。
じゅんもどうしてあの時らんの証言だけを信じたのでしょう?
らんはらんで、じゅんのクリニックに患者を装って潜入するという恐ろしいことを始めました。世にも恐ろしい姉妹バトルは今後どうなるのでしょうか?次回も必見です!