『これは経費で落ちません!』第4話あらすじ・ネタバレ感想!カリスマ的なセミナーの裏に隠された実態とは?

ドラマ『これは経費で落ちません!』第4話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:MANTAN WEB

社内の経理問題に真摯に向き合わざるをえなくなる森若(多部未華子)が奮闘する姿が面白い『これは経費で落ちません!』第4話は、総務部によるコーヒーサーバー導入戦争!

総務部のOLの横山窓花(伊藤麻実子)たちがコーヒーメーカーでコーヒーを入れて回っているのが、今の天天コーポレーション。

そこに同じ総務部の平松由香利(平岩紙)がコーヒーサーバーの設置を提案。

横山と平松、ふたりのOLを中心にコーヒー戦争が勃発し、森若も巻き込まれていくのですが、どうやらそれだけでは済みそうにありません。

女性が自分らしく生きるためのセミナーに通う森若の噂を聞いて、太陽(重岡大樹)はそわそわします。

しかし、森若はどこまでも森若。そこは安心です!

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『これは経費で落ちません!』第4話あらすじ

コーヒーメーカーのコーヒーを皆に淹れて回る横山窓花(伊藤麻実子)に対して、コーヒーサーバーをリースする稟議書を出そうとする平松由香利(平岩紙)。

この総務女子の争いに森若さん(多部未華子)も巻き込まれ、由香利は自身が通う女性の生き方セミナーに森若さんを誘う。

講師の三並愛美(須藤理沙)は、未来の可能性に投資することを聴講者に説くが、一方で三並が由香利の稟議書のコーヒーサーバーのリース先の社長であることがわかり…
出典:『これは経費で落ちません!』公式ページ

【ネタバレ】『これは経費で落ちません!』第4話の感想

総務部女子社員のコーヒー戦争

天天コーポレーションでは、横山窓花(伊藤麻実子)をはじめとした総務部の女子社員たちが、社員たちにコーヒーを淹れて回ることが当たり前となっています。

それは、代々コーヒーを淹れる女性が玉の輿に乗ることができるというジンクスがあるからです。

横山もその座を狙っており、コーヒーどころかアイロンなどの便利グッズもいつも持ち歩いており、もはや四次元ポケットを所持しているのではないかという勢い。

つまり、仕事をしながら婚活をしているのです。

そんな中、総務部のお局である平松由香利(平岩紙)が、経理部にコーヒーサーバーの設置を申請、その必要経費を記したものが経理部まで届いたのです。これが大変な問題です。

コーヒーは自分で好きなタイミングで自分で淹れろと考える平松と、コーヒーを淹れて回り自身が気が利く女ということをアピールしたい横山が対立。

勝手に判子を押した総務部長の新島(モロ師岡)と共に、森若(多部未華子)が責められます。

「とにかく、この件は保留します!まずは総務部でよく話し合ってください!」

そう言って森若退散!

そしてこれがきっかけで、総務部のコーヒー戦争が勃発するのでした。

あなたは横山(伊藤麻実子)派?それとも平松(平岩紙)派?

コーヒーサーバーの設置を阻止したい横山は、他の女性社員たちと共にコーヒーを淹れて歩くことに精を出します。

とにかく、部長クラスを押さえようと必死で、総務部長の新島なんて絶好のターゲット。

朝昼晩と必ずいっぱい淹れに来る横山。

たまにコーヒー豆の種類を変えてのアプローチ。

みなさんの仕事の効率を上げるためなのですが、それにしてはやり過ぎです。

やはり玉の輿ジンクスのためでしょうね。

女子社員がコーヒーを淹れてくれるということに賛成なのは、営業部部長の吉村(角田晃広)や経理部の佐々木真夕(伊藤紗莉)。

コーヒーサーバー設置に賛成なのは、経理部の田倉(平山浩行)と新発田しばた(吹越満)。

やたらとコーヒーサーバー不要を主張される新島は、実はコーヒーサーバーの設置に賛成。

だからこそ、平松の書類にさっさと判子を押したのです。

こんなにいつも横山が頑張っているのに…って思いますが、よく見ると新島は結構嫌な顔してます。

実はコーヒーが嫌いなのです。

これを朝昼晩と毎日のようにやられてたら…拷問ですわ。

しかも、新発田から「コーヒーサーバーだとお茶や紅茶も淹れられるみたいですよ」と言われ、さらに心が動きます。

森若(多部未華子)、意識高い系セミナーへ行き、未来に不安を感じる

このコーヒー戦争で一番重要なのは、実は森若の票なのです。

今までの実績を考えればわからないでもありませんが、森若の意見はかなりの人が左右されます。

特に太陽(重岡大樹)なんてすぐ同意しそうですよね。

しかし、森若的にはどっちでもいいのです。

さらにはコーヒー戦争よりも森若と距離を縮めたい太陽も「どっちでもいいです」と言っちゃいます。

なんとしてでも票が欲しい横山は、森若に映画のチケットを渡そうとしますが、なんとわかりやすい賄賂なのでしょう。

この現場を見た平松は、借りを作ってもらう必要はないと言いつつ、森若をあるセミナーに連れて行きます。

そこは、サウス&スターという会社のセミナーで、女性が活き活きと生きていくための啓発を行うところみたいです。

実は、平松が導入しようとしているコーヒーサーバーは、このサウス&スターが取り扱っているモノ。

つまり平松は、自分が関わっている会社の商品を、新しい取引先として天天コーポレーションに介入させようとしているということです。

政治家であれば贈収賄ということでマズいのですが、一般企業ですからね。問題はありません。

このサウス&スターの社長である三並愛美(須藤理沙)の言葉を聞いたことで、森若はもっと三並の話を聞きたいと思うようになります。

というのも、同僚が彼氏からプロポーズをされたり、母親が健康診断で引っかかったことで、森若も先の未来が不安になってしまったのです。

森若がが三並に興味を持ったとわかると、平松は森若と距離を縮めようと食事に誘います。

それを横山派の人が見たならどう思うでしょうか?向こうの派閥に行ったと思いますよね。

だから他の社員へのアプローチを強化させます。

セミナーに対してNOとはっきり言える森若(多部未華子)のブレなさがすごい

三並の言葉を聞いた人たちは彼女に影響され、どんどん本やDVDを購入します。

それだけ三並の影響力は大きく、女性たちの心を惹きつけます。

森若も一時は人生をより良いものにするため、三並の言葉をもっと聞きたいと思うようになったのですが、費用を言われて意見を変えました。

この先も三並とマンツーマンで話をするためには、50万円が必要。

しかし、この先の人生を良くしていくためには必要なこと。先行投資をなくして、幸せなんてつかめないわよと言われます。

実際、先行投資なくして得るモノがないというのもわかります。

しかし森若は、これが高いという理由で断ったのではありません。

「明細を教えてください」

この質問!森若らしい!

この質問に対して三並が「特にない」と言ったことで、不明瞭なものにお金は出したくないと言って去っていく森若。

かっ…かっこいい!と思ってしまいました。

太陽(重岡大樹)、それはプロポーズでは?

森若が自己啓発セミナーに行っているなんて噂を聞いたら、太陽は気になって仕方がありません。

仕事終わりに森若を捕まえ、悩みがあるなら言ってほしいと言います。

すると森若は、この先一人で生きていくことを考えると、色々と考えなくてはならないのだと言います。

どうして一人で生きていくと決めつけるんですか!?

森若に惹かれる太陽なら当然出てくる言葉です。しかし、森若の方も自分が奥手であることをよく理解しています。

しかもセミナーでは、専業主婦など地獄である、相手に人生を任せるような人生で良いのかなど、結婚に不安をもたらすような発言もされて、より一人で生きていかなくてはならないと思ったのでしょう。

「僕が隣りにいます。一生隣りにいます!」

一生いますって…それプロポーズの時にいう言葉なんですが…え?太陽くん、今ちゃっかりプロポーズした?

やっと2人で食事に行けると思えば妨害が入り、仕事以外でメチャクチャ避けられている太陽。

交際もまだなのに思い切った発言です。

これに対して森若は大慌て!

「結構です!」と言い切って帰ってしまいました。

森若さん、もう遅いです。そんなに動揺するということは、もうすでに太陽があなたの心に棲みついているということですよ。

この数話でだけでも、太陽と出会ったことで確実に森若は変わってきました。

恋愛に奥手な相手に対し、下の名前で呼び続けるアピールは本当に強いです。

この特別感は他の異性への牽制にもなりますしね。

山田太陽、侮れません。

うさぎを追わずにはいられない

森若がセミナーへの入会を断ったことは、すぐに平松の耳にも入りました。

そりゃそうです。平松はずいぶん信頼されているみたいですから。

コーヒーサーバー設置の稟議書を申請した張本人にも関わらず、平松はこの先自分は会社を辞めて、サウス&スターの副社長として働く予定だと言い出します。

何だと!?って思いもしたんですが、実は森若も社員にならないかと言われたのです。

そんなことを聞いていると、だんだん信用ならないサウス&スターの三並さん。

改めて稟議書を見直し、サウス&スターの経理状況を見た森若はあることに気づきました。

うさぎを追うな、うさぎを追うなといつものように言い続けますが、動かずにはいられません。

平松とともに再びサウス&スターへと訪れた森若は、会社の収益について質問をしました。

現在の会員数が300人と言った三並。

会費は1人50万と聞いていたのにも関わらず、総収益が7,000万円台と非常に安いのです。

何を言いがかりを付けようとしているのだと、平松は嫌な顔をします。が、三並が言い訳をしていくにつれ、平松の中の三並への信用がガタガタに崩れていくのです。

セミナーはもっと安い費用のバージョンもある。

300人は言い過ぎた。

これは…詐欺がバラされるときの言い訳じゃ!

次に森若が指摘したのは、本やDVDの収益が含まれていないことでした。

会費にプラスして本やDVDも販売していれば、その分で数字も上がっているはずです。

あれは配布物だといえば、会員のブログで「購入した」と書かれていたことを指摘。

実際平松も、初期費用の50万以外にもお金をつぎ込んでおり、ここに至るまでに300万円を支払ったのです。

しかも所得隠しをしているということは、平松がコーヒーサーバーを天天コーポレーションに導入しても、その収益の存在は明るみに出るモノではなくなるということです。

「あなた、何者なの?」

税務署の者だったらそこで終わりですが、違います。

天天コーポレーションの経理部員であることを明かす森若。

そして、この収益表からサウス&スターは信用できないと判断したと、三並に告げて去りました。

もうなんか…森若さんがすごすぎる。

政治の現場にこういう人を置いてほしいと思ってしまうほどすごいです。

一寸先は闇か光か。決めるのは今の自分

サウス&スターのコーヒーサーバー導入は、森若の調査により却下となりました。

しかし、これでコーヒーサーバー設置が却下になったわけではなく、別の会社の物を探すことになったのです。

どうやら、あの横山たちのコーヒーを断れない人が新島部長の他にもいたみたいです。

平松としてはコーヒーを淹れて点数を稼がず、仕事をして結果を残せと思っています。

そして、効率を測るためには、コーヒーサーバーが必要と思い、この提案をしたのです。

さらには、三並からの好感度を上げたかったからというのもありました。

しかし、森若を連れてきたことで、築いた関係も300万円も水の泡です。

これに対して、森若はコミュニケーションも仕事の効率を上げるために大事なことだと言います。

そして、幸い自分たちは会社に勤めています。

なので、そこでしっかりと成果を上げ、それ相応の対価を得ていくことに幸せや生きがいを感じるのも悪くない、そう森若に言われた平松はちょっと考え方を変えたみたいです。

幸い、森若のお母さんも再検査では問題なし!今回も無事解決となりました。

『これは経費で落ちません!』第4話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

もっと幸せになりたい、あれが欲しい、これが欲しい、もっと欲しい!と、人はないものを求めがちで、現状に満足できないことが多々あります。

そして、自分が手にしたものに目をやり、幸せを感じることを忘れがちです。

先のことなんて誰にもわかりません。お金で保障される未来なんてありません。

だからこそ、今を精一杯生きていくことが大事なんですよね。

今回、森若がそう思えるようになったのも、太陽がそう言ってくれたおかげです。

これは…だんだん森若にとっても太陽が必要不可欠な存在となっていくのではないかと思えてきました。

ふたりの恋はいかに!?

そして次回はどんなトラブルが待っているのか、森若はどうするのかが楽しみです。

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