「ジャンプSQ.」「少年ジャンプ+」にて連載中の城戸みつるによる同名作品をアニメ化した『カワイスギクライシス』。
あまたの星々を支配下に置く宇宙帝国”アザトス”の調査員であるリザ・ルーナが、派遣先の地球で”猫”と遭遇するところから始まるSFコメディです。
華澄の提案で、よぞらをお風呂に入れることにしたリザ。
猫は水が苦手と聞いていたので、各家のお風呂事情を聞いてみることに。
華澄と小町の手伝いもあり、よぞらの初お風呂に成功したリザは、お礼にカピバラの温泉が見られる動物園へ連れていきます。
そして、そこでカワイイの宇宙を体験することになり……。
早速、第6話「カピバラマ」をレビューしていきたいと思います。
目次
アニメ『カワイスギクライシス』前回第5話あらすじと振り返り
小町の友人が保護したという子猫を見に行ったリザたちは、ただでさえ可愛い猫の、より一層可愛い赤ちゃん時代に翻弄されました。
一方、リザは珍獣のポスター……もとい、パグのポスターを見つけ、それが迷い犬を探しているという内容だと教わります。
パグをきっかけに「ブサカワ」という新たな可愛さの概念を知ったリザは、飼い主に会いに行き、一緒に迷い犬を探すことに。
【ネタバレあり】アニメ『カワイスギクライシス』第6話あらすじ・感想
猫は液体?!
好奇心に負け、あくびをしているよぞらの口に指を入れてみたリザ。
嫌がるどころかリザの指を咥え始めたよぞらに、完全ノックダウン状態。
また、ある時はリザの入浴中にお風呂場へやって来て、水が苦手なのにもかかわらず浴槽まで近寄り、リザが入っている湯の水面を舐め始めました。
そんなよぞらの行動の数々に、人の身体からは猫にとって美味しいエキスが出ているのではないかと考えたリザは、アマトたちにそう伝えようとします。
呆れた華澄が止めに入り、代わりによぞらをお風呂に入れようと提案しました。
猫が水を苦手とする理由に、毛が柔らかく乾きにくいという特徴があると知ったリザは、アマトたちに大ざっぱに概要を伝えます。
アマトは、猫は時に液体のように柔らかいと聞いていたため、液状なのに毛が生えている猫という未知の生物を想像し、さらに恐れおののくのでした。
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よぞらの初お風呂!
初めてお風呂に入るよぞらのために、小町や薫、向井の愛猫のお風呂事情を聞くリザ。
水を嫌がったり、不思議そうにしたり、逆にお風呂好きだったりと、猫も個体によってそれぞれだと知ります。
華澄と小町に手伝ってもらい、いよいよ初お風呂へ!
よぞらはシャワーを浴びせられるとリザに抱きつき、どんどん頭のほうへ登っていきます。
水を嫌がっているようには見えないので、リザごとシャンプーを始める華澄と小町。
リザにくっついていると安心するのか、よぞらは初めてのお風呂にもかかわらず、おとなしくしていました。
そのまま無事にシャンプーを終えたよぞらは、毛が濡れて一回り小さく見えます。
リザはよぞらが溶けてしまったと勘違いし、「?」を浮かべて慌てるのでした。
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癒やしのカピバラ風呂
ドライヤーを怖がらなかったよぞらは、毛並みも戻ってふわふわに。
よぞらにご褒美のおやつをあげながら、リザは華澄と小町に感謝します。
お礼に何かしたいと伝えると、華澄はカピバラの温泉を見たいと言いました。
そうしてリザの能力で瞬間移動した先は、「伊豆シャボテン動物公園」。
たくさんの動物が待つそこで、目的のカピバラに辿り着くべく、リザはアイマスクを装着しました。
これで可愛い動物を見て卒倒する心配もありません。
しかし、動物園スタッフの熊取千春(CV.依田菜津)を驚かせてしまったため、華澄と小町に連行されます。
以降、華澄の後ろに隠れて目を瞑り、可愛い動物を見ないようにして園内を進むリザ。
動物たちを見ながら話す華澄と小町に、「どうせ可愛いんだろ~!」と文句を言いながら目を背けます。
華澄の背中に引っ付いて悶えるリザと、頑ななリザを煽る華澄を見て、小町は「仲良いなあ」と思うのでした。
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ようやくカピバラの露天風呂に辿り着くと、華澄と小町は風呂に浸かるカピバラたちの姿を見て和みます。
一方リザは、初めて見るカピバラを「可愛い……のか?」と思い、不思議な気持ちになりました。
「可愛い!」とはしゃぐような顔ではないと感じるのに、その姿を見ていると気持ちが和み、一緒に温泉に浸かっているかのような気分に……。
華澄と小町に声を掛けられるまで意識がどこかへ飛んで行ってしまうほど、リザは癒やされ、夢見心地になっていたのです。
ラマの可愛さは異次元レベル?
カピバラを見た後、せっかく動物園に来たからには、もう一種類くらい見ていきたいと思ったリザ。
しかし、可愛い動物を見て卒倒してしまうと、瞬間移動の能力が使えなくなってしまいます。
その場合、華澄と小町は気絶したリザを連れて、自力で帰宅しなくてはなりません。
公共交通機関で3時間かかる道のりは険しく感じられ、二人はリザを置いてレッサーパンダを見に行ってしまいました。
言われるまま留守番をしていたリザですが、カピバラを見ても卒倒しなかったことが自信になったのか、一人で動物園にチャレンジします。
先ほど華澄が可愛いと言っていたラマの前に辿り着いたリザは、初めて見るラマに惹きつけられ、固まってしまいました。
そんなリザを見つけた千春は、ラマの可愛さを熱弁します。
ラマ好きだった千春の言葉とラマの表情に魅入られたリザは、「宇宙を感じる」ほどのラマの可愛さに骨抜きにされ、卒倒せずとも能力が使えなくなってしまいました。
瞬間移動で帰れなくなってしまったことがわかると、小町は「せっかく伊豆に来たんだし」と温泉に寄って行くことを提案。
温泉に入って目が覚めたリザは、華澄と小町との友情を再確認するなり、自宅で留守番しているよぞらが心配になってくるのでした。
urara
アニメ『カワイスギクライシス』第6話まとめ
いかがだったでしょうか。
カピバラもラマも癖のある可愛さですよね。
リザの意識が宇宙へ帰ってしまうのも納得(?)です。
伊豆シャボテン公園には実際に紹介されていた動物がいるので、聖地巡礼も兼ねて行ってみたくなりました!
次回、第7話も楽しみです。