「ジャンプSQ.」「少年ジャンプ+」にて連載中の城戸みつるによる同名作品をアニメ化した『カワイスギクライシス』。
あまたの星々を支配下に置く宇宙帝国”アザトス”の調査員であるリザ・ルーナが、派遣先の地球で”猫”と遭遇するところから始まるSFコメディです。
捨てられていた猫・「よぞら」を飼うことになったリザ。
可愛すぎるよぞらが全力で甘えてくるので仕事に手がつかないばかりか、部屋から出ることすらできない危機的状況に陥ってしまいます。
地球人はこのカワイイの波状攻撃にどうやって抗っているのか、猫を飼っている向井や隣人の小町に聞いてみることに……。
早速、第2話「デラレナイ」をレビューしていきたいと思います。
目次
アニメ『カワイスギクライシス』前回第1話あらすじと振り返り
あまたの星々を支配下に置く帝国・アザトス。
その星間調査隊の一員であるリザ・ルーナは、地球への調査を命じられます。
リザは地球の文明レベルの低さから早々に生物だけを根絶しようと提案しますが、たまたま立ち寄った猫カフェでカワイイが異次元レベルの「猫」と出会いました。
価値観を塗り替えられるほどの可愛さを危険と感じたリザは、仲間には報告せずに独自調査を続けることにします。
猫カフェの店員である向井や華澄に猫のことや地球のことを教わりながら、いつのまにか馴染んでいくリザ。
ある日、飼い主に捨てられた猫を拾い、華澄たちの勧めでその猫を飼うことにします。
【ネタバレあり】アニメ『カワイスギクライシス』第2話あらすじ・感想
家からデラレナイ!
雨の中、捨てられていた黒猫を拾ったリザは、その毛色と瞳の金色から夜空を思い浮かべ、「よぞら」という名前を付けて、一緒に暮らし始めます。
しかし、猫はツンデレだと聞いていたにもかかわらず、よぞらは超甘えん坊で、リザにくっついて離れようとしません。
出掛けようとすると寂しそうにされてしまい、そのことに耐えられないリザは仕事が手につかず、家からも出られなくなってしまいました。
そんな中、相変わらず調査報告をしてこないリザを心配して、ロイとフィアナから通信が入ります。
通信中に入ってしまうよぞらの声は、とっくに何かの生物の鳴き声だとバレており、リザは猫という生物の調査のために飼い始めたものの、手懐けるのに苦労しているのだと明かしました。
すると、ロイたちは優秀なリザでさえ苦戦する猫という存在を危険視してしまい、リザの意に反して大事になっていきます。
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猫は危険!
「猫」を危険なものだと認識しているロイは、地球にアザトスの精鋭部隊を派遣しようと動いていました。
リザはその事実を知り、単純に地球が危ないということよりも、猫の可愛さを目の当たりにした仲間たちが自分と同じように卒倒してしまうことを心配し始めます。
どちらにせよ、よぞらに構うために外出もできなくなってしまったリザの状況を危惧した華澄は、このままでは飼い主失格だと喝を入れました。
リザは現状を打破するために、人間が愛猫とどう接しているのか調べ始めます。
まず、向井に連絡を取ると、そこには愛猫・えみりにひれ伏す向井の姿が……。
猫過激派の向井は、猫は王、人は下僕という考え方であり、その熱狂的すぎる様子は一周回ってリザが冷静になってしまうほどでした。
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続いて連絡を取ったのは、マンションの隣室に住む一家の娘・狐陰小町(CV.上田麗奈)。
小町は快く応じてくれましたが、リザが宇宙人だったと知り驚きます。
気まぐれに振り回されても
小町はリザの家の前までやって来て、リザが家から出られない理由を知ると、猫が寂しそうにしていると放っておけないという気持ちに共感してくれます。
その時、小町がどうしているのか聞く間もなく、小町の家のほうから猫の鳴き声が聞こえてきました。
すると、小町は猛ダッシュで自室へ戻っていき、鳴いていた愛猫・マルちゃんの様子を確認しに行きます。
マルちゃんはおもちゃを咥えて待っていたので、遊んでほしいのかと近寄れば、今度はご飯の器を揺らし始めました。
では、おなかが空いていたのかとキャットフードを差し出せば、今度は口も付けずにそっぽを向いてしまいました。
そんな気まぐれなマルちゃんに振り回され、「あなたはいつもそう!」と悲しそうに頭を抱える小町。
しかし、次の瞬間には「最高にカワイイ~!」と叫んで、嬉しそうにはしゃぐのでした。
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新たな調査員?!
華澄はリザのためにSNSで猫アカウントを作り、いろんな猫と、その飼い主の様子がわかるようにしてくれます。
猫の可愛い写真がたくさん出てくるSNSを見て、卒倒寸前のリザ。
すると、よぞらはスマホの画面を肉球で塞ぎ、メラメラと嫉妬の炎を燃やしました。
自分以外の猫を可愛いと言って悶える飼い主・リザを咎めるような態度に、リザたちは翻弄されます。
焦ったリザがよぞらを構うと、よぞらは自らおなかを見せて甘えてきました。
華澄はシャッターチャンスだと言いますが、リザはよぞらの可愛さにテンションが上がりすぎて、ブレブレの写真しか撮ることができません。
しかし、思い通りにならないこの感じこそ、よぞららしいと感じたリザは、手振れしまくった写真をそのままSNSに投稿します。
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その時、ロイから通信が入りました。
優秀なリザを心配しているわけではないと言いながらも、手助けは必要だというロイは、どうやら地球に追加で調査員を派遣した様子。
その調査員の少年少女――ガルミ・ルゥ(CV.伊藤彩沙)とラスタ・コール(CV.宮本侑芽)は、地球に降り立つなり、その文明の酷さに苦言を呈すのでした。
アニメ『カワイスギクライシス』第2話まとめ
いかがだったでしょうか。
相変わらず猫の可愛さに打ちのめされているリザ。
新キャラクターも続々登場し、ペットを愛する仲間たちの輪も広がっていきます。
こうして猫の奴隷は増え続ける?
次回、第3話も楽しみです。