アニメ『カワイスギクライシス』第12話(最終話)あらすじ・ネタバレ感想!カワイスギな動物たちvsメンドクサイ宇宙人たち?!

©城戸みつる/集英社・カワイスギクライシス製作委員会

©城戸みつる/集英社・カワイスギクライシス製作委員会

「ジャンプSQ.」「少年ジャンプ+」にて連載中の城戸みつるによる同名作品をアニメ化した『カワイスギクライシス』。

あまたの星々を支配下に置く宇宙帝国”アザトス”の調査員であるリザ・ルーナが、派遣先の地球で”猫”と遭遇するところから始まるSFコメディです。

可愛い生き物好きの艦長ミキティ・フルプリンは、自分のペット「ギィちゃん」こそ宇宙一カワイイというところを見せるために華澄たちを母船内の宇宙動物園へ招待しました。

宇宙の動物たちを堪能した華澄たちを見て、艦長は今度は自分たちが地球の動物園を見学しようと言い出します。

カワイスギな動物たちを見る宇宙人たちは、無事に動物園めぐりを完遂して母船へ帰って来られるのでしょうか?

早速、第12話「カワイスギ」をレビューしていきたいと思います。

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アニメ『カワイスギクライシス』前回第11話あらすじと振り返り

リザはメカよぞらが苦手なミトラならば、猫の可愛さに耐えきれると考え、よぞらを見せることに。

しかし、ミトラもあえなく正気を失ってしまいます。

変わり果てたミトラの姿を見たシャミルは猫を敵とみなし、精鋭の部下たちを地球へ送り込みました。

ところが、一人で星を制圧できるほどの精鋭でさえ、カワイスギル地球の動物の前になす術なく倒れていきます。

そして、ついに宇宙最強の英雄・シャミルがよぞらと対峙しますが、強がっているものの挙動不審が目立ち、本当は可愛いと思っていることはバレバレ。

シャミルまでもが陥落したこと、陥落した彼らの反応、華澄の発言から、アマトは地球の生き物は危険なのではなく、本当に「可愛すぎるだけ」なのでは? と考え始めます。

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【ネタバレあり】アニメ『カワイスギクライシス』第12話あらすじ・感想

宇宙の動物園へ!

可愛い生き物が好きな艦長・ミキティは、自分のペット「ギィちゃん」こそ宇宙一カワイイと想っていました。

……にもかかわらず、地球の動物を見て「可愛いすぎる」と発狂する宇宙人たちに疑問を持ちます。

宇宙にも可愛い生き物がたくさんいて、それらを見慣れているはずなのに……と。

ミキティは地球人にも宇宙のカワイイを見せつけたいと考え、母船内の宇宙動物園に招待します。

リザに連れて来られた華澄、小町、茜子は、宇宙の不思議な生き物たちに困惑しつつも興味を持ちますが、ささらは「ゆるカワ」だと言って大変楽しんでいました。

その楽しみは動物だけでなく、宇宙人のナパトにも向いていきます。

ナパトはアリクイのような見た目をしているので、ささらは大型動物だと思ってしまったのです。

urara

「ゆるカワ」だと懐かれてまんざらでもない様子のナパトさん、さすがにカワイイですね!

宇宙人だとわかってからもナパトをあだ名で呼び、「ゆるカワ」の意味を熱弁するささらを見て、地球人一行はささらの心の強さとコミュニケーション能力に青ざめるほど驚かされます。

そんな中、艦長のミキティが現れました。

「キモカワ」はNG?

ペットのギィちゃんを連れてやって来たミキティは、地球人たちが「可愛い!」と言ってくるのを待っていました。

ギィちゃんが宇宙一カワイイのだから、地球人も褒めてくるだろうとソワソワしている艦長の様子をリザから知らされていた華澄たちは、当たり障りのない言葉でギィちゃんを褒めます。

そんな風にメンドクサイと思われていることも露知らず、艦長は遠慮しないで褒めて良いと「可愛い」を促してきました。

すると、何も知らないささらがギィちゃんを「キモカワ」だと言います。

「キモくてカワイイ」という意味を理解できない艦長は、ギィちゃんをキモいと言われた、バカにされたと思い、怒りを露わにしました。

ささらは気を悪くしてしまったことを謝り、「キモカワ」というのは良い意味で、自分はギィちゃんを褒めているのだと熱弁します。

ささらのペットであるハリネズミも背中にトゲが生えててキモいけど可愛いのだと聞いた艦長は、今度は自分たちが地球の動物園に行こうと言い始めました。

urara

地球のカワイイをまだ知らない艦長の思い付きにリザは困惑……みんなぶっ倒れなければいいですが……?

地球のカワイイ動物vs宇宙のメンドクサイ人たち

ついに宇宙人たちが地球の動物園へやって来ます。

艦長だけでなく、すでに地球の動物の可愛さを知っているシャミルやフィアナ、ミトラもついてきました。

ペットを飼い始めてからカワイイへの暴走が落ち着いたガルミとラスタがいるものの、地球人は華澄と向井のみなので、不安は募る一方です。

リザはそうした心配事を排除するために、一定のラインを超えた騒ぎ方をすると母船へ送られるシステムを搭載した首輪を用意して、宇宙人たちに装着させます。

urara

ちゃっかりリザ自身も付けているところに笑いました。

準備万端! と最初に見学しに行ったのは、パンダです。

パンダの可愛さに騒ぎ出す宇宙人たち一行。

この段階でミトラは母船へ転送されてしまいました。

その後もレッサーパンダの可愛さにやられたフィアナ、軍を辞めてまでペンギンを見続けようとしたシャミルが転送され、早くも半数になってしまいます。

艦長は「ギィちゃんが一番可愛い」という気持ちで必死に耐えていましたが、とっくに地球の動物の可愛さに慣れていたらしいラスタにキリンを見せられ、幼児のようになってしまいました。

同じくリザも、ガルミにゾウを見せられて無邪気な幼児と化し、艦長共々母船へ送られていきました。

続く地球の調査!

幼児化したまま母船に転送されたリザと艦長を見て、未だ地球の動物と遭遇していないアマトとガイムは、地球の研究が進まないことを危惧します。

これまでリザが最低限の情報しか送ってこなかったことは正しかったと評価され、自分の頑張りを褒められたリザは仲間に泣きつきました。

urara

ガルミとラスタが、リザもだいぶ暴走していたことを秘密にするのが可愛いです。 人のこと言えないですもんね……。

宇宙人たちは地球のカワイイに慣れていくこと、研究チームや戦士たちは再度バックアップ態勢を整えることを決意し、リザにエールを送ります。

艦長から改めて地球の調査を任されたリザは、宇宙の未来のために気合いを入れ直すのでした。

アニメ『カワイスギクライシス』第12話まとめ

いかがだったでしょうか。

毎週カワイイ動物たちに癒やされまくった『カワイスギクライシス』。

地球チームと宇宙チームが絡む最終回らしいエピソードでした。

リザの地球での調査を今後も応援していきたいですね。

城戸みつる先生による原作マンガは「ジャンプスクエア」にて連載中。

「少年ジャンプ+」にも掲載されているということで、こちらもチェックしていきたいです。

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