鍵をなくした千鶴は、部屋に入れないことを理由に和也の部屋へと訪問。行く当てがないということは、千鶴は和也の部屋に一晩明かすということ!?
ドキドキが止まらない和也ですが、今度は麻美が突然やってくるという非常にマズい事態に!!
千鶴と一緒にいるところを麻美に見られればとんでもないことになる!そう思って2人は隠れることに……。
和也と千鶴は、麻美に見つからずに済むのでしょうか!?
目次
アニメ『彼女、お借りします』第14話のあらすじと振り返り
千鶴が芝居を続けられるよう、金銭面で彼女を支えるためにレンタル彼女の予約を続ける和也ですが、さすがにやりすぎだと彼女にとがめられてしまいます。
できるだけ千鶴との時間を持ちたい和也にとってショックな話でもありますが、麻美から近づきすぎだと言われたことや、瑠夏を怒らせることにもつながり、納得せざるを得ません。
レンタル彼女と客の関係は一生変わらないのだろうなと嘆きつつ、オフタイムになった瞬間、千鶴は和也を誘ってバッティングセンターへ行き、彼女の祖母・小百合が入院している病院へと向かいました。
泣かされれば小百合の元へとやってきて甘える千鶴は、自分の弱さから目を背けて無理をしている子。そんな彼女が心配で仕方がない小百合は、彼氏と紹介される和也に千鶴をよろしく頼むと伝えます。
偽りの関係であるために、守りますと無責任なことを言えない和也は「大好きです、千鶴さんが」と、小百合に伝えるのでした。
面会時間が終わり、それぞれが帰路へと辿り着いたのですが、鍵をなくした千鶴が和也の部屋を訪問……。和也の胸が騒ぎだします。
【ネタバレあり】アニメ『彼女、お借りします』第15話あらすじと感想
千鶴が和也の家にお泊り?
鍵をなくしたと言って和也の家にやって来た千鶴は、そのまま彼の家に上がり出しました。大家さんが帰っておらず、管理会社も電話が繋がらない状況により、これはもしかして一晩一緒に過ごすことになるのではと和也はドキドキし始めます。
お隣さんが困っているのなら「今夜うちで泊っていけば」と声をかけたい気持ちでいっぱいな和也ですが、千鶴が部屋に上がったのは、自室のベランダの鍵が開いていないかと確認するためでした。
和也の部屋のベランダから身を乗り出す千鶴の姿にまたドキドキする和也。彼女の手が手すりから落ちると、和也は彼女を支えるようにしておしりを触ってしまい大騒ぎに発展してしまいます。
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結局、ベランダの鍵は開いておらず、千鶴は部屋へと戻ることはできませんでした。和也に支えられ、彼の部屋へと戻ろうとしますが、ここでまた体制が崩れてしまいます。和也が千鶴を押し倒す形になってしまい、2人の間には緊張感が走り、あまりにも近いこと、汗ばむ千鶴の肌を見て、和也の心拍数はどんどん上がっていくのでした。
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麻美が訪問!千鶴と部屋で一緒だとバレたらヤバいと大慌て!
千鶴に言われてやっと和也はどいたのですが、ここでインターホンが鳴り響きます。郵便にしては時間が遅すぎるだろうと思いつつのぞき穴に目をやると、そこには麻美が映っていました。今まで家に来たことなんてなかった麻美が突然やって来たことで動揺する和也。しかも、これ以上和也に近づかないようにと釘を刺されていた千鶴としては緊急事態です。しかも、千鶴が家に上がってきたことに気をとられていたため、麻美がドアノブを回せば鍵が開くという状況。部屋の明かりをそのままに、和也は千鶴と隠れます。
家には上がらず、不用心だなと思って帰る麻美。しかしこの時、彼女は部屋の写真を撮っていたのです。その写真を見返すと、女物の鞄が置かれていたことに気づき、和也の部屋に誰か女性がいたと気づいた麻美の目からは光が失われるのでした。
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そばにいてほしいと言われて断れない。レンタル彼女だから…
麻美が帰ったことを確認するために外へ出ると、ちょうど大家さんの家の電気もついていると気づき、千鶴は安心して和也の部屋を去っていきます。
しかし、家族に頼らず、自分の元へとやって来たことに違和感を覚えた和也は、近くに親がいないならいつでも頼ってくれて良いと声をかけます。すると千鶴は、親はいないと答えたのです。
小さい頃に父は家を出て、祖父、祖母、母と共に暮らしていた千鶴。母も祖父も失くした今、彼女の肉親は祖母・小百合だけ。亡き祖父との約束で女優になることを目指していると語る千鶴は、自分は子供っぽい夢を引きずっているだけの大学生だから、援助したいとか気にしなくていいと和也に言います。
千鶴をよろしく頼むと小百合にお願いされた意味を理解した和也は、自分の家族の話をしはじめました。祖母・和に色々与えられ、家族の会いに恵まれた和也。千鶴からすれば嫌味に聞こえますが、目標がない彼にとっては千鶴が輝いているように見えています。「ずっと君の側にいたい」と、和也は本音を口にすると、彼女はそれを断ることはできないと返すのでした。
それがレンタル彼女なのだから…と。
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側にいたいという想いを拒否しなかった千鶴。それがリップサービスなのか本心なのか、わかることはありません。しかし、千鶴の力になりたいこと、そばにいたいという本音を伝えることが出来ただけで、和也は少し満足気です。そして、大学で千鶴と出くわしても、変に避けられるなんてことがなかったために、彼のなかの千鶴への想いはさらに膨らんでいくのでした。
そして、背後から麻美に声をかけられ、彼女に呼び出されることになる和也でした。
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アニメ『彼女、お借りします』の次回に期待するもの
第1シーズンで千鶴がレンタル彼女だと知ってしまい、和也に近づくなと釘を刺した麻美がここで入ってくるというのは非常に楽しい事態!ここに瑠夏が入ったらまた大変なことになりそうなので、よりワクワクします。
ここで千鶴さんの身の上話が出て来たということもあって、第2シーズンはよりキャラクターのバックボーンが見えてきそうで、物語に厚みが出てくるように感じてきました。
はたして、和也と千鶴の関係は、レンタル彼女とお客の関係から進展するのかどうか、他の彼女達との関係もどうなっていくか、回を重ねるごとに楽しみが増えていきます。