女優を目指す彼女を支えるため、千鶴をレンタルし続けることを決意する和也ですが、少しやりすぎだと千鶴本人に言われてしまいます。
麻美のことや瑠夏のことも考えれば当然。頻度は減らすと決めた和也は、彼女に更なる注文をすることに…
レンタル彼女としての時間が終わると、千鶴は和也をとあるところへと誘いだします。
そこは病院。彼女の祖母・小百合は和也に伝えたい思いを伝え始めるのでした
目次
アニメ『彼女、お借りします』第13話のあらすじと振り返り
女優一本で生活をしていくチャンスを手にした千鶴。もうレンタル彼女として千鶴と会うことが出来なくなる悲しさを抱く和也でしたが、彼女の舞台を目にしたことで気持ちに変化が起きます。
これで千鶴はレンタル彼女を辞めるのだろうと思いきや、演出家は千鶴ではなく別の女優をスカウトしたことで女優への一歩を踏み出すことが出来ず…。
もっと千鶴を応援したいという気持ちを膨らませた和也は、彼女が芝居を続けていけるよう、レンタルをして経済的に支えると決意。彼は毎週千鶴をレンタルするよう予約を入れ始めるのでした。
【ネタバレあり】アニメ『彼女、お借りします』第14話あらすじと感想
毎週レンタルはさすがにやりすぎ
女優になる千鶴の夢を叶えるため、レンタルをして支援を続けたいと考えた和也は、毎週のように彼女をレンタルしてデートをします。しかし、さすがにやりすぎだと千鶴に言われてしまいます。
支援をしてもらうのは嬉しいことですが、2人でいるところを麻美に見られたくない上、了承を得ているとはいえ、和也の彼女だと宣言する瑠夏にも悪いと思う千鶴でした。
KAMUI
理想の彼女は普段の彼女。いつも通りの千鶴とフェアな関係に進展！？
レンタル彼女として振る舞う千鶴は、理想の彼女でいるため演技をするのですが、和也はそれを望みません。彼女としては演技の練習をしているのだと言いますが、理想の彼女はいつもの水原千鶴だと和也から言われてしまいます。結果、普段通りというオーダーということで、千鶴は普段の雰囲気でデートを続けます。
KAMUI
客とレンタルの関係は、この先の縮まらないのだろうかと不安に思う和也ですが、レンタル時間終了が告げられた途端「このあと空いてる？」という千鶴のお誘いに驚きます。
連れて来られたのはバッティングセンター。ストレスが溜まった時にはここで解消していると聞かされる和也ですが、オフで会っているうえに、千鶴がバットを振るたびに揺れるミニスカートにドキドキが止まらなくなってしまいます。どこにいても目立ってしまう千鶴としては、1人だと気を使う場面もあるものの、和也と一緒であれば思い切り遊ぶことが出来る。利害関係が一致したことで、「これからは対等な、フェアなお隣さんでいましょう」と言われるのでした。そして、ホームランを打った千鶴が、喜びのあまり和也にハイタッチ。心地よい手の痛みを感じながら、和也は1人喜びの涙を流すのでした。
KAMUI
本当の「千鶴」とは。祖母・小百合が和也にお願いごと
主役かと見間違うほどの歓声を浴びた千鶴でしたが、有名演出家にスカウトされたのは彼女ではなく主役の姫でした。もともと姫役の役者さんはスポンサーさんの姪っ子で演出家とは交流があったということで、はなから千鶴が選ばれることがない話だったのでした。これを知った千鶴は、今までの努力を振り返り、悔しい思いを沸き上がらせます。
KAMUI
一方、この事実を知らない和也は、千鶴の演技を認めたからこそ、もうレンタル彼女として一緒にいることは出来ず、諦めようとしていました。が、帰り道に千鶴と衝突し、舞台を見に行ったことがバレてしまいました。お客さんならあまり勝手なことをされたら困るのですが、ここで和也は千鶴を好評。そして、彼女から事実を聞かされ、無理に笑顔を浮かべる彼女を見た和也はなにも言い返すことが出来ません。
今まで和也に見切りをつけろとか言っておきながら、自分自身も女優になる夢に見切りをつけることが出来ない千鶴。レンタル彼女で稼いだお金を夢につぎ込んで何をしているのだろうと自暴自棄になっている千鶴に対し、これからまたレンタルをすると和也は宣言します。
お金が無くなったらまたバイトしてレンタルして、それで千鶴が夢を見られるなら諦めるなと、彼は叫ぶように言うのでした。
現実が見えていないと言って去る千鶴。台本には「後悔を残さない」と目標を認め、セリフやト書きにめいいっぱい書き込まれた自分のメモを見て泪していると、彼女の携帯にはデートの申し込みの通知がいくつも…。
名前は「アクアリウムしの助」
明らかに和也からだとわかるその名前を見て、千鶴は1人涙をこぼすのでした。
KAMUI
本当の「千鶴」とは。祖母・小百合が和也にお願いごと
バッティングセンターでストレス解消を終えた千鶴は、さらに和也に時間はあるかと聞きます。これはお食事に行くのではと期待に胸を膨らませた和也でしたが、たどり着いた先は病院でした。千鶴の祖母・小百合がどうしても和也と話がしたいというので、彼女はそれを叶えたのです。
千鶴が病室の花の水を変えに行っている間、小百合は和也に昔の千鶴の話をし始めます。千鶴は小さい頃から甘えん坊で、いじめられることがあれば小百合の元へとやってきて甘えたものでした。自分の弱さを受け入れず、強気な自分を演じて隠す千鶴に対し、和也は強く、器の大きな人だと感じていた小百合はこう言います。
「千鶴をよろしくお願いします」
老い先短い小百合は、甘えん坊の千鶴が心配で仕方がなかったからこそ、彼女を和也に託したくて話したいと言っていたのです。この思いを受け取った和也は、レンタルの関係を隠しながらも、任せてくださいと大それたことは言えないため「大好きです、千鶴さんが」と、小百合にはっきりと伝えるのでした。
KAMUI
病院から出てそれぞれ自分の部屋へと帰る千鶴と和也。しかし、なんと千鶴が和也の部屋を訪問！鍵をなくしたという千鶴に和也は動揺し始めるのでした。
アニメ『彼女、お借りします』の次回に期待するもの
和也の祖母・和からは完全公認でしたが、今度は千鶴の祖母からもよろしくと言われてしまいました。余計にレンタル彼女と告白できないし、関係も解消できなくなっていますね。
和也としては願ったり叶ったりなルートといえますが、ここでそろそろ千鶴の気持ちも知りたいですね。他にもレンタル彼女として他の人と一緒にいることがあるでしょうが、和也はその人たちと同等かというとそんなことはないと思うのです。
しかも、満を持して鍵をなくしたといっての訪問！しかも夜に！これからどうなっていくのでしょうか。