ブチ切れてリミッターが外れたイケメン悪魔、
完全に正気を失う(覚醒)!
最もおぞましい姿と化した悪魔は…
敵を蹂躙する喜びにうちふるえ、
無力化した相手に笑いながらトドメを刺そうとします。
そして、彼は美少女天使までもその手でぶちました…。
イケメン悪魔に恐ろしい変化が起きてしまう、第11話「Thanks」。
ラスト1秒、意外な人物から放たれる…
涙の「ありがとう」に胸が熱くなります!!
目次
アニメ『愚かな天使は悪魔と踊る』前回第10話のあらすじと振り返り
天界からヤバいおにいさま、降臨!
兄のツヴァイ(CV.置鮎龍太郎)が会いに来たのに…
天使・天音リリー(CV.佐倉綾音)はぎこちない感じ。
それに違和感を感じた悪魔・阿久津雅虎(CV.内田雄馬)は、
公園に入った天音兄妹の様子をビルの屋上から観察することに。
冷酷で残酷なツヴァイは、兄とは思えないような制裁を妹に課します。
阿久津は憤りながらも…
魔界にいる上司・リズ(CV.釘宮理恵)へ
天使と遭遇したと報告(電話)しました。
通話中、抑えがきかなくなった阿久津…
衝動的にリリーの前へ!!
強いツヴァイは、阿久津を秒で制圧!
容赦ない兄は、わざと阿久津に聞かせるようにリリーの秘密を暴露!!
妹の尊厳を深く深く傷つけ、汚します。
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阿久津になんらかの異変が起きた第10話。
最終話1つ前の第11話、
もっとヤバい展開が待っていました!!
【ネタバレあり】アニメ『愚かな天使は悪魔と踊る』第11話あらすじと感想
ついに、これを実装する時が来た…!
魔界オフィスで勤務中だったリズ(CV.釘宮理恵)。
そこへ、人間界に派遣中の部下悪魔・阿久津雅虎(CV.内田雄馬)から“天使発見!”の一報が入ります。
「単独行動はキケン。まずは身の安全を第一に!」
安全確保のために遠くへ逃げなさいと指示しましたが…
天使に見つかってしまったと阿久津が言った直後に電話が切れてしまいました。
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急いで、リズは超極秘書類ファイルを出します。
そして、関係者各所の連絡!
「ついに、これを実装する時が来ましたね。」
彼女は意味深な言葉を吐きながら、不敵な笑みを浮かべます。
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覚醒したイケメン悪魔に…羽が生えた!?
天使・天音リリー(CV.佐倉綾音)が阿久津に見せてくれた天使の羽はニセモノでした…。
それを暴露してあざ笑ったあとに兄・ツヴァイ(CV.置鮎龍太郎)は、
阿久津に自分の天使の羽(ホンモノ)を見せつけます。
プライドを傷つけ、屈辱を味あわせて…
そして、これほどまでに妹を泣かせて汚す兄。
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おぞましい悪魔の瞳になり…全身にみなぎる力!覚醒!
直後、阿久津はツヴァイの素体少女カルテットを粉々に破壊!
「悪魔ごときが!」叫ぶツヴァイ。
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ツヴァイの天使の羽と似たような漆黒の羽が6つも生えてきて!!
「悪魔にそんなものがあるなんて聞いてないぞ…」
驚いている隙に、ツヴァイは阿久津に殴られて吹っ飛びます。
怒れなかった兄。
リリーも“黒い羽”を初めて見ました。
これが悪魔…これが阿久津!?
正気を失っている阿久津は、リリーの呼びかけも聞こえていない。
気味の悪い笑い声を漏らしながら…
阿久津は楽しそうにツヴァイを殴り続けます。
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抵抗するすべもなくぶたれながら、ツヴァイは思い出します。
幼いころ、ずっと鍵付きの部屋に閉じ込められていたリリー。
あのとき、ツヴァイは見ないフリをして怒ることができませんでした。
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兄としての本音が伝わる回想。
「阿久津やめるのじゃ!貴様は兄様に勝った!」
死を覚悟した兄の前に妹が立ちます。
兄は、立ち振る舞いこそ厳しいけれど…
リリーの体に傷をつけたことは一度もないのです。
制御不能悪魔vs天使兄妹
ここでツヴァイを殺せば、天界も黙っていません。
そうなったら阿久津が狙われます。
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「正気に戻るのじゃ!」
何度訴えかけても、話が通じる気配なし。
力を制御する首輪も発動しているはずなのに…
ここで、リリーは阿久津の羽が5枚に減っていることに気づきます。
兄・ツヴァイも気づいていました。
あの羽は天使の羽と同じ性質で、エネルギー貯蔵庫の役割を担っているようだと。
「これだからお前は手がかかる…4枚はなんとかする。最後の1枚はお前がやるんだ。」
天音兄妹は協力して、阿久津の羽を壊す(阿久津を正気に戻す)ことに!
気になる部分があるので、今回は浄化まではしないことにします。
アホ悪魔、正気に戻れ!美少女天使の思いよ、届け!
兄は、自分の羽で阿久津の黒羽4枚を破壊することに成功!
妹も、残りの1枚を破壊しました。
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リリーは“教えられてきたことがすべてではない”と気づきました。
彼女は知っています…
本当の阿久津はこんなのではないということを!
アホで、マヌケで、スケベで、愚直で、
何よりも優しい男です。
力を使い果たしたリリーは気を失いました。
正気に戻った阿久津が、彼女を抱きとめます。
リリーをお姫様抱っこしながら、阿久津がツヴァイに言います。
「途中、聞こえていた…だから、お前には何もしない。再び現れて彼女を乱すようなことがあれば容赦しない。」
そして阿久津は…
正気に戻してくれたことへのお礼を告げてその場から去りました。
「ホント…オモシロイ悪魔だ…」ツヴァイが呟きます。
お着替えさせられなくて…悶絶!
女子のシャツなんて脱がせられません。
やむ終えず、自宅にリリーを連れ帰った阿久津は悶絶します。
寝るとこだけは神経質な彼。
汚れた服のままのリリーをベッドに寝かせられず困惑中!
阿久津が葛藤してる間に、リリーの素体・リーリヤ(CV.石原夏織)が現れ、着替えさせてくれました。
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話があると言って、阿久津をアパートの屋上に連れ出します。
さっきまで、リーリヤはリリーの中で鎖に繋がれて身動きがとれませんでした。
リリーがリーリヤの介入を拒んだのです。
ずっと外で起きている出来事を傍観することしかできなかった彼女。
だけど、主から流れてくる感情で、リリーの想いを全て汲んでいました。
「俺はなぜリリーと戦っていたんだ?…俺はどう見えた?」
記憶がない阿久津は全てを見ていたリーリヤにたずねます。
涙いっぱいのThanks.
リーリヤは正直に答えます。
敵を蹂躙する喜びにふるえ、無力化した相手に笑いながらトドメをさそうとした…
そして、止めに入ったリリーのことも襲いました。
あのときの阿久津は、いままで見てきた悪魔の中でも“最もおぞましい悪魔”であったと。
好んで阿久津がああなったとは思えない。
「あまり気にする必要はない。」
リーリヤは、こう言ってフォローします。
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でも、まるで誰かに乗っ取られているみたいに
体が全然いうことをききませんでした。
「…でもこれは、彼女にやったことの言い訳にはならない。」
阿久津は後悔を語ります。
素体の彼女は、阿久津に話したいことがありました。
幼いころから、天界で家族に理不尽な仕打ちをされていたリリー。
それに耐えながら、必死に努力をしてきました。
そうして手に入れたのがいまの立場。
「それを貴様が粉々に壊した…!」
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阿久津に馬乗りになります。
「…だから、ありがとう。」
リーリヤの目から大粒の涙が、とめどなく溢れ出ていました。
アニメ『愚かな天使は悪魔と踊る』の次回に期待するもの
ラストのひとことに胸が熱くなりました…
1人の天使が救われた第11話。
まだまだ謎は山積みです。
第12話(最終話)、どんな結末が待っているのか楽しみです。