海賊房太郎と手を組むかどうか検討する杉本と白石ですが、房太郎は2人が元々自分の刺青人皮目当てでやって来たと気づくなり、2人を始末しようと考えます。しかし、アシリパの起点により、殺される状況は回避。杉本と房太郎は水中戦を繰り広げることとなります。
そして、鶴見の名で札幌へやって来た菊田と宇佐美は娼婦殺しの犯人を捜査。ついに犯人を発見したのですが、その方法が…。とんでもない“セイシコウボウ”が始まります。
目次
アニメ『ゴールデンカムイ』第47話のあらすじと振り返り
宇佐美と菊田が連続殺人犯を探しに斥候として札幌へと入ったその時、土方達も札幌に到着。返送して連続殺人犯を探し始めます。
その頃杉本達は、歌志内で妙な刺青を入れた飴売りがいると聞いて探します。が、男は体ではなく顔中に刺青を入れていたため、見当違いだったと判断し、杉本達は江別を介して札幌へと向かいます。
その道中、囚人・海賊房太郎と遭遇する杉本たち。
一触即発するも、房太郎の仲間を撃ったとされる郵便配達が逃げ出したために休戦。すると房太郎は杉本に自分の家臣にならないかと話しを持ち掛けてきました。
海賊房太郎の夢は王になること。その話を聞いた杉本は、どうして誰もかれもがデカい夢を持ちたがるのかと思うのでした。
【ネタバレあり】アニメ『ゴールデンカムイ』第48話あらすじと感想
水中攻防戦開始
そもそも刺青人皮を手に入れても意味がないと言われる今、房太郎と手を組むべきかどうか、杉本と白石は悩み始めます。同じ頃、客室で杉本の荷物を探っていた房太郎は、砂金の包みを見つけたことで、彼らの目的は最初から自分であったと確信。杉本と白石を始末しようと考え始めます。
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しかし、房太郎が包みを見つけたところを目撃していたアシリパが、とっさに機転を利かせ、杉本達を背後から撃ち殺そうとした男を矢で妨害します。
急に舵が大きく切られたため、房太郎と仲間の男、そして杉本は川の中へと放り出されます。
舟の外輪に巻き込まれて男は死亡。杉本と房太郎は水の中で激しい攻防戦を繰り広げることとなりました。
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不死身の杉本は房太郎の手によって水中奥深くに引きずり込まれて絶体絶命の状態になりますが、助けに来た白石の人工呼吸から必死に逃げることで正気を取り戻します。チョウザメの群れがやってくると、杉本はその一匹にナイフを突き立て、房太郎を水の中で振り回します。その結果、房太郎の長い髪は船の外輪に巻き込まれて身動きが取れなくなったために杉本は一命をとりとめます。そして、房太郎と手を組むために、杉本は外輪に絡まった紙を切り落とし、彼の命も救うのでした。
刺青人皮を集めても意味がないと思っていても、鶴見・土方の2人が集め続けている限り、集めることを辞めるわけにはいかないが、房太郎が金塊のありかを探るヒントを持っているなら、この状況から一発逆転の可能性があると、杉本は考えました。すると房太郎は、刺青人皮を全部集めたら自分の持っている情報を出してやると言って、杉本に協力する決意を固めるのでした。
チョウザメを捌くアシリパに房太郎は問う
チョウザメが獲れると、アシリパは早速これを捌き、杉本達に振る舞い始めます。いつものようにテキパキと料理を進めるアシリパ。房太郎2人の仲を疑い、杉本には船の上で彼女が危ない目に遭いそうになった時に激怒したことや、チョウザメの脳みそというウマい部分をアシリパが杉本に振る舞うことを指摘し始めます。杉本はなにも返しませんが、これらを聞いていたアシリパは人知れず耳を赤くし、ついには房太郎の口に黒い魚卵を詰め込もうとします。
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杉本達がチョウザメの料理を堪能しているその時、小樽ではアシリパを追いかけて樺太からやって来たソフィアもまたチョウザメを堪能。片手には、若き頃の自分、キロランケ、ウイルクが映る写真を眺めるのでした。
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探偵・宇佐美上等兵の異常な捜査法が殺人犯を見つけるが…
札幌で連続殺人犯の男を探す菊田と宇佐美。殺人現場となった場所にやってくると、宇佐美は壁に向かい、自慰行為を始めます。これに菊田はドン引き。しかし宇佐美は犯人の精子を発見。2日おきに犯人は来ていると推理していると、自慰行為に及んでいる異国の男を発見。ついに犯人を見つけ、激しい精子合戦を始めるのですが、結果2人は彼を取り逃してしまう上、またも2人の娼婦の犠牲者を出してしまうのでした。
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逃がしてしまったものの、菊田は男の顔を覚えました。他の殺人現場を見に行かないかと宇佐美に言われますが、菊田は用を足してくると言って別の方向へ。その先には二重スパイの有子がいたのでした。これを見つけた菊田は、土方は一緒なのかと問います。土方と鶴見、どちらからも信用されていない、どちらについても自分の命はないという有子に対し、菊田は自分に着けとい出します。鶴見陣営のふりをしているも、菊田は中央政府のスパイ。鶴見が金塊を見つけ出した暁には彼を抹殺するように命じられているのでした。
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ジャック・ザ・リッパーの模倣ともう一つの事件
殺された娼婦の1人は腎臓を取り除かれており、新聞社にその娼婦のものと思われる腎臓と犯行声明文が届いたと、土方陣営は石川啄木から聞かされます。
何が書かれているのかはよくわら叶いながらも「娼婦は罪人。また殺しをやる」という文面だけが明らかになっています。これはジャック・ザ・リッパーの模倣犯だと石川啄木は考えます。
殺人のペースなども一致していることから、犯人は5人目の娼婦を殺したのちに姿を消す恐れがあると分かった土方は、犯行が行われるであろう40日以内に見つけ出さなくてはいけないのだと確信するのでした。
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新聞にはこの連続殺人以外に、もう一つ事件が取り上げられていました。それは子供が消えているというものです。子どもの誘拐と聞いて、房太郎は1人の囚人の可能性を考えます。
名前は上エ地圭二(うえじけいじ)。子どもを攫っては庭に埋めた男で、刺青囚皮を持つ1人です。顔にふざけた刺青をしていると聞かされるなり、アシリパは歌志内でであった飴売りのことを思い出します。
犯行は旭川、歌志内、江別で起こし、だんだんと札幌へ向かってきていることに気づく一同。そしてその頃鶴見中尉も札幌へとついに向かうこととなりました。
全てが札幌に集まっている今、この地に何があるのだとアシリパは思うのでした。
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アニメ『ゴールデンカムイ』第48話まとめ
表現に困るシーンから新事実発覚から、物語が大きく動くシーンが詰め込まれた1話だったように思います。菊田特務長官は鶴見陣営にいるもスパイでしたって…もう誰も信用できない入り組んだ関係図ができあがっていきますよ。
そんな中でも笑えるシーンを入れてくれるから、深刻にならずに見続けられる気がします。
天から降りてきたような白石の顔とか、扮しているも余計に怪しい尾形とか。
第4期は次で最後。最終章へと続くラストはどのようになるのかとっても楽しみです。