アニメ『ゴールデンカムイ』第39話あらすじ/ネタバレ感想!登別に刺青囚人が⁉硫黄の匂いの中で銃撃戦が始まる

©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会

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第七師団御用達の登別温泉・地獄谷へとやって来た宇佐美と二階堂は、温泉に浸かってのんびりと過ごしていたのですが、ここに菊田特務総長と有子一等卒がやってきます。2人は雪山で下駄で走る男を知らないかと宇佐美達に聞いてきます。その男は妙な模様の服を着ていたというのですが…。

按摩に扮した刺青囚人・都丹も登別に潜伏。暗闇の中、激しい銃撃戦が始まります。

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アニメ『ゴールデンカムイ』第38話のあらすじと振り返り

関谷の毒で仮死状態にされていた牛山だが、意識不明の中棺から出てきて、「怪人オベンチョ」としてチヨタロウの小分になってしました。しかし、チヨタロウの命令に背き、いじめっ子たちに手をかけた妖怪オベンチョはチヨタロウの手で湖の底へと落ちていきました。

その頃、土方の命と手持ちの刺青の交換を交渉する関谷からの手紙が送られてくると、門倉は1人彼の元へ、キラウシと挟み撃ちにするはずが、湖の下から牛山が出てきたために失敗してしまいます。しかし、牛山のスーツの中に入っていた繭が手掛かりとなり、関谷が養蚕農家を寝床にしていると推察し、彼を再び追い詰めました。

神はいるのか、どうして娘が爆死し、自分が生きながらえることになったのかと疑問を抱きながら、毒を使って勝負をし、他者を死に追いやった関谷。彼は門倉とも賭けをします。悪運の強い門倉は毒を飲んでしまった物の、やけくそに飲んだもう一つの毒が解毒剤となり、生きながらえることに…門倉が死をまつだけと思い土方を掘り出しに行くも、関谷は毒から回復していた土方により命を落とすのでした。

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【ネタバレあり】アニメ『ゴールデンカムイ』第39話あらすじと感想

菊田特務総長が第七師団に合流間近。一等兵が見た妙な柄の服とは

北海道最大の温泉地と言われる登別。第七師団の療養地でもあるここに、宇佐美と二階堂はやってきて滝の湯を楽しみます。菊田特務総長と合流するためにここを訪れた2人。彼らは菊田から、有子一等卒が下駄で暗闇の雪山を逃げていく一人の男の話を聞かされます。

KAMUI

内容の前にこれを裸で話し続けることがすごく気になります…とくに宇佐美上等兵。こういうところを隠さず描いていくところがゴールデンカムイらしいです。

あとからやって来た有子一等卒は、雪に残された足跡は下駄ではなく、妙な柄の服を着ていたと証言します。この秘湯はアイヌの服なのでは?と二階堂達は言いますが、有子一等卒はアイヌの血を引くものであるため、アイヌの文様ならば見ればわかると言います。この妙な模様が気になると考える菊田は、詳しく調べようと動くのでした。

KAMUI

そして菊田の腰をもんでいる按摩の男。刺青囚人の都丹庵士なんですよねぇ。妙な服というのはもしかして…。「見かけたら教えますよ」と口にしますが、彼は硫黄のガスで失明しているので見つけることはない。シャレた冗談を交えますねぇ。

刺青に気づかれた都丹は、菊田を始末するため月夜を狙う

菊田特務総長は鶴見中尉と合流するため、手土産としてなにか用意しようと考えています。手柄を菊田と有子に渡さないため、二階堂は刺青の話を黙秘します。そして、按摩になって身を潜めていた都丹庵士たちは、土方達に第七師団の情報を流すためにこの地にとどまっていたのですが、怪しまれた今、早々に菊田達を消す必要があると考えます。新月の日に決行。姿を見られてしまった都丹はケジメを付けることとなり、暗くなった雪山で菊田を待ち、そこで彼を殺そうと計画します。

都丹は灯りをつけて菊田を待ち、やって来たところで火を消し、彼の目が暗闇に慣れないうちに撃ち殺そうと考えます。しかし、眼帯で片目を隠していた菊田はすでに夜目に慣れた状態のため、あっさりと彼の姿を見つけてしまいます。

登別の奥深くでアイヌから刺青のことを聞かされた有馬は、菊田が危ないと気づくとすぐに彼らの元へと走りだします。

KAMUI

アイヌの文様だったらすぐわかりますかね。しかし、鶴見中尉からの評価のため、刺青を巡る動きがとんでもないですね

自身の姿が見えないよう、都丹湯煙で視界が遮られる場所へと菊田をおびき寄せます、舌を鳴らし、その音で菊田の場所を把握して銃を撃つのですが、懐にコレクションしていた銃に当たったために致命傷になりません。ここに宇佐美、二階堂が菊田に加勢したことで、都丹は山の方へと逃げていきました。ここで有子一等卒もようやく合流し、都丹の後を追いかけるのでした。

盲目の囚人・都丹の最期

都丹が山の中の洞窟に入ると、灯りを付けずに潜入。洞窟の中には滴った水が凍り、下から生えたように伸びる氷筍が張り巡らされており、誤ってこの氷を折って音を出せば、都丹に狙われてしまいます。氷筍が折れればまたたくまに銃撃戦が始まるが、都丹の足音は何も聞こえません。どうして奴らにだけ動けるのか…。菊田は試しに松明を焚いてみると、すぐに都丹の姿を見つめます。すぐに彼が動き出さないことから、都丹は耳ですべてを把握し、目が見えないことに気づきます。

形勢不利だと察した都丹は再び外へ。菊田は彼を追いかけようとしましたが、自分ひとりで生かせてほしいという有子の言葉を受け入れました。

登別は彼の庭のようなものでもあり、かつて日露戦争の死線を潜り抜け、八甲田雪中行軍遭難事件という遭難事件で生き残った男であるため、雪には強いアイヌの男です。

有子はわざと枝を折り、銃声をあげます。音を出せば自分の居場所を知らせるようなものですが、有子は音を鳴らすことによって雪雪崩を引き起こし、都丹を飲み込ませてしまいました。

それから4日後。行方不明となった有子を探すために菊田は山へと入りますが、登別よりも山奥にて有子を発見します。雪崩の下から都丹を見つけた有子は、刺青だけをはぎ取り、死体はそのままにしました。雪山から遺体を持って戻るのは大変であること、村へと戻れば宇佐美や二階堂の手柄になるだろうと思った有子は、菊田がたどり着くまで身を潜めていたのです。

有子は、都丹が身に着けていたバンダナと使っていた銃も回収。菊田はこれで、鶴見中尉に言い土産が出来たと喜ぶのでした。

バルチョーナク

杉本や白石は樺太アイヌの家で「おばあちゃんの口噛み団子」を嗜みます。このおいしさに魅了され、すっかり酔っ払った2人はおばあちゃんにもっと作ってと悪酔い。

ふたりの醜態に呆れる月島。そんな彼に鯉登はこんなことを聞きました。

「ロシア語でバルチョーナクとはどういう意味だ」

ロシア語で「ボンボン」という意味だと答える月島。その時鯉登少尉の脳裏には尾形の顔が浮かんでいたのでした。

KAMUI

すごい突然出てきた言葉な気がします。

アニメ『ゴールデンカムイ』第37話まとめ

舌を鳴らし、音の反響で敵を打ち抜く都丹がここで亡くなり、刺青採取のため皮をはがされてしまいました。『ゴールデンカムイ』という作品もいよいよ終盤のため、毎週誰か彼か死んでいくのかなぁと思うし、ちょっと寂しさも感じます。それを緩和するかのような、温泉のセクシーショットと杉本&白石の酔っ払いおふざけ…これがなかったら作品はとんでもなくシビアで苦しい展開ばかりになってしまうのでしょうね。

そんな中、鯉登少尉が気になった「バルチョーナク」という言葉ですよ。「ボンボン」という意味だとすれば、これは尾形が遠回しに鯉登を皮肉ってそう言ったというふうに感じるのですが、果たしてその真相は!?

次週のタイトルが「ボンボン」ということもあり、深堀されていくことでしょう。

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