『カメラを止めるな!リモート大作戦!』あらすじ・ネタバレ感想!Youtubeで見られる“カメ止め”の最新作!

『カメラを止めるな!リモート大作戦!』あらすじ・ネタバレ感想!Youtubeで見られる“カメ止め”の最新作!

(C)カメラを止めるな!リモート大作戦!

2018年、日本の映画界を沸かせた『カメラを止めるな!』。

予算300万円のインディーズ映画ながら、SNSなどの口コミから全国へと公開範囲を拡大し、国内外で数々の映画賞を受賞しました。

2018年邦画興行収入ランキングでも7位にランクインし、無名の監督・俳優たちによって製作された作品としては異例の大ヒットとなりました。

そんな『カメラを止めるな!』のキャスト・スタッフが再集結し、新たに生み出されたのが短編映画『カメラを止めるな!リモート大作戦!』。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって外出自粛生活が余儀なくされている昨今の情勢を逆手に取り、“完全リモート”で製作され、YouTubeにて公開された作品です。

カメラを止めるな!』とスピンオフの『カメラを止めるな!ハリウッド大作戦!』を観た方は、また別のスピンオフとして楽しむことができて、未視聴の方はリモートで製作されたドキュメンタリー作品のような雰囲気を楽しめると思います。

一部映像をSNSで募集し、“視聴者参加型”の側面も持ち合わせた今作。

およそ27分という短い時間の中に見どころが詰まった作品となっていました。

今回はそんな短編映画『カメラを止めるな!リモート大作戦!』をネタバレありでご紹介します。

『カメラを止めるな!リモート大作戦!』作品情報

『カメラを止めるな!リモート大作戦!』あらすじ・ネタバレ感想!Youtubeで見られる“カメ止め”の最新作!

(C)カメラを止めるな!リモート大作戦!

作品名 カメラを止めるな!リモート大作戦!
配信開始日 2020年5月1日
上映時間 27分
監督 上田慎一郎
脚本 上田慎一郎
出演者 濱津隆之
真魚
しゅはまはるみ
竹原芳子
大沢真一郎
秋山ゆずき
長屋和彰
市原洋
細井学
音楽 鈴木伸宏
伊藤翔磨

『カメラを止めるな!リモート大作戦!』あらすじ【ネタバレなし】


↑『カメラを止めるな!リモート大作戦!』の本編はYoutubeで公開されています!

“カメ止め”の再来?! 新たな無茶ぶりが降りかかる

新型ウイルスの感染拡大で外出自粛を余儀なくされている日本。

自宅待機中の映像ディレクター・日暮(濱津隆之)の元に笹原(竹原芳子)、古沢(大沢真一郎)の両プロデューサーからビデオ電話がかかってきます。

『カメラを止めるな!リモート大作戦!』

(C)カメラを止めるな!リモート大作戦!

その内容は「今月中に再現ドラマを1本作って欲しい」という無茶な依頼でした。

「家から出られないこの状況で撮影はできませんよ」と渋る日暮に、笹原プロデューサーは「スタッフ・キャスト全員、自宅から一歩も出ず、一度も会わず、完全リモートで作ります」と答えます。

かくして、完全リモートでの映像製作が始まりますが…。

【ネタバレあり】『カメラを止めるな!リモート大作戦!』感想

“完全リモート”で製作! SNSで映像募集も!

2020年4月13日に製作が発表された短編映画『カメラを止めるな!リモート大作戦!』。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、世界規模で外出自粛が余儀なくされていることから、キャスト・スタッフが一度も会わずに“完全リモート”で製作するという手法がとられました。

キャストそれぞれが自身のスマートフォンで自撮りをした映像や、ビデオ通話で撮影された映像を監督の上田慎一郎が受け取って編集を行ったそうです。

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カメラを止めるな!』を観た方にとっては、登場人物たちが相変わらずな姿を見せてくれるだけで、何だか嬉しくなってしまうような映像たちですよ。

そして、製作の発表から18日後の2020年5月1日、“PANPOCOPINA”のYouTubeチャンネルで公開されました。

同月15日には国外の視聴者からの声を受けて、英語字幕版『One Cut of the Dead Mission : Remote』も公開されています。


一般視聴者も参加できる企画として、SNSで“エンドロールのダンス映像”と“こちょこちょされて大笑いする映像”が募集され、計300名以上の映像が採用されました。

本編とエンドロールの後には上田監督が登場し、クラウドファンディング・“ミニシアター・エイド基金”について宣伝されていました。

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『カメラを止めるな!リモート大作戦!』の未公開映像、監督やキャストからのメッセージ動画が、“ミニシアター・エイド基金”のリターン特典として提供されているそうです。

今回、大ヒットした『カメラを止めるな!』のタイトルを使ったこと、SNSで映像を一般募集したこと、手軽に自宅で観られるYouTubeという媒体で配信したことは、全てこのクラウドファンディングの存在をできるだけ多くの人に知ってもらうための手段だったと思います。

発表から製作、公開までのスピード感と、昨今の情勢を投影した内容から、キャスト・スタッフたちの意図と想いが強く伝わってくる作品です。

「落ち着いたら何したい?」

カメラを止めるな!リモート大作戦!』は、クオリティや脚本が凄い、というよりも、映画への情熱や想いが感じられる作品です。

『カメラを止めるな!リモート大作戦!』

(C)カメラを止めるな!リモート大作戦!

今、世の中はこんな状況だけれど、それでも「カメラを止めるな!」と、「歩みを止めるな!」と、愛のある喝を入れてもらった気がします。

エンタメ業界も苦しい現状があると思いますが、そんな状況下でも世の中にエンタメを届けようという姿勢が、多くの人の心に響く要因になっています。

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27分という短い時間の中に、リモートでできる限りの工夫でエンターテイメントを詰め込み、笑いあり涙ありの作品として成立しているのが本当に素晴らしいです。
『カメラを止めるな!リモート大作戦!』

(C)カメラを止めるな!リモート大作戦!

劇中、主人公・日暮の妻・晴美(しゅはまはるみ)が娘・真央(真魚)に「落ち着いたら何したい?」と聞くシーンがあります。

真央は「ライブに行きたい」「映画館に行きたい」など、外出自粛生活の中ではできないこと、とりわけエンタメ業界に関することを羅列し、最後にこういいました。

「映画撮りたい!」

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笑顔でそう語りながら涙を流す真央につられて、こちらもふと目頭が熱くなってしまうシーンでした。

自粛期間中、いつもと違う環境で仕事をしたり、違うリズムで生活したりするうちに、普段考えないようなことに想いを馳せる時間ができた人もいるのではないでしょうか?

その中で新型コロナウイルスの収束後に希望を感じている人、絶望が待っている人、さまざまだと思います。

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今一度、世の中が落ち着いたら何がしたいのか、自分の胸に手を当てて考えるきっかけをくれたように感じました。

そして、つらい状況の時にこそ想像力やフットワークの軽さ、信念が大切だと教えてくれる作品です。

『カメラを止めるな!リモート大作戦!』まとめ

いかがだったでしょうか。

“完全リモート”で製作された短編映画『カメラを止めるな!リモート大作戦!』。

英語字幕版『One Cut of the Dead Mission : Remote』とともに、“PANPOCOPINA”のYouTubeチャンネルにて公開中です。

自粛生活に疲れてしまった方、何だか最近元気が出ない方。

ぜひ、この作品を観て笑ってほしいなと思います。

本家『カメラを止めるな!』をまだ見ていない方は、この機会に見ていただいてそれから『カメラを止めるな!リモート大作戦!』を見るといいと思います。

それではまた、現場で。

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