『かぐや様は告らせたい』第10話あらすじ・ネタバレ感想!“かぐやお見舞い事件”の添い寝から気まずい雰囲気になった2人

アニメ『かぐや様は告らせたい』第10話ネタバレ感想!

(C)赤坂アカ/集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会

前回第9話のお見舞い事件のせいで、かぐやと御行は険悪なムードのままです…。

かぐやは仲直りのために恋愛相談をしますが…?

無事2人は仲直りできるのでしょうか!

さっそく第10話をレビューしていきます。

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『かぐや様は告らせたい』第10話あらすじ

『かぐや様は告らせたい』第10話あらすじ①

『かぐや様は告らせたい』第10話あらすじ②

お見舞い事件のせいでケンカをしたかぐやと白銀は、お互い素直になれず険悪なムードになってしまう。

そんな中、かぐやは恋人がいる柏木に、友だちの話だと偽って恋愛相談をしてみることに。

その一方、白銀もラブコメ好きの石上に、どうしたらケンカした異性と仲直りできるのかを相談してみたところ、石上のテンションがどんどんヒートアップしていく……。

様々なアドバイスを聞いているうちに、かぐやと白銀は自分の本当の気持ちに気付き始める。

『かぐや様は告らせたい』第10話あらすじ③出典:『かぐや様は告らせたい』公式ページ

【ネタバレ】『かぐや様は告らせたい』第10話の感想

かぐや様は許せない

ある日の生徒会室、かぐやと御行はケーキを持ったまま、今まで見たことがないほど恐ろしく険悪な空気になっています。

この険悪な空気を説明するためには2つの事件に触れなければなりません。

ひとつ目の事件は“かぐやお見舞い事件”です。

“かぐやお見舞い事件”とは、風邪によって意識が朦朧とした状態のかぐやに無理やりベッドに引きずりこまれ、結果的に数時間添い寝をしただけの御行だったが正気を取り戻したかぐやは困惑し、激怒してしまいます。

しかし現場の実況見分により、御行の潔白は証明され、かぐやも大人の対応で謝り、和解をした…はずですが…。

かぐやには遺恨が残っているのです。

その遺恨とは、“意識がもうろうとした中で添い寝までして本当は何かあったんじゃないか?”という不安と“もしされていなかったとしてもそれはそれで腹立たしい”という不安です。

しかし、こんなことを勝手に思われている御行には言いがかりでしかありません。

御行からしたら自分からベッドに誘い、自制心をフルに稼働させたにもかかわらず、未だに疑ってくるかぐやに若干憤りを覚えているのです。

そして、ふたつ目の事件とは…“ケーキ差し入れ事件”です。

険悪な空気になる少し前、校長からの差し入れとして生徒会はケーキを貰いました。

しかし、校長は気が利かず2つしかケーキがないのです。

生徒会室にはかぐや、御行、優の3人。

大人な生徒会メンバーは後輩の優にケーキをひとつ譲ります。

そして、余った1つは御行がかぐやに譲ろうとします…が、かぐやも御行に譲ります。

この譲り合いが今までの不安の吐きどころになってしまい、なんと譲り合いが1時間も続き、修羅場となってしまいます。

優はこの状況に耐え切れず、千花を召喚しようと生徒会室を出ます。

優がいなくなったところで状況は全く変わりません。

依然としてかぐやと御行はケーキを譲り合っています。

そして、かぐやはなぜそこまで意地を張るのか御行に聞きます。

すると冷静さを欠いている御行は本音を言ってしまいます。

御行が意地を張っている理由は、生徒会が発足した当時、かぐやがまだ冷たく氷のかぐや姫と呼ばれていた頃までさかのぼります。

生徒会室で仕事をしている時、御行が「四宮って趣味とかあんの?」と何気なく聞くと、かぐやは「無いですが、あなたに関係ありますか」と冷たい返答。

御行は「いつも死んだ目してるからさ、なんか好きなものないのかなって」と聞くと、かぐやはボソッと「好きなもの…ショートケーキ…」と言います。

これです!この発言があったから、御行は意地を張ってかぐやにケーキを譲ろうとしているのです!

この発言にかぐやはキュンときてしまいます!

ですが、意地の張り合いの途中なので照れを隠しながらかぐやも反撃に出ます!

かぐやは去年の年末までさかのぼります。

かぐやが御行に「クリスマスはどう過ごすんですか?」と聞くと御行は「んー、バイト」と答えます。

そして、御行は「俺にとってクリスマスは平日と変わらないんだ、クリスマスケーキなんて食ったことない」と続けます。

これです!かぐやはこの話を聞いて悲しくなり、ケーキを御行に譲ろうとしてたのです!

この話に御行もキュンとしてしまいます!

意地の張り合いはエスカレートし、かぐやも御行もお互いにあーんしてあげる展開になってしまいます。

同時にあーんしてケーキを食べようとした瞬間!

ヤツが登場します。そうです、仲良し警察の千花です。

仲良し警察の千花は、仲良くしないとケーキは没収ですと言ってケーキを食べてしまいます。

これで場は収まりましたが、この喧嘩(?)はいつまで続くのでしょう?

かぐや様は許したい

かぐやは、前に恋愛相談を受けた彼氏持ちの女子生徒・柏木さんに今度は自分から恋愛相談をします。

そして同時刻、大きな木の木陰で御行は優に同じことを相談しています。

2人とも相談下手なので「友達の話なんだけど…」と話し始めます。確実に自分の話のやつです。

かぐやの方の相談では柏木さんは「女の子が弱っている時こそ、男がモラルをもって行動しないといけない!」と少し興奮気味で叫びます!

場面が変わり…御行の相談です。

優は「はー?なんすかそのくそ女!自分から誘っておいてよくもまぁぬけぬけとほざきますね。モラルってものがないんですかね?ラブコメだと黒髪貧乳にありがちですよ」とブレーキもかけずに全力全開の発言です。

優はその後も2分くらいその女について誹謗中傷をします。

優は以前何かされたのでしょうか?w

御行がブレーキをかけ、優のマシンガントークは止まります。

一方、かぐやの相談では“添い寝までしたのだから責任をとって告白くらいしてくるものだ”という話になっています。

しかし!ここで優が「うるせぇばーか!お互い謝ったんだから引きずるな!」とまるで同じ空間でバトルをしてるかのようなシンクロ加減です。

かぐやの相談では柏木さんが「かぐやさんは何に怒ってるんですか?」と聞き、かぐやは心の中で“ほんとはなにかしてほしかったなんて言えない!”と葛藤しています。

すると優が「そっ…そこ?みたいなところで怒るじゃないですか女子って」と相談を聞いているかのようなシンクロっぷりです。

優の発言が女心を理解した上での発言ならば彼は恋愛マスターです。

相談も終わり、夕方二人は廊下でばったり会ってしまいます。

気まずい雰囲気で通り過ぎようとしますが、御行はかぐやに「四宮、指一本も触れていないと言ったが実は指一本だけ触れたんだ!」とカミングアウト。

かぐやは少し赤面しながらも「どこにですか?」と聞きます。

すると御行は「唇…ほんとにいたずらというか…!」と言ったところでかぐやが御行の唇に指をあてます。

そして「お返しです」と言って行ってしまいます。

なんですかこの胸キュン展開は!

このアニメがラブコメだなんて聞いていません。

しかし、これで2人の間の問題も解決し、次からは普通の雰囲気に戻るので良かったですね。

白銀御行は出かけたい

生徒総会も終わり、夏休みが待っているということで少し浮かれている生徒会メンバー。

そして、夏休みに何かしたいかぐやと御行は、息を合わせて千花に予定を立てろと言わんばかりに名前を呼びます。

一度、海か山かという論争で夏休みの予定が決まりかけたことがありましたね。

ここで夏休みの予定を決めることができなければ、夏休みのイベントで起こり得るフラグが全て無くなってしまうのです。

何とかして夏休みのスタートダッシュを決めなければなりません。

しかし、ここで御行から旅行の話を切り出そうものなら、久々にかぐやに「お可愛いこと」と言われてしまいます!

ここで御行は千花に旅行の話題を作らせるために誘導します。

上手く旅行の話になり、話を続けていくと…千花は「私も1週間ほどハワイに行ってきますよ!」と誘導が違う方向へ行ってしまいます。

このイレギュラーな千花を止められるものは存在せず、長い付き合いのかぐやも無の境地に至っています。

しかし、千花抜きで遊びに行く計画を立てようとすると、かぐやには“千花抜き=かぐやと遊びたい”ということになってしまい、また「お可愛いこと」と言われてしまいます。

つまり千花が旅行から帰ってくるのを狙って予定を立てなければいけないのです。

御行は旅行から帰ってくる時を狙って話を誘導しますが、千花は「受験は2年の夏が天王山です!遊びと勉学のメリハリをつけなくちゃだめです!」とここだけ正論を言ってきます。

かぐやは千花をコントロールすることをあきらめて美味しい食べ物のことを考えています。

ここで優が「どこか行きたいですよね…会長は来年になったら受験で忙しいだろうし…」とぎりぎり聞き取れる声で言います。

御行は「男同士でバカやる夏もいいか」と優を夏祭りに誘います。

すると千花が「行きましょう!行きましょう!」といってノリノリで話に参加してきます。

天王山はどこへ…

千花が「花火!」というと、かぐやの自我が戻ってきて予定が決まりそうになります。

しかし、欲望を出すとあいつの攻撃を受けてしまいます。

千花です。千花はその日トマト祭りでスペインにいるそうです。

千花が「私だけ除け者にして夏祭り行かないですよね…?」というと優が「え?行きますけど?」といつもの石上節が炸裂します。

千花は泣きながら優を罵倒して走って行ってしまいました。

豆腐より柔らかい優のメンタルは千花の罵倒で砕け散り、いつも通り早退しようとします。

しかし、御行とかぐやは「今日は正しい」と言って優を慰めたのでした。

こうして優のファインプレーによって夏祭りの約束が結ばれました。

『かぐや様は告らせたい』第10話まとめ

“かぐやお見舞い事件”も丸く収まり、これから夏休み編に突入します。

かぐやと御行は夏休みに少しでも進展するのでしょうか?

要点まとめ
  • かぐやの照れ怒り
  • 石上マシンガントーク
  • 自我が抜けたかぐや

次回!男と女の夏休み編です!

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