白銀やかぐやたちは、進路について学校と相談するため、親を交えた三者面談を受けることになりました。
学内で進学をするか、他の学校への進学をするのか、はたまた転職を希望する生徒も……。
親に言われた通りの進路しか道がないと、自分の望みを口にすることのないかぐやにたいし、白銀の進路希望は国外。
かぐやと白銀の恋のタイムリミットが刻々と迫ってきます。
目次
アニメ『かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-』第5話のあらすじと振り返り
自身のラップの酷さゆえに、早坂に素直な自分を出して良いのだということを伝えられらなかった白銀は、これを悔いてラップの練習を始めます。しかし、壊滅的なラップで圭が藤原に助けを求めたことで、彼女はまた白銀の指導をすることとなってしまいました。
ラップをよく知らなかった藤原は、なぜか白銀から教わり、マスターしたところで今度は白銀に享受するという事態に…。
ラップをマスターした白銀は、早坂にこれを披露。ナマコの内臓のような白銀のラップが驚きの進化を遂げたことで早坂は涙しますが、かぐやは理解に苦しみます。自分だけの獣にされたことに腹を立てたかぐやでしたが、早坂はそんな彼女への苛立ちをラップに乗せて吐き出したことでひと段落。早坂と白銀の関係は落ち着くのでした。
生徒会室へと足を運ぶと、柏木渚への嫉妬心で死にかけている四条眞妃が横たわっていたため、白銀と石上で彼女を介抱しますが、勇気を出して告白できない、他の人と意中の人が仲良くしている光景を想像するだけで胸が苦しくなる三人に、この状況への解決策など見つかりません。しかし、苦しい時は助け合おうと誓いあうことで決着しますが、白銀にまた新たな女友達が出来たことに、かぐやはショックを受けるのでした。
【ネタバレあり】アニメ『かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-』第6話あらすじと感想
「白銀御行は告らせたい①」
白銀、かぐや、藤原達2年は進路調査票と期末試験の結果から親を交えた「三者面談」がスタート。
藤原は外部の大学受験を考えていますが、音大に行くつもりはないこと、将来は総理大臣になると冗談を言われ教師は焦り出します。
KAMUI
かぐやと早坂も順番を待つのですが、かぐやの父は来るはずがありません。代わりの人間を出すと言われ、やって来たのは早坂の母・奈央でした。かぐやのために来たと拗ねる早坂ですが、奈央は早坂の顔も見たかったと言われ、マザコンぶりが発揮されます。そんな最中、かぐやの前に白銀父が登場。御行との関係は進展したのかと聞かれて大慌てするかぐやを見た奈央は、この状況を楽しみ始めます。その結果、かぐやの三者面談には奈央と白銀が保護者として出席するのでした。
KAMUI
いざ面談が始まるも、親に言われた通りにするだけだと答えるかぐや。自身の進路に自由なんてないことを知っているかぐやは、自分のことよりも白銀はどうするのかということで頭がいっぱいになっていきます。そして白銀御行は、スタンフォード大学へ行くと、校長の前でハッキリと言います。
これを知る白銀父は、日本でやり残したことのないようにと言われます。
もうすぐ文化祭。かぐやから告白されなければ自分から告白をしようと白銀は決意するのでした。
KAMUI
「白銀御行は告らせたい②」
かぐやとの仲を進展させるため、告白のチャンスを作るため、白銀は軽い気持ちを装ってかぐやをデートに誘おうとします。他校の文化祭がどのようなものなのか調査するために一緒に文化祭の偵察に行かないかと提案したのですが、そんなことをしなくても大丈夫ですよと涼しい顔をしたかぐや。軽いノリで誘われたため、脳が理解するのに時間がかかり、自然な流れでデートを断ってしまったとショックを受けたかぐやは、早坂に相談します。だったら今度はかぐやから誘いなさいと言われます。
考えを改め、学園の大乗たるもの偵察が必要よねと言いますが、白銀の中にはこれは2人で行こうという話しか、1人で行けということなのかわからずに困惑し始めるのでした。
あと一押しの勇気が欲しいと思ったその瞬間に石上が登場。廊下で文化祭デートに誘い、断られる男の姿を見て大笑い。2人の勇気が減ってしまいました。さらに、構内で誘っている男子を見て取り締まったミコの話を聞いてさらに状況は悪い方向へと進んでしまいました。
そこで現れた藤原。去年偵察に行って楽しかったという話しを聞いて士気を戻した白銀でしたが、ナンパが多いからかぐやは行かない方が良いと続けられたことで、また一歩踏み出す勇気を失ってしまいます。
「でも、男の人が一緒だったらナンパはされませんよね」
かぐやが勇気を振り絞った一言に乗った白銀。これで2人で行けるかと思いきや、白銀と石上で行ったらいいという藤原の提案により、かぐやと白銀のデートのチャンスは消えてしまうのでした。
本日の結果 両社敗北
KAMUI
てるというのですから。
「白銀御行は告らせたい③」
藤原から自分をもっと客観視した方が良いと言われた白銀は、ミコに対して自分は男としてどう思うかと質問。驚いたミコは親友のこばちに「会長に告白された」とLINEします。
客観的に見て告白以外の何物でもないが、生徒会室に入って来た藤原にも同じ質問をしたことで苛立ったミコは「会長はヤリチン」とこばちに連絡。
自分と付き合えるか試しに考えてみてほしいと改めて聞いてみると、藤原とミコに「死んだほうがマシ」、「お断り」といわれ、白銀の豆腐メンタルは崩壊しました。
自分を客観視した方が良いと言ったことからこんな質問をしてきたと気づいた藤原は、白銀を客観視できないのはダメな子供のしつけをしている気分になるからと答えます。ミコも白銀のことを嫌いではないが顔がタイプではないという理由であることで、白銀はさらに落ち込みます。
ミコにとって大事なのは性格。王子様みたいな人が良く、世界のどこかに必ずいると信じてなりません。一方藤原は、みっともなくても頑張り屋さんな人に惹かれるはずが、それが白銀に該当することに気づいてしまい、彼女自身もショックを受けます。
会長の変えたところはいいところはどこかという話しになっていたのですが、現れたかぐやは「変わらないでほしい」と本音を吐露。これによって白銀は元気になります。改善した方が良いと藤原は念を押しますが、人の悪口を喜々として言う自分の姿はどうかと思うと石上に言われてしまいます。
そして白銀は、生徒会の面々に対し、もっと自分を客観視した方が良いと言い返すのでした。
本日の勝敗 白銀の勝利
KAMUI
アニメ『かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-』の次回に期待するもの
よく考えれば、試験とか生徒会長選挙とか、進級とかのイベントで成長しているんですものね、白銀達は。進路の話になり、卒業という話しも後々出てきてもおかしくないわけで。
そんな中で白銀が海外への進学は驚きです。一方かぐやは望みなどなく、親の敷いたレールの上を行く人生を選ぶ…自分の人生を選ぶ気がないという方が正しいのでしょうか。なんかこういう家なら、結婚相手とかも本人の意思など関係なく選びそうなのがお決まりな気もしますが、そこんとこどうなのでしょう。
自分を客観視なんてできない。けれど会長はそのままでいいと言ってくれたかぐやの言葉はとっても嬉しいものと言えます。少しずつでいいから素直になってちゃんと想いを伝えあってくれと思えてしまいますね。