白銀が海外へ留学するため、自分達も早く学園を去ることを知ったかぐやは、進学を祝いながらも、行ってほしくないという気持ちがあふれかえってきます。
タイムリミットが迫っていることを改めて理解したかぐやはついに告白に向けて準備を始めます。その言葉とは……
そして、つばめは石上にどんな答えを言うのか
奉心祭最後のイベントであるキャンプファイヤーが始まると、またも怪盗からの予告状が舞い散ります！
どうなる！？奉心祭。
どうなる！？白銀とかぐやの恋愛頭脳戦！！
目次
アニメ『かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-』第11話のあらすじと振り返り
白銀からハートを受け取りたいと思うかぐやは、彼にバルーンでハートを作ってもらい、これをもらうと考えるも、前払いでハートのものをもらう必要があると言われて撤退。素直に思いを伝えようと思っても、頭脳戦が始まってしまいます。
そんな中、かぐやは子安つばめから告白を断る方法を相談されます。相手は石上のライバルになる存在なのだからバッサリと切るべきだと言いますが、改めて告白をしてきた相手が石上だと言われ、かぐやは前言撤回をします。石上がフラれれば恋愛自粛モードになりかねない状況、どうしてそんなことをしたのだと問い詰めれば、自分が背中を押したのだと後悔します。
付き合えば好きになる。勉強に身が入らなくなるという理由で石上からの不可抗力の告白を断ろうとしたつばめですが、ミコを助ける石上の姿をみて、もっと彼のことを知ってみようと思うようになり、答えを保留にしました。
藤原は学園内に現れた怪盗探しで忙しく、石上はつばめとの時間を過ごし、お腹を空かせたミコは大食いできる出店へ。誰からの邪魔を受けることなく文化祭デートをする白銀とかぐや。幸せいっぱいのひと時に満足したかぐやは、この幸せが続けばいいのに、来年もこうして過ごせたらいいのにと思います。が、白銀から留学する話を聞き、彼女の表情から笑顔が消えてしまいました。
【ネタバレあり】アニメ『かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-』第12話あらすじと感想
かぐや様は告りたい②
白銀がスタンフォード大学への入学を決め、留学することを聞かされたかぐやの心中は砕け散ります。しかし、彼女はそんな感情を一切出すことなく、後日白銀のお祝いをしようと言い残し生徒会室を去っていきます。
火矢の準備をすると言いつつ、かぐやは自身の教室うへと向かい、早坂を連れ出しこのことを伝えます。これは祝うべきだと、改めて早坂に伝えますが、スタンフォードに行けば自分以上の美貌を持ち、頭も良く、家柄もいい人との出会いがあると聞かされて絶望します。
2年のうちに交際を始め、3年になったら白銀と恋人らしいことをしようとしていたかぐや。時間がないと分かったうえで、文化祭が終わる今日までに告白をしなくてはと考えを改めます。そこで早坂は、ウルトラロマンティックな告白プランを彼女に提示。火矢の点火の近くに白銀を呼び、キャンプファイヤーを2人で屋上から見下ろし、コーヒーを飲みながら穏やかなひと時を過ごしたのち、ハートのキーホルダーを渡して告白をしようというプランなのですが、肝心の告白の言葉は「付き合ってあげてもいいわよ」というツンデレ発言。
引き延ばしに入ったラブコメじゃないのだからいい加減にしろと言われるかぐや。そして、好きな相手への告白なのだから雑にするなと言われたかぐやは、白銀のどういうところが好きなのかをたんまりと言葉にし、彼への想いを涙ながらに言葉にしていきます。
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かぐや様は告りたい②
こんなふうにかぐやが悩んでいるとき、つばめに呼ばれた石上は、寒がる彼女にコートを差し出します。驚きの気配り力を見せられた上、学園内にある草木の名前、花言葉に詳しくて驚かされます。
実は、石上が体育祭で応援団に参加していた時、つばめは他の生徒から彼が危険人物だと聞かされていました。今くやれるように自分が間に入ることでことを収めたのですが、今はつばめ自身が石上に興味を抱くようになっていました。
焦って桜の話をしようとする石上の言葉を制止たつばめは、告白の返事を先延ばしにしてほしいこと、その答えを出すタイミングを彼自身に決めてほしいと伝えます。しかし、告白を下自覚がない石上は、桜のことだと勘違いし、3月の桜が咲く時期が良いと言い出します。
期限が決まったことでスッキリしたつばめですが、話がイマイチかみ合わないことで、石上の中に謎のしこりが残ります。しかし、つばめが部長を務める新体操部の演劇で「奉心伝説」を知り、自分がハートのクッキーを渡したことで愛を贈り、告白をしてしまったのだと少し自覚をするのでした。
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「二つの告白」前編
文化祭終了まであと1時間。ついにキャンプファイヤーの点火の時。かぐやの計画では白銀の近くで火矢を撃つ契約だったのですが、その会長の姿はどこにもありません。どうして近くにいないのかと心の中で苛立ちながらも、冷静に火矢を放ち、キャンプファイヤーをスタートさせました。会長は時々意地悪なところがある。そんな文句を早坂に言っていたその時です。校庭中に怪盗アルセーヌから「文化祭は頂く」と書かれた予告状がバラまかれたことで、かぐやは藤原に引きずられて怪盗を探しに付き合わされます。
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予告状は無機質紙で作られていることや、2枚目の犯行予告に描かれた時計。これらから藤原は、時計は経度を表していると理解します。「全ての謎は解かれるために存在する」と豪語した藤原でしたが、実は難しく考える必要はないとかぐやは見抜きます。
無機質紙を使ったのはキャンプファイヤーで燃えないため、時計には何もメッセージはありません。そうして怪盗アルセーヌは藤原の足止めをするための白銀の作戦だったのです。そして、最後は男らしくと豪語した白銀の言葉で怪盗アルセーヌが彼のことだと断定したかぐやは、彼を探すために構内を探し始めます。
白銀をどれだけ理解しているかを確認するために用意された挑戦状だと受け取ったかぐや。彼女の見解は、生徒達を見守ることが出来、より高みを目指す彼らしい場所。そして、星が好きな白銀にとって最高の景色を楽しめる所と言えば、学校の時計台の屋上です。ここに目星をつけたかぐやはコーヒーを買って向かおうとします。
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自販機で缶コーヒーを渡そうとするも万札しかなく買えず、ハートのキーホルダーを失くしたことで計画はダダ崩れとなってしまうのです。そして白銀は謎のテンションで告白までの計画を立ててきたが、2日間にわたる計画を終え、今我に返り自分の行いが非常に恥ずかしいことだと思うようになっていました。
白銀とかぐや、お互いに最大の武器を失った状態で決戦の時を迎えるのでした。
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アニメ『かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-』総評
ふとOPを見返してみると、かぐやと白銀が時計の針のようにグルグルと回っている演出があります。しかも周りにはたくさんの時計が……。白銀扮する怪盗アルセーヌが用意した時計は、すでにここで準備されていたのだと思うと改めて面白い演出をしてくれたなと思います。
しかも、本格的にクライマックス！
つばめと石上の恋の結末はいったん保留になりましたが、次の最終回で白銀とかぐやはなにかしらの決着が尽きそうですね。どんな結末を迎えるのか楽しみです。