生徒会室で2人きりのミコと石上。石上を毛嫌いするミコは、自身のスマホにイヤホンをさし、音楽を聴きながら勉強を始めるのですが、イヤホンが少し抜けていることで音は石上に駄々洩れ。最初は自然音に石上も癒されていたのですが……。
スマホを手にしたかぐやが無知を露見させてとんでも事態を引き起こし、石上と千花がちょっとしたことで激突!
一周回って面白すぎる恋愛頭脳バトルが3度目のアニメ化。果たして今回、恋の進展はなるのでしょうか!?
目次
【ネタバレあり】アニメ『かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-』第1話あらすじと感想
井伊野ミコは癒されたい
生徒会室に入るなり、石上の顔をみてげんなりする井伊野ミコ。かぐや達は学年集会で生徒会つに不在。ミコは仕方がなく石上の目の前で勉強を始めます。石上の声を聞くのが不快だと話すミコは、スマホにイヤホンをさして勉強を続けるのですが、それが微妙に抜けていて音が駄々洩れ。環境BGMが流れていることを教えようとも考えた石上ですが、ギャーギャー騒がれるのを嫌い、彼は伝えようとはしませんでした。
が、トラックが変わると事件が起きます。先ほどまで雨音や自然の音が流れていたミコのスマホからは、工事現場の慌ただしい音が流れ出したり、らくだの泣き声が流れ出します。明らかな騒音だが本人は癒されている表情。この女はズレているなと呆れていると、次はイケメンが励ますCDのボイスが流れ出すのでした。
ミコはこの上なく幸せそうな表情。余計にイヤホンが抜けていると言えないなと思うところで藤原千花がやってきます。駄々洩れの音声を遮るように叫ぶ石上。千花が話しかけたことによって一度音を止めたのですが、勉強を再開するために再生しようとします。
かぐやや白金も戻って来たために、このままでは全員バレという最悪の状態を回避するためにも、石上はミコと同じ状況を自身のアイテムで再現。イヤホンが半分抜けているというサインを送るのですが、ミコが気づくことはありません。結果、ミコが聞いていたイケメンの声は、生徒会室中に響き渡るのでした。
本日の勝敗:石上&井伊野の敗北
KAMUI
かぐや様は気づかない
スマホデビューをしたかぐやは、同時にラインデビューも果たし、白金からのメッセージに心を踊らせます。
未だフリック入力に慣れていないため、一切返事をしていないかぐや。返さなければスマホを見ていなかったものとできるとかぐやは勘違いします。「既読」システムを理解していないのではと察した早坂は、これをかぐやに教えようとするのですが、すかさず白金からまたメッセージが!
ずっと画面を見ているため、白金の携帯には即「既読」の二文字が表示されたことにより、白金と早坂は動揺、かぐや1人が朗らかな表情を浮かべるのでした。
千花、石上、ミコから次々とLINEがかぐやのスマホに入ってくると、「先に来た方から返しましょう。それがマナーです」と嘘をつきます。
白金から返事をするかぐや。「今見た」というかぐやの返事を見た白金は、彼女が「既読」の二文字が表示されることを知らないと察し、疑似未読を決行。2時間もの間トーク画面を眺めていたのは好意の証拠だろうと思いますが、確かな証拠がないため策に出ます。
グループラインでわざと「既読」の文字を表示させたうえ、電話で「既読」の二文字を説明。一瞬で既読になったのはなぜかと、かぐやを追い詰めるのでした。
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既読のことを教えてくれなかった早坂になんとかしなさいと命令するかぐや。結果早坂は電話を替わり家のPCで検閲していてすぐに既読がつくのだと言い訳をするのでした。
窮地を脱することに成功したかぐやでしたが、家の人に自分のメッセージが見られていたのかと思い、白金は絶望するのでした。
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一方その頃、かぐやにラインを送ったものの返事が来ないことでミコは嘆き、千花は不思議がり、石上もただスマホを眺めるだけでした。
本日の勝敗、井伊野、藤原、石上の敗北
藤原千花は闘いたい
重い荷物を運ぶも息切れをする石上に対し、「石上君はだらしない」と痛烈な言葉を放つ藤原千花。藤原より筋肉があると石上が豪語すると、自分をただの清純ガールだと思い込んでるなと、千花は返します。
虫歯はゼロ、週末は代々木公園でランニング。筋トレもしっかりやってる千花は、全生徒会腕相撲トーナメントの開催を宣言するのでした。
1位と再会を決めるトーナメントを開催するときくなり、かぐやの手に触れることが出来るという下心から白金も参加を決意します。
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第1試合はかぐやvs石上
左利きだと主張するかぐやの提案に寄り、左手での勝負が決定。もともと体育会系の部活動に所属していた石上は、かぐやに負けるはずがないとたかをくくっていましたが。しかしいざ勝負となると、かぐやの腕はびくともせず「こんなもんですか」という目をしてきます。
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第2試合は白金vs千花
かぐやが勝ったのだから勝たねばならないと考えた白金は全力で千花に挑みます。拮抗する2人、しかしかぐやは千花が白金の手をにぎにぎすることで指の一を動かし、支点をずらして有利に進めていたことをレフェリーのミコに進言するのでした。
ズルが発覚したことで千花は号泣。石上からは「そこまでして勝ちたいんですかー?」とスマホを向けながら笑われてしまいます。結果、白金の勝利となりました。
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決勝戦のかぐやvs白金は、拮抗した勝負に!一見すれば死闘に見えますが、実際は手を繋いでいることで幸せいっぱいの2人は、試合の引き延ばしを企むのでした。最初こそは負けようとしていたかぐやでしたが、白金の手汗が自分の手に流れていることに気づくと、全力で彼を圧倒。千花はこれからかぐやを「筋肉姫」と呼び、彼女をさらなる絶望の淵へと叩き落すのでした。
本日の勝敗、かぐやの勝利
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アニメ『かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-』の次回に期待するもの
3度目のアニメ化ですが、やっぱり面白かったです。進展しそうな展開が来ても絶対進展しない、高度な頭脳戦はするものの、運には見放されている気がするんですよね。もう恋は素直にならないとって思わされたりもするんですが、この世界感はこれで良いのです。
ブレることなく、この第3期も楽しめそうです!