えっ!アニメでロールのカメラワークを使うなんて凄すぎる…という驚嘆からはじまった『女子高生の無駄づかい』第3話。
百井咲久(通称:ロリ)の生態が明らかに!
ロリの体操服の「わすれもの」からハートフルな展開になるなんて思ってもみませんでした。
そして、バカの駄々ごね具合は爆笑必至です!
笑う、ほっこりする、ウケる、ジーンとする、謎深まる…テンポが良い秀逸な構成にビビった回でした。
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目次
『女子高生の無駄づかい』第3話あらすじ
百井咲久は、その可愛らしい見た目から、周囲にいつも小さくて可愛いと言われ続けてきた。
自分の容姿にコンプレックスを抱き、グレてやるとまるで尖ったナイフのように生きているのにも関わらず、周囲の反応は変わらない。
そしてバカにロリというあだ名をつけられてしまい、事あるごとにあだ名を連呼されることに怒ったロリは、もうバカとは口を聞いてやらないと宣言するが、バカの巧みな誘導によって、つい返事をしてしまう。
さらにはバカの嘘にまんまと騙されてしまい、ロリはバカに対して最高の悪口を言うのだが……。
【ネタバレ】『女子高生の無駄づかい』第3話の感想
スタートから演出がヤバい…すげぇカメラワークに感嘆!
ある日、菊池茜(通称:ヲタ)の家で、いつもの3人が遊んでいます。
鷺宮しおり(通称:ロボ)が、ヲタんちのカーペット毛をむしっているという謎シーンからスタート。
「今から凄いこと言って良い?」
何もやることがなく、ヒマを持て余した田中望(通称:バカ)がいつものパターンで何か言おうとしています。
またそのパターンか…と、漫画雑誌を読み漁りながらヲタはうんざりっぽい反応です。
一方、ロボはなぜか粘土を机に叩きつけてコネコネ中…この3人、遊ぶときも三者三様で統一性が無い感じが“らしい”ですよね。
「毛ってさぁ、体を守るために生えてるんだろぉ?」
唐突にバカが言い出したのは、予想の斜め上をいく突拍子もない話題でしたw
髪の毛は頭を守るために生えてて、まつ毛は目を守るために生えている…じゃあ、どうして心臓を守るために胸毛ボーボーじゃないんだ?という疑問をぶつけてきます。
確かにと思って、本当に考えちゃいました。
たまにマトモなことを言うのでハッとさせられます。
冒頭シーン、演出が秀逸でカメラをロールさせた撮り方のカメラワークで、見ごたえありました!
ロボ(鷺宮しおり)製作の“防御力の高い心臓”がカオスすぎて笑う!
「心臓の防御力を上げるために毛深くなりたいと?」
粘土を丸めながらロボが逆に質問します。
「女は胸の脂肪がクッションになるからいらないんじゃ…。」
とヲタ、意外とバカの話を聞いてくれています。
ヲタの失言にバカは絶叫…彼女は貧乳なのでクッション性が皆無なのです(笑)
バカの導き出した答えは「人間はもっと無駄毛ぼーぼーになるべきだっ!」ということ。
世の中のツルツルが正義という風潮に一石を投じる見事な理論でした。
しかも、ロボが2人の会話中に黙々と作っていたのは「防御力の強い心臓」。
粘土とは思えないリアルな造形、むしったカーペットの毛を生やした強い心臓です。
凄い…と漏らすバカと、キモイと言って窓に跳ね飛ばすヲタ…リアクションも統一性無しな感じが最高です。
ラスト、この不毛と思えた無駄毛トークがしっかりと活きてくるのです。
ロリが考える最大の暴言「お前んちだけ今年サンタさんこねぇーからな!」に激萌え
中学のときから自分のちっちゃい見た目がずっと嫌だった百井咲久(通称:ロリ)は、とにかく舐められたくありません。
舐められたくなくて虚勢を張ってチュッパチャップス片手に「見てんじゃねぇよ、カス」とグレて威嚇してきても…本人の思いとは裏腹に言動がかわいいんですよね~。
バカは、事あるごとにロリに右肩を差し出してきます。
その意は、『風の谷のナウシカ』の1シーンのように「肩に乗る?」というポージングをすることで、ロリの小ささをからかっているのです。
怒って、もう喋らないって決めても、バカの巧みな誘導に屈し喋ってしまいます。
おまけに担任・佐渡正敬(通称:ワセダ)が呼んでいたと嘘をつかれて騙されたり、ロリはバカには負け続きで散々なのです。
「そんなロクでもない嘘ばっかついてると、お前んちだけ今年サンタさんこねぇーからな!」
この、バカに対する超絶かわいすぎなロリ最大の暴言には萌えました。
ロリは、高校生でもサンタさんを信じてるほどピュアで無知で子どもっぽくて、かなり意地っ張りなとこはあるけど、根は真面目で良い子なんです。
バカにからかわれたのが悔しくて悪口を言いながら下校しつつも、ポイ捨ての空き缶があると「ポイ捨てする奴、クソ野郎がっ」と言いながら、拾ってゴミ箱にちゃんと捨ててあげます。
帰宅しても玄関の靴は揃える…口は悪くてもちゃんとしてます。
ロリ、祖母の代わりに夕飯のお遣いに行く
ロリは膝の悪いおばあちゃんと2人暮らしです。
彼女の両親は、父の海外赴任でドイツに住んでいます。
本来なら家族3人でドイツで暮らすはずでしたが、おばあちゃんが独りになるのを心配した幼き8歳のロリは日本に残ることにしたのでした。
そこを描いたシーンを見て、ちょっとホロり泣けました…。
本当に優しく、家に帰るとめちゃくちゃ甘えたのおばあちゃん子です。
祖母の膝を案じ、今日はひとりで“ハンバーグの材料を買いに行くお遣い”がはじまります。
おばあちゃん曰く、以前行ったときは迷子になってお巡りさんに連れて帰って来てもらったらしい。ロリ、大丈夫?
意気揚々と出発したのですが、買い物メモの「合挽肉」が読めず、中国語だと勘違いします(笑)
こんなトコがたまらなく愛おしいですよね~。
スーパーの前でチョコバットを買いに来たバカ・ヲタ・ロボの3人を見かけたロリは、彼女たちを避けて違うお店に…しかし避けたハズなのに、チョコバットを探し歩く3人が、次の「WARUSHOW」にも、その次の「Eto Yokado」にも出没するので全然お買い物ができません。
東村山駅から隣町の所沢駅まで大移動しても、なぜか行き先が被っちゃいます。
とうとう辿り着いた「JUSCO」で残念にも見つかってしまい、ロリは「何か買ってあげるから遊ぼう~」と言うバカに捕獲されてしまいます。
おばあちゃんの「変な人についていっちゃダメだよ」という言葉をふと思い出し、変な人=バカの元からロリは逃げます。
「アハハ~おばあちゃん。私、田中の誘惑に勝ったよ~!」
と、嬉しそうに逃げるロリ姿が印象的でした。
しかも、ロリの中で、バカ=変な人…な扱いなのには、かなりウケました。
バカ、まだ遊びたいと駄々をこね藤壺みたいに張り付く
ロリに逃げられてしまったバカ、それでも遊びたいし帰りたくありません。
「わいは、絶対に動かへんで!」
そう言って、子どものように駄々をこね、ゲームコーナーの自販機の前で寝転がります。
コッチが恥ずかしいわ!とヲタが起こそうとすると、うつ伏せで這いつくばって踏ん張ります。
「駄目…藤壺みたいにびっちり張り付いてる。」
加勢したロボも驚く吸盤状態で、強固な守りを固めます。
ロボはモップを持った掃除のおじさんを連れてきます。
モップを棒代わりに、そのおじさんを四つん這いにさせ“支点”にして「てこの原理」を利用してバカを床から引きはがそうと、おじさんが痛がるのもお構いなしにぎゅうぎゅうに押します。
かなりドSなロボの行いに爆笑してしまいました。
惜しくも、てこの原理作戦は失敗…。
ヲタたちが置いて帰るはずはないとタカをくくったバカは安心しきっています。
あろう事か寝転がったまま移動し、自販機の下に手を入れてまさぐるというJKにはあるまじき暴挙にでます。
ほっこりした顔をして彼女が発見したのはゲームコーナーのメダルでした(笑)
「メダルかよっ」とツッコミを自分で入れてるバカにほっこりしました。
ヲタとロボは、しばらくバカの行動を見守っていましたが、時間の無駄と気づき帰宅してしまいます。
まだ2人が帰ったことを知らないバカは、同じくぐずるも母に負けた子どもに「激甘太郎がっ、帰ってママのパイオツでも吸ってな!」と毒づいていましたw
言葉のチョイスがツボります。
お肉買えなかった…大失敗の“ロリのお遣い”の結末
一方で逃げたロリは、やっと夕飯のお買い物をしていました。
ちゃんと店員さんに聞き、合挽肉を教えてもらいます。
「はじめてのおつかい」をする我が子を見るような気持ちで見ちゃいました。
彼女はお菓子コーナーで、子どもが親にお菓子をねだり「お兄ちゃんなら1個で我慢できるでしょ」と買ってもらっている光景を目の当たりにします。
ちょっと幼い部分のあるロリは、1個お菓子を買うことにするのですが、チョコバット1個ではなく「チョコバット1箱」を買おうとします。
レジに通すと、お会計は1,826円でお金が足りません。
悩んだロリは、ちょっと悩んだ末に合挽肉を買うのをやめてしまいます。
ハンバーグなのにお肉を買えなかったロリは、家路につきながらどんどん不安が募っていきます。
おばあちゃんに「一生サンタさん来ないよ」って言われたらどうしよう…とふいに悲しくなって、子どもみたいに「わーわー」声を出して泣き帰ります。
玄関で泣きながらおばあちゃんに謝って、謝罪の気持ちに箱のチョコバットを差し出します。
「大丈夫だよ。おばあちゃんに任せなさい。」
おばあちゃんはそう言うと、お豆腐とパン粉でおいしい豆腐ハンバーグを作ってくれました。
なんだか懐かしくて田舎の祖母を思い出しました。
ロリの持つ「童心」が心揺さぶってきます。
愛おしくて堪らなくさせますよね。
ロリの体操服のわすれもの、おばあちゃんが届けにやってきた!
ある日、ロリは体操服の“わすれもの”をしてしまいます。
人見知りな彼女は、他人に借りることもできず、根が真面目な彼女は仮病で休むこともできません。とっても困っていました。
わすれものを届けにやってきたロリのおばあちゃんにいち早く見つけたバカは、「野生のばあちゃんが現れた!」と窓外を見て叫んでいました。
「どこぞのモンスターみたいに言うなよ」というヲタのナイスツッコミが入ります。
「ロリばあちゃーん!」と懐っこく駆け寄ったバカは、ヲタとロボがロリを探して連れて来るまで、しばらく一緒に過ごします。
実はロリ、勇気を出して隣のクラスの子に体操服を借りていました。
「すごくいい子…なのに変に強がって大きな態度をとるから心配でねぇ。私以外の誰かに甘えるってことが苦手なんだ。」
と案じていたおばあちゃんは、ぶかぶかの体操服を着て駆けつけたロリを見て安心します。
届けに来たのは無駄だったみたいだねぇと嬉しそうにほほ笑むおばあちゃんがいました。
「そうだー無駄毛と同じ、無駄なモノは無い!ばあちゃんの口の周りのうっすら毛も無駄じゃない、進化の証さ!」
ここで無駄毛に繋げてキター!って感動しました。
ロリの進化にもうっすらかかっている、いい構成でした!ちょっと笑えました。
最後、「私の自慢のおばあちゃんなんだ!」と嬉しそうな笑顔を浮かべて得意気にバカたちに言うロリが可愛すぎて、抱きしめたくなりました。
後日、体操服を貸してくれた子に、体操服と菓子折り(箱入り)を律儀に渡していました。
やっぱり、良い子でほのぼのしました。
『女子高生の無駄づかい』第3話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
【📺放送終了しました📺】
第3話「わすれもの」
📺TOKYO MX
にて放送終了しました!!
皆さまいかがでしたでしょうか?来週も皆さんと楽しい30分を
過ごせればと思います😀ロリちゃんはとてもよき。
次回の予告は月曜日の17:00に公開します
お楽しみに#jyoshimuda #女子無駄 pic.twitter.com/ZusqE4vzLk
— TVアニメ「女子高生の無駄づかい」公式絶賛放送中!! (@jyoshimuda) July 19, 2019
エンディング後、ロボが放つ謎の排便音を山本美波(通称:ヤマイ)が偶然聞いてしまうという衝撃的なシーンがありましたw
ヲタの胸にしがみついてブルブル震えて怖がるヤマイ…すっきりしたとニヤつくロボ。
最後の最後まで飽きさせない、スルスルとハメられていくような展開が謎すぎで楽しいです!
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