赤崎(奥野瑛太)のスパイ行為が組織に見つかってしまい、赤崎は“総括”と呼ばれるリンチを受けます。
連絡が途絶えたことで、赤崎の危険を察知した鷹野(青木崇高)は佐久間(筒井道隆)に救出を申し出るも、一蹴されてしまいます。
赤崎からの情報で、佐久間が秘密裏に追っていた“葬儀屋”と呼ばれる謎の裏組織と民共のつながりを示す証拠品が提供されており、捜査は核心に迫ってきました。
そんな中、赤崎の婚約者が彼を心配し、民共のアジトに乗り込むと言い出したのです。
目次
ドラマ『邪神の天秤 公安分析班』 前回振り返り
連続殺人の実行犯は、氷室(松雪泰子)の尋問に対して異様な反応を見せて意識を失ってしまい、尋問は中止されます。
その後の捜査により、事件直前に実行犯が接触していた人物が、公安の監視対象である民族共闘戦線(民共)という過激派組織に属する人物だったことが判明します。
一連の猟奇殺人事件には民共が関わっていると見た佐久間(筒井道隆)は、鷹野(青木崇高)に民共メンバーから“S”を獲得するよう命じます。その相手は11年前に鷹野が担当した事件の被害者の息子でした。
果たして鷹野はSを獲得することが出来、捜査は順調に進みました。
しかし、ちょっとした気のゆるみから、Sは組織内で疑われ、リンチを受けることになってしまいました。
【ネタバレ】ドラマ『邪神の天秤 公安分析班』第6話あらすじ・感想
総括
民族共闘戦線(民共)内でのスパイ行為を知られてしまった赤崎(奥野瑛太)は、組織内で『総括』と呼ばれる手ひどいリンチを受けていました。
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赤崎に命の危険が迫っていると感じた鷹野(青木崇高)は、佐久間(筒井道隆)に救出の許可を得ようとしますが、”葬儀屋(SGY)”の捜査が先だと一蹴されてしまいます。
佐久間は、公安部内でも極秘の情報だと前置きして、実態がわからない謎の組織”葬儀屋”の説明を始めました。
「今後、我々が追うのは葬儀屋だ」
真藤議員殺害の実行犯である小田切は氷室(松雪泰子)の尋問中に舌を噛み切り、一命をとりとめたものの、これ以上尋問できません。
現在のところ、手がかりがありそうなのは、赤崎が掴んだ3日後に民共幹部が葬儀屋に会うという情報でした。
公安としてはこれが葬儀屋を捕らえる千載一遇のチャンスです。
そのため、下手に動いて民共や葬儀屋にこちらの動きを悟られたくありません。
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赤崎の婚約者
鷹野は赤崎の婚約者・宮内仁美(瀧内公美)から連絡を受けます。
仁美は、赤崎と全く連絡が取れないことを心配していました。
鷹野は同僚のふりをして「心配ない」となだめようとしましたが、仁美は赤崎が何らかの組織に属していることと、アジトをつきとめていました。
そして、鷹野が同僚でないことも見抜いていました。
「私は今からここに行って確かめてきます。」
鷹野は正直に警察だということを話し、事情を説明します。
警察はすぐには動けないと言うと、仁美はすぐにでもアジトに行くと言い出しました。
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仁美は組織に入りたいとアジトの門を叩き、面談をすることになりました。
中には、内部から組織を潰そうとしている人間がいるからと、初めは疑われましたが、鷹野の指示と仁美の機転により面談はうまく行きました。
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ホッとしたのもつかの間、彼を探すなら今しかないと、仁美は鷹野が止めるのも聞かず建物を探索し始めました。
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やれやれ・・・。
仁美が監禁部屋を見つけた時、組織メンバーに見つかってしまいますが、「トイレを探していた」ということで事なきを得ました。
その頃、氷室も逮捕された元Sの北条の自宅を訪ね、家族のフォローを申し出ますが、拒否されていました。
警察の威信
公安分析班が葬儀屋について調べたところ、世界新生教から真藤議員殺害を依頼し、爆弾魔・郡司も葬儀屋を介してニセ森川に爆弾を売っていたことがわかりました。
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郡司はメールとのやりとりのみで、葬儀屋とは面識がなく、メールも複数の海外サーバーを介しているので居場所を特定することは困難です。
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鷹野は、佐久間から仁美と民共のアジト前にいたことについて説明を求めます。
鷹野は事情を説明し、仁美は警察がこれ以上動かなければ再び潜入すると言っていることを伝えました。
「これで赤崎を救出できなければ、警察の威信に関わります」
しかし佐久間は、自分たち公安の使命は、国家の治安を維持する事であって、「警察の威信など秤にかけるまでもない」と、またしても一蹴します。
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佐久間は、鷹野に向かって言います。
「公安なら覚悟を持て。自分と家族や友人を犠牲にする覚悟を」
赤崎救出
鷹野が、なんとかして赤崎を救出出来ないかと考えていると、国枝(小市慢太郎)が近寄ってきてスマホを見せてきました。
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そこには、民共のアジトの図面が。
国枝は「自分ならここに隠す」と口添えしてくれました。
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鷹野がアジト近くで張り込みをしながら盗聴をしていると、赤崎が動かなくなったという声が聞こえてきました。
このままでは処分されてしまうと思った鷹野は、急いでアジトの中へ。
しかし、一足遅く、赤崎は部屋から連れ出された後でした。
ところが、よく見ると床に血の跡がついています。それを追っていくと、赤崎がつけている婚約指輪が落ちていました。
外に出ると、赤崎は車に乗せられているところでした。
鷹野はなんとか男たちの気をそらして、赤崎を抱え、アジトから連れ出します。
追手が迫る中、鉄門を開いてくれたのは氷室でした。
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向き合う覚悟
重傷の赤崎は、一命はとりとめたものの、意識不明の重体でした。
鷹野から「必ず助ける」と言われていた仁美は「私の彼の未来はどうなるんですか!」と鷹野を責めます。
鷹野は、ただ謝る事しか出来ませんでした。
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今回の救出騒動がきっかけで、民共は自分たちが公安にマークされていることに気がついてしまいました。
こうなったら、無理やりガサ入れをするしかありません。
佐久間は、鷹野に捜査から外れるように命令しました。
そんな鷹野を、氷室は北条の家に連れて行きます。
北条の家族は相変わらず氷室の援助の申し出を断り、「二度と顔を見たくない」と拒否し続けています。
公安は、テロで多くの犠牲を出さないためにSを利用しています。
氷室は、北条と家族の人生に向き合い続ける覚悟をしていると鷹野に話しました。
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翌日、赤崎の監禁容疑で民共アジトに強制捜査が入りました。
そこで氷室は赤崎の病院と病室が書かれたメモを発見し、鷹野に連絡をします。
鷹野が急いで病院に駆けつけると、病院内は停電で大騒ぎになっていました。
鷹野が病室へ急ぐ中、何者かが赤崎の病室に侵入していました。
ドラマ『邪神の天秤 公安分析班』 第6話 感想&まとめ
第6話も息もつかせぬ急展開が待っていました。
仁美の暴走や、赤崎救出劇、公安メンバーそれぞれの苦労話など、相変わらず濃い内容です!
やっとのことで救出された赤崎の病室に、警備がついていないのがかなり不思議でしたが、おかげで大ピンチが訪れてしまいました。
鷹野は間に合ったのでしょうか?
次回から最終回へ向けて怒涛の展開が待っている予感がします。次の放送が待ち遠しいです!