ドラマ『邪神の天秤 公安分析班』 第4話 第2の猟奇殺人発生! 公安が実行犯に迫る!

邪神の天秤 公安分析班

出典:IWOWOW公式ページ

世界新生教を壊滅させ、テロを防いだものの、第2の猟奇殺人が発生してしまいます。

現場には第1の事件と同様、心臓と羽根が載せられた天秤と、ヒエログリフが記された石板が残されていました。

鷹野(青木崇高)は特殊な殺害方法について見解を聞くために、ある人物を訪ねます。その人物は鷹野の過去に深い関わりを持つ人物でした。

鷹野の提案で、公安分析班は強引な手法で捜査一課から得た情報で筋読みを開始。事件を読み解くうちに、実行犯としてひとりの男の存在が浮かび上がり・・・。

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ドラマ『邪神の天秤 公安分析班』 前回振り返り

カルト教団『世界新生教』の信者で氷室の『S』(協力者)である北条(二ノ宮隆太郎)から得た情報をもとに、爆弾を見つけるため、教団に家宅捜索に入った公安。

しかし公安の動きを察知した教団側が、爆弾を別の場所へ移動させてしまい、捜索は空振りに終わってしまいます。

北条が危険にさらされるのではないかと危惧する氷室。北条は公安のスパイではないかと教団内で疑われ始め、自爆テロの実行者に選ばれてしまいます。

果たして公安は、テロを未然に防ぐことは出来ましたが、北条はテロ未遂犯として逮捕されてしまうのでした。

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【ネタバレ】ドラマ『邪神の天秤 公安分析班』第4話あらすじ・感想

第2の殺人

破防法を適用しようとしていた真藤議員を狙っていた世界新生教を壊滅させ、テロを未然に防いだ公安分析班。

ところが、その矢先に第2の殺人が起きてしまいます。
現場には、最初の事件同様、心臓と羽根が乗せられた天秤と、ヒエログリフが記された石板が置いてありました。

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もちろん、遺体からは臓器が抜き取られていました。

捜査一課は、連続殺人事件として公安に現場を譲りませんでした。

今回の被害者は大学の医学部教授で、次期総長の有力候補と見られていた人物です。
世界新生教との関わりはなく、最初の事件と一見関連があるようには見えません。

佐久間(筒井道隆)は、鷹野と氷室(松雪泰子)に、捜査一課から情報を取るように命じます。

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氷室は古巣なら弱みを握っている刑事が一人や二人いるだろうと思っていましたが、鷹野にそういう相手はいません。

医療刑務所

鷹野は、警視庁に行く前に医療刑務所に立ち寄り、ある人物を訪ねます。
その女(菊地凛子)は、人の内臓の絵をスケッチしていましたが、鷹野の顔を見て「久しぶり」と言いました。

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鷹野とは以前からの知り合いのようです。

鷹野は女に検死報告書を見せ、見解を尋ねます。
女は微笑みながら言います。

「私は、臓器をこのようなひどい扱いをしたことは、一度もありません。仕事でも、プライベートでも」

そして、臓器を取り出したのは何かの欲求のためではなく、やむを得ずそうしたのではないかと見解を述べました。

帰り際、女は氷室に向かってこう挨拶しました。

「鷹野さんの元相棒・相羽隼人の姉です」

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彼女は、前作にも登場した殺された鷹野の相棒の姉で、元監察医・相羽町子だったのです。

情報収集

その後鷹野と氷室は捜査一課へ向かいました。
元同僚たちは久しぶりの再会に喜び、今回の連続殺人事件について筋読みをしようと誘ってきました。

今回は、石板に記された文字が少し変わっていました。
前回は「私は悪魔の血が流れている」と刻まれていたのに対し、今回は「私は悪魔だ」と記されていました。

天秤が均衡を保っていることから、罪のない人を殺したから罪の告白なのか?
何故エジプト神話でないとならなかったのか?
など、それぞれ筋読みをしている中、あらかたの情報を得た鷹野たちは、早々に引き上げていきました。

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「ひどすぎる」と憤る捜査一課の刑事たちに対して、氷室が「代わりに」と渡した公安側の捜査資料は、ほぼ黒塗り状態でした。

筋読み

捜査を進めても、依然として被害者2人の接点は見つかりません。
エジプト神話を模した遺留品や手口と世界新生教の教義を繋げるものもわからない状態です。

このまま捜一の捜査の進展を待つしかないのか?
と、その時鷹野が実行犯から「筋読みをしてみませんか」と提案をしました。

普段筋読みなどしない筋金入りの公安刑事たちは困惑します。

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あからさまに嫌な顔をするメンバーもいましたが、背に腹はかえられません。

おのおのが意見を出し合い、しばらく筋読みをするうち、この二つの殺人事件は委託殺人ではないかということにまとまってきました。

被害者それぞれ別の事情で同じ敵対組織から狙われ、殺し屋のような人物に2人を殺すように依頼されたかもしれません。

他にも、公安分析班は現場の写真を見比べてみます。
すると、遺体遺棄現場のビルの解体業者が、事件当日現場近くに車を停めていることがわかりました。

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そのことはすでに捜一も気がついていて、ドライブレコーダーに映っていた人物を割り出していました。

重要参考人

鷹野たちはドライブレコーダーに映った人物を一人一人確認していきます。
身元がわかっている人は既に調書が取られていました。

その中に、鷹野と氷室が以前話を聞いたことがある人物がいました。
調書はまだ取られていません。
公安はその人物を重要参考人として確保することにします。

公安5課は、別の班と共に重要参考人の職場で張り込みをし、顔が割れている鷹野たちはその男の自宅で、いつものようにガサ入れとカメラの設置を始めます。

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途中で所轄の刑事たちがやってきますが、ギリギリのところでバッティングは免れました。

ガサ入れの結果、被害者2人の行動が詳細に書かれた手帳や、血の付いたナイフなどが見つかりました。

連続殺人犯

男は直ちに確保され、連行されます。

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その男とはニセ森川の友人と言っていた塾講師の小田切でした!

小田切ははじめ、現場にいたのは森川に呼び出されていただけだと事件の関与を否認していましたが、手帳やナイフなどの存在、そして口座に合計400万円もの金を入金していることなどを指摘されると、だんだん顔色が変わってきました。

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小田切の実家は貧乏で、本人も大学の奨学金返済で苦労していることを畳みかけられるとさらに顔色が変わります。

そして、遂に2人を殺したことを認めました。
小田切はその動機を「傲慢な上級国民なのが許せなかった」と言います。

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組織的な犯行ではなく、個人的な動機??

「だからあのような凄惨な殺し方を?」

ところが、小田切は現場の様子を知らないようでした。

嫌な予感

鷹野と能美(徳重聡)が、小田切に独特な現場のことを聞き出そうとすると、佐久間は突然取り調べを氷室と代わるように命じました。

そして、他の捜査に回るように言い、氷室以外のメンバーを取調室から遠ざけます。

鷹野は、佐久間と氷室が何か隠していることがあると見ていました。
何故なら、2人は石板のことをかなり気にしている様子にも関わらず、石板について鷹野たちに何も指示をしてきていません。それに鷹野が提案した筋読みを容認したのも不思議でした。

「何かを隠していますよね?」

しかし、佐久間は何も答えず、取調室に入っていってしまいました。

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音声も切り、ブラインドを閉じてしまいます。鷹野はそれ以上踏み込めません。

そして、佐久間は小田切に石板の写真を見せます。
すると、小田切はこれまで以上に血相を変え、何か呪文のような言葉をつぶやいたかと思うと、泡を吹いて倒れてしまいました。

ドラマ『邪神の天秤 公安分析班』 第4話 感想&まとめ

今回は新たな殺人が起き、鷹野たちの優れた捜査の末、実行犯を捕まえることが出来ました。

なんと、その実行犯はニセ森川の友人でした。しかし彼は宗教とは関係なく、個人的な恨みから殺害したと供述し、裏にある組織を掴むことは出来ませんでした。

次から次へと謎が出てきて行きつく暇もないこのドラマ。

続きが気になって仕方ありません!

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