ドラマ『邪神の天秤 公安分析班』 第2話 本物の森川を追え! そして新たな爆発物が!

邪神の天秤 公安分析班

出典:IWOWOW公式ページ

秘書の森川に成りすましていた人物は、鷹野(青木崇高)と氷室(松雪泰子)の目の前で爆死してしまいました。彼の正体は?本物の森川はどこにいるのか・・・。

佐久間(筒井道隆)の指揮の下、鷹野と氷室が組んで聞き込みに当たることに。聞き込みの結果、本物の森川の実家を突き止めた鷹野と氷室は事件につながる重要なものを発見します。

一方、爆発物を製造していた郡司(松田洋治)の取り調べをしていた能見(徳重聡)たちは、新たな爆発物の存在を知ります。

\\『邪神の天秤 公安分析班』を見るならここ!!//

WOWOWで見る

ドラマ『邪神の天秤 公安分析班』 前回振り返り

日本警察の中でエリートとされている公安部に異動した鷹野(青木崇高)。
そんな中で起きた爆破事件の現場近くで与党議員の殺害事件が発生。遺体からは臓器が抜かれ、その付近には心臓と羽根を載せた天秤が残されていました。

猟奇事件現場に臨場した鷹野は、古代エジプト神話を模した殺害方法に違和感を持ち、筋読みを始めるも、同僚の氷室(松雪泰子)に公安には公安のやり方があるのだと一蹴されてしまいます。

情報収集活動は公安警察において、その手法はより緻密で複雑なものを要求され、鷹野も独自の捜査手法で事件を追っていくのですが、爆破事件の犯人を追いつめた結果、男は鷹野たちの目の前で爆死してしまったのです。

\\『邪神の天秤 公安分析班』を見るならここ!!//

WOWOWで見る

【ネタバレ】ドラマ『邪神の天秤 公安分析班』第2話あらすじ・感想

なりすましの男

鷹野(青木崇高)と氷室(松雪泰子)の前で爆死した男は、森川の戸籍や身分証を乗っ取り、1年間森川になりすまして、殺された真藤議員の秘書をしていました。

moyoko

鷹野は群馬出身であるはずの森川が、榛名湖の場所がわからないのを見て、怪しいと思ったのです。

公安5課は戸籍の乗っ取りや爆発物を取り扱うところからみて、組織的な犯行と考えます。
鷹野はニセの森川を探ることで犯人に迫ることを提案します。

moyoko

身体から内臓を取り出すなど残虐で明確な殺意があるにも関わらず、天秤は無罪を指しているという違和感こそが事件の鍵となると主張します。

しかし能美(徳重聡)ら同僚たちは、いまだ鷹野が刑事のような捜査方法を取ろうとしていることが気に入りません。

「お前は公安に向いていない」

鷹野は、自分でも合っていないことを認識していました。
佐久間班長(筒井道隆)は、明日までに班を抜けるか、残るか決めろと言います。

異質なもの

鷹野が爆破現場に行くと、捜査一課時代の上司、早瀬係長(渡辺いっけい)と居合わせます。

moyoko

鷹野は、早瀬にも「現場百遍なんて刑事のやり方」だと言われてしまいます。

捜査一課でも、変わり者だった鷹野。
チームプレーを重視する公安にとって、鷹野は異質そのものです。

鷹野は早瀬に「異質だ」と言われたことで、異質なものは確信をもたらすと思い立ち、公安に残ることを決めました。

「ここに残り公安部の捜査手法を学びたいと思います」

moyoko

同僚たちは「マジか」という感じですが、口には出しません。公安なので。

ニセの森川のこと

鷹野と氷室は、偽物、本物両方の森川の周囲に聞き込みをします。

ニセの森川は若いのに珍しく近所づきあいがあり、朝は太陽に向かって謎の儀式のような仕草をしたり、怪我をした子供に「ばい菌が入ると身体が腐る」という発言をしていて、変わり者と思われていました。

一方、能美と国枝(小市慢太郎)は、爆発物を作った郡司を取り調べていました。

moyoko

本人も知らないような、ありとあらゆる個人情報を見せ、郡司を揺さぶります。

そしてこの事件の捜査は正式に公安マターになることが決定します。

鷹野と氷室は、次に群馬にある本物の森川の実家を尋ねます。
しかし、森川の住民票はこの家にあるものの、10年以上住んでいないとのことでした。
両親は息子がどこで何をしているかわからないと言います。

しかし、息子が音信不通になっているにも関わらず警察に相談もせず、父親は途中で時々電話がかかってくると言い直しました。
そして何より、警視庁の刑事が訪ねて来ているのに、息子に何かあったのかと聞くこともしませんでした。

moyoko

違和感しかありませんね。

即身様

2人は両親が出かけたのを見計らい、家の中に忍び込みました。

moyoko

住民票の不実記載で十分理由になると言いますが、ヤバイですよね(笑)

氷室が慣れた手つきで通帳を見つけ出し、確認すると『世界新生教』という宗教団体に金が流れていることがわかります。
そして、鷹野は廊下に隠し階段があるのを見つけました。

2階の部屋にはお札が張り巡らされ、ラジカセで呪文のようなものが流されていました。
床には遺体らしきものが横たわっています。

moyoko

顔にお札がかかっています。

それは、本物の森川のミイラでした。
家に戻って来た両親は半狂乱になってお札を戻し、呪文を唱えながら身体をさすります。
鷹野が息子の遺体かどうか確認しようとすると、父親は「違う!即身様だ。蘇るんだ!」と反論してきました。

教祖の教え

森川家は一家で『世界新生教』に入信していました。
ところが、息子が就職した頃から教えに背くようになったため、首を絞めたのだと言います。

教祖の教えでは、毎日身体をさすってお祈りすれば必ず復活するとのこと。

moyoko

もちろん、10年待っても復活しません。

教祖は、“お炊き上げ”と称して森川の身の回りのものを差し出すようにと命じていました。
その要求はだんだんエスカレートし、ついには1年前に戸籍と身分証を渡すことになったというのです。

moyoko

ニセ森川も教団関係者と思われますが、しかし両親はニセの森川には見覚えはないということです。

カルト教団

公安は、これまでもこの教団の信者の家からミイラ化した遺体が見つかったり、行方不明者も多数出ていることから、要注意グループとしてマークしていました。

moyoko

多額のお布施を巻き上げていて、自殺者も出ているそうです。

そして暴力的破壊活動をしているという話もあるため、真藤議員は彼らに破防法を適用し、摘発か解体を目指していたと思われます。
それを察知した教団側が、信者であるニセの森川を秘書として送り込んだと考えられます。

郡司は、宗教が絡んでいることは何も知らなかったと言い張ります。
どんどん追い詰められた郡司は、実はニセ森川に売った爆発物は3つあると供述しました。

moyoko

事件と森川が自死するためとで二つ使われています。

しかも、残りの一つは他の二つに比べて威力が10倍になるというのです。

moyoko

これは何がなんでも見つけなければなりませんね。

氷室の「S」

佐久間はすぐに教団本部の監視を命じます。

氷室は5年前に暴力団に追われている信者を助け、その人物を『S』にしていました。

moyoko

「S」とは、スパイのことです。

Sになっている男は、氷室から金を受け取ると、本部内の地図を渡し、爆発物がある場所を教えてくれました。

そして監視10日目。
公安は森川の死体遺棄事件の名目で本部内を強制捜査に乗り出します。

moyoko

爆発物の回収が目的であることは伏せられています。

氷室と鷹野は、Sに教えられた通り隠し場所を見つけ、積んであるジュラルミンケースを一つずつゆっくり開けます。
本部内にいる信者たちは騒然となり、一斉に祈り始め、トランス状態になっています。

「爆弾、確認出来ません・・・」

Sの男は、空を見つめ、ひたすら呪文を唱えていました。

ドラマ『邪神の天秤 公安分析官』 第2話 ネタバレ・感想&まとめ

事件発生からかなりのスピード感で、黒幕であろう『世界新生教』に辿り着いた公安5課。
氷室が飼っていたスパイのおかげで、無事に爆弾を回収出来ると思われましたが・・・。
氷室に忠誠を誓っていたはずの男は、土壇場で裏切りました。

スピード感があるので、ピンチが訪れるのも早いですね。
次回どんな展開になるのか気になります!

\\『邪神の天秤 公安分析班』を見るならここ!!//

WOWOWで見る