2015年に公開された『ジュラシック・ワールド』待望の続編がついに登場。
前作でおなじみのキャラであるオーウェンやクレアが再び大活躍します。
さらには、前作の最後で島に残された恐竜たちに、ある危機が訪れます。
- 前作より迫力倍増!さらに進化を遂げた映像を体験できる!
- おなじみのキャラクターが登場!前作『ジュラシック・ワールド』を復習すべし。
- 人類が選んだ意外な結末に目からうろこ…原題「Fallen Kingdom」の重要な意味。
オーウェンやクレアは無事恐竜たちを救い出すことができるのか?
人類が見つけた新たな道とは!?
前作を遥かに超える大迫力の『ジュラシック・ワールド/炎の王国』をネタバレありでご紹介します。
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目次
『ジュラシック・ワールド/炎の王国』作品情報
作品名 | ジュラシック・ワールド/炎の王国 |
公開日 | 2018年7月13日 |
上映時間 | 128分 |
監督 | J・A・バヨナ |
脚本 | デレク・コノリー コリン・トレヴォロウ |
出演者 | クリス・プラット ブライス・ダラス・ハワード レイフ・スポール ジャスティス・スミス ダニエラ・ピネダ ジェームズ・クロムウェル トビー・ジョーンズ テッド・レヴィン B・D・ウォン イザベラ・サーモン ジェラルディン・チャップリン ジェフ・ゴールドブラム |
音楽 | マイケル・ジアッキーノ |
『ジュラシック・ワールド/炎の王国』主要キャスト
クリス・プラット / 役:オーウェン・グレイディ
- 元海軍の軍人で、前作『ジュラシック・ワールド』での元恐竜監視員。
- クレアとは一度距離を置き、平原に住んで一人で小さな小屋を建てている。
- 火山が噴火する島にブルーが生きていることを知り、恐竜たちの救出作戦に参加する。
ブライス・ダラス・ハワード / 役:クレア・ディアリング
- 前作の事件で改心し、恐竜保護グループを設立した。
- アメリカから恐竜救出のための資金提供を断られ、ロックウッド財団のベンジャミンに掛け合い、救出作戦の支援をサポートしてもらう。
- 何もできず、ただ喚いてるだけの前作に比べて、ずいぶん気丈な女性に成長した。
レイフ・スポール / 役:イーライ・ミルズ
- ベンジャミンに仕えているロックウッド財団の実質的運営者。
- しかし裏では恐竜を使ったオークションを企てるなど、良い人のフリをした今作の大悪役。
ブルー(恐竜:ヴェロキラプトル)
- 小型肉食恐竜で作中では「人間に次ぐ賢さを持つ」存在で、ストーリー構成の中心的存在。
- 前作に登場したヴェロキラプトル4姉妹の中で、唯一生き残った長女。
- 救出にやって来たオーウェンと再会するが、傭兵たちに麻酔銃で撃たれ、さらに凶弾に倒れてしまう…。
【ネタバレ】『ジュラシック・ワールド/炎の王国』あらすじ・感想
『ジュラシック・ワールド/炎の王国』の見どころ紹介
出演者は、前作から続いてオーウェン・グレイディ(クリス・プラット)、クレア・ディアリング(ブライス・ダラス・ハワード)が大活躍する内容になっており、みんなの人気者ラプトルのブルー、大迫力のT-REXも登場します!
ここで、物語の見どころをご紹介します。
以下の点に注目して鑑賞すると面白いかもしれません。
恐竜救出劇に渦巻く陰謀
前作で島に残された恐竜たちは彼らの世界で平和に暮らしていましたが、彼らの住む島の火山が噴火したことで問題が起こります。
人間たちは「恐竜を守る派」と「自然に任せる派」に意見が別れます。
頭のいい恐竜、残したい恐竜がセレクトされ、島からの恐竜救出作戦が始まるのですが、そこに参加したオーウェンとクレアは、仲間たちから裏切られることになり、火山の噴火が起こる島に取り残されてしまうのです…。
果たして、生きたまま島から捕獲された恐竜たちは、どうなってしまうのでしょうか…?
大迫力の映像!
今作の見どころは、なんといっても火山の噴火により、逃げ惑う恐竜たちから逃げるオーウェンたち。
恐竜たちの合間をくぐり抜けて必死に溶岩や噴石から逃げる姿が描かれています。
思わず身をすくめてしまう瞬間があるかもしれません…!
ブルーが生きていた。
前作でオーウェンが調教したラプトルのうちの1匹「ブルー」に生体反応があることが判明します。
ブルーは非常に頭が良いことで重宝されている存在に。
そんなブルーの遺伝子を使って、新種の恐竜を生み出そうとしていた悪い奴らがいたのです…。
また、捕獲された恐竜たちは、世界中の富豪たちを相手にオークションの商品として売られてしまう運命にあったのです…。
前作に引き続き、恐竜を利用して悪い企みをする輩の存在も!
オーウェンたちはブルーや他の恐竜たちを救い出すことができるのかも見どころのひとつです。
『ジュラシック・ワールド/炎の王国』の気になる結末!
ジュラシック・パークを建造したジョン・ハモンドの旧友であるベンジャミン・ロックウッド。
カリフォルニア州にある広大な邸宅には実験場を備えていました。
ベンジャミンは、恐竜を蘇らせたように、人間をクローンで再生しようとしていたためにプロジェクトから外された過去を持っており「ジュラシック・ワールド」の崩壊後は自分の間違いを痛感し、恐竜救出プロジェクトに賛同し、計画を立てるのでした。
しかし、ロックウッド財団の運営を握っているイーライ・ミルズの悪事を知り、自首するように求めるのですが、ミルズの手により命を絶たれてしまいました…。
こうなったら運営は全てミルズのもの。
救出した恐竜たちを世界の富豪たちを相手にオークションを開催します。
また、ブルーを救助した理由も、ブルーを使って新種を作り出すためだったのです。
ベンジャミンを騙して裏で財団の資金を使っていたり、ブルー捕獲のためにクレアにオーウェンを起用するように提案し、用済みになれば殺そうと目論んでいた全ての悪の根源だったのです。
しかし、オーウェンが解放した新種のスティギモロクにオークション会場をめちゃくちゃにされ、さらにインドラプトルなどが脱走するなどの自体が発生したため、ミルズの野望は途絶え、ティラノサウルスとカルノタウルスに捕食されてしまい、身体を引きちぎられるという最期を迎えたのでした。
また、ベンジャミンの孫娘のメイジーは、閉じ込められシアンガスで死を待つ恐竜たちを、クローンでありながら生きている命であるとして、人間の世界に解放したのです。
ラストはシリーズを通して出演する数学者のイアン・マルコムが登場し、島から連れてこられた恐竜たちが解放されたことを知ると「人間は恐竜と共存していかなければならない。真のジュラシック・ワールドへようこそ。」と皮肉を言ったところで物語は終わります。
原題『Fallen Kingdome』の重要さ
今作を観た率直な感想は「噴火するのが早い」でした。
予告編では、あんなに噴火がフューチャーされていたので噴火メインの話かと思ったのですが、重要なのはその後でした。
映画ではよくあることなのですが、私は「完全に邦題の付け間違いだな」と思いました。
『炎の王国』だと、やはり噴火がメインの内容というイメージになります。
なので劇中での噴火のタイミングが早すぎるが故に、その後はダレてしまう可能性があります。
原題の『Fallen KIngdom』を訳すると「王国の崩壊」になります。
こちらのほうが恐竜たちの王国の(噴火による)崩壊と、これからの人間社会が崩壊していく様子の2つの意味として捉えることができ、今作の内容に非常にしっくり来るな…という印象でした。
なので最後に、恐竜たちとの共存を選んだ時に「ああ…」と目からウロコだったのです。
邦題のセンスって非常に重要なんですね!ってことも勉強になった作品でした。
あくまでも個人的な見解ですが!
もちろん噴火後のストーリーも見応えがあり、特に登場人物たちの運動神経の良さが気になって仕方なかったです(笑)
あとは前作で起こした騒動に対する損害賠償云々の内容にも触れていたことが個人的にも嬉しかったし、会社ちゃんとしてる~…と思って安心しました。ずっと気になっていたので!
でも、島の波止場に残されたまま、火砕流に飲み込まれて死んでしまったブラキオサウルスの咆哮は本当に切なかった…。
前作『ジュラシック・ワールド』を観よう!
『ジュラシック・ワールド/炎の王国』を観る前に、ぜひ『ジュラシック・ワールド』を鑑賞しておきましょう!
一番初期の『ジュラシック・パーク』から見直さなくても、この2作品だけで一応ストーリーは成立しています。
個人的には、どちらの作品も違った面白さがあるので優劣はつけがたいです。
『ジュラシック・ワールド/炎の王国』は、ちょっぴり大人向けのストーリーでもあるので、子供と一緒に観るならば『ジュラシック・ワールド』がおすすめです!
当サイトでも『ジュラシック・ワールド』の記事を紹介しているので、お時間がある方は参考にしてみてくださいね!
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『ジュラシック・ワールド/炎の王国』まとめ
以上、ここまで『ジュラシック・ワールド/炎の王国』について紹介させていただきました。
- 大迫力の映像でパニック感が倍増する進化したジュラシック体験ができる映画!
- 原題の『Fallen Kingdom』の意味を考えながら見ると、新たな見方ができる。
- 次回作はあるのか?恐竜と人間が共存する世界は実現するのかなど、考えさせられる作品。
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