大人気映画『ジュラシック・パーク』シリーズの第4弾が『ジュラシック・ワールド』です。
本作は前作から14年の時を経て公開されました。
舞台は新たなテーマパーク。
恐竜の迫力と待ったなしの恐怖に自然と息を飲んでしまうこと間違いなしです。
- 恐怖と興奮がふたたび!
- クリス・プラットとブライス・ダラス・ハワードの最強コンビ
- 実際に恐竜が存在しているかのようなCGにも注目
それではさっそく『ジュラシック・ワールド』についてレビューしていきたいと思います。
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目次
『ジュラシック・ワールド』作品情報
作品名 | ジュラシック・ワールド |
公開日 | 2015年8月5日 |
上映時間 | 125分 |
監督 | コリン・トレヴォロウ |
脚本 | リック・ジャッファ アマンダ・シルヴァー デレク・コノリー コリン・トレヴォロウ |
原作 | マイケル・クライトン |
出演者 | クリス・プラット ブライス・ダラス・ハワード ヴィンセント・ドノフリオ タイ・シンプキンス ニック・ロビンソン オマール・シー B・D・ウォン イルファーン・カーン |
音楽 | マイケル・ジアッチーノ |
【ネタバレ】『ジュラシック・ワールド』あらすじ・感想
ジュラシック・ワールドを舞台にふたたび恐竜たちが大暴れ!
本作は『ジュラシック・パーク』の世界から実に22年後、今までとは違いすでにパークが開園したあとのお話です。
ストーリーのいちばんの特徴は、遺伝子操作によって生み出した「インドミナス・レックス」という恐竜が登場することです。
インドミナス・レックスが脱走したために、職員やパーク内の人々は恐怖とパニックに陥ることになっていくのです。
テーマはシンプルなので本作だけでも楽しめるでしょう。
しかし、今までのシリーズの設定が引き継がれていたりもするので『ジュラシック・パーク』シリーズを鑑賞してから『ジュラシック・ワールド』を観ることをおすすめします。
主役 2人が強くてかっこよすぎる!
『ジュラシック・ワールド』の見どころのひとつとして、オーウェン(クリス・プラット)とクレア(ブライス・ダラス・ハワード)の存在があります。
オーウェンはパークで4頭のラプトルの調教師として働く正義感にあふれた人物です。
特に、ラプトルの中の1頭であるブルーとは強い信頼関係を築いています。
一方で、クレアはパークの責任者を担っており、日々を忙しく過ごしている人物。
パークに招待した甥の面倒を見る暇もないくらい普段は仕事に追われています。
インドミナス・レックスの脱走により、これ以上の犠牲者を出さないために2人は協力して恐竜たちを止めようとするのですが、とにかく強いのです。
のちに紹介するクレアの甥2人のことも体を張って守ります。
オーウェンは銃で恐竜と闘い、ラプトルを利用して恐竜の誘導を考えるなど頭脳も使える人間です。
その活躍ぶりにはクレアの甥であるザックに「叔母さんの彼、かっけー!」と言わせるほど。
またクレアも女性ながらに奮闘します。はじめはオーウェンに恐竜を阻止するのを止められましたが聞こうとしません。
オーウェンを襲った恐竜を銃で撃ち倒し、車に突っ込んできた恐竜を叫びながらも追い払う勇敢な女性です。
ハラハラしてしまう展開なのに、どこか安心感とユーモアがあるのは、主役2人の絶対的無敵感があるからだと思います。
個人的にヒールで走るクレアは必見ですよ!
ザックとグレイ、兄弟の絆は感動もの
大人2人はもちろんですが、クレアの甥であるザック(ニック・ロビンソン)とグレイ(タイ・シンプキンス)の兄弟がまた素晴らしいキャラクターになっています。
兄ザックはパークにいても恐竜より女の子に目が行ってしまうようなタイプ、弟のグレイは恐竜が大好きで恐竜に関する知識が豊富な年相応の子どもらしい印象です。
そんな正反対な兄弟も事態に巻き込まれていきます。
電波障害によりクレアの忠告は届かず、ジャイロスフィア(球体の中に入り恐竜のいる草原を散策できるアトラクション)に乗っているところを恐竜に襲われてしまうのです。
緊急事態が起きるとグレイはパニックになりますが兄のザックは驚くも至って冷静、危険を乗り越えクレアたちとの再会にありつきます。
兄弟は昔ピンチになったときも助け合ったことを思い出し再び絆が深まるのですが、心が温まるシーンに仕上がっています。
ある意味この2人も立派な主役なのではないでしょうか。
恐竜が実在するかのようなCG技術の偉大さ
『ジュラシック・ワールド』の象徴でもある恐竜。
今までの作品にも相当リアルな恐竜が登場しましたが、今作の演出は史上最高で最恐と言えると思います。
例えば、前半部分で兄弟がモササウルスのショーを観るシーンは、展開がわかっていても怖い!と思ってしまうような迫力です。
水中からグワッと大口を開けて飛び出してきます。
その後のモササウルスが登場するシーンもなかなかにショッキングで恐ろしいのでご注意を。
そして、ラストシーンのインドミナス・レックスとティラノサウルス、ラプトルの闘うシーンは本作の最大の見せ場と言えるでしょう。
CGとは思えないような恐竜たちの重量感と迫力が伝わってきます。
しかし、このCGはダイナミックな演出だけに活用しているわけではありません。
実は繊細な部分の表現も秀逸なのが『ジュラシック・ワールド』の素敵な部分です。
オーウェンとブルー(ラプトル)の絆を感じるラストシーンは、特にその繊細さが見事にあらわれています。
ブルーはあくまでも恐竜、喋ることはないのにその表情や動きで何を伝えたいのかが伝わってくるのです。
ブルーの感情がしっかりと表現されているからこそ、わたしたち視聴者は自然とオーウェンに感情移入するのだと思います。
『ジュラシック・ワールド』まとめ
『#ジュラシック・ワールド』の人気者、ラプトル4姉妹‼
明日21時から金曜ロードSHOW!で『ジュラシック・ワールド』放送!
ブルーたちの活躍をお見逃しなく👀#恐竜フェス#ジュラシックシリーズ25周年#あのジュラシック・ワールドが滅びる pic.twitter.com/q6hTicseXy— ジュラシック・ワールド (@jurassicworldjp) 2018年7月12日
歴代の『ジュラシック・パーク』シリーズと比べても『ジュラシック・ワールド』はストーリー、映像含めかなりの傑作です。
歴代作品と見比べてみるのも楽しいかもしれませんね。
- シンプルでわかりやすいストーリー。客目線で観るのも楽しい
- 兄弟の活躍も必見
- ダイナミックさと繊細さを感じる演出が素晴らしい
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