チョン・ユミ出演映画・ドラマおすすめ7選!美貌と唯一無二の演技力を兼ね備えた韓国の国民的女優の代表作!

チョン・ユミ出演映画・ドラマおすすめ7選!美貌と唯一無二の演技力を兼ね備えた韓国の国民的女優の代表作!

出典:IMDB

韓国で活躍する映画女優、チョン・ユミ。

数々の作品に出演し、著名な俳優たちが共演したい!と名前を挙げる実力とキャリアを兼ね備えた存在です。

業界内に同姓同名で出身地や年齢も近い女優のチョン・ユミがおり、出演したドラマ『トンイ』『屋根部屋のプリンス』のヒットから、日本だとこちらのチョン・ユミのほうが有名かもしれません。

しかし、今回ご紹介する前者の映画女優チョン・ユミのほうが現地・韓国では広く知られていて、日本でも映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』の人気の高まりとともに知名度が上がってきているように思います。

韓国で唯一無二の女優といわれるチョン・ユミの魅力、日本でも広まって欲しい…!

そんな気持ちから、おすすめの出演映画を7作品選びました。

映画女優と呼ばれるだけあって映画への出演が主なのですが、国内外問わずドラマをきっかけに知ったという方も多いようなので、最後にドラマも1作品ご紹介しています。

それでは、どうぞ!

チョン・ユミ出演映画おすすめ7選

『家族の誕生』


ギョンソク(ポン・テギュ)にはチェヒョン(チョン・ユミ)という彼女がいます。

チェヒョンは誰にでも親切で、いつも自分のことより他人のことを優先し、困っている人には咄嗟に手を差し伸べてしまうような女性です。

それがチェヒョンの心優しさからだとわかっていながらも、彼女が誰かに手を差し伸べるたび、ギョンソクはどこか不安を感じていました。

そんな不安を抱えきれなくなったギョンソクは、唯一の家族である姉にチェヒョンを紹介しようとしますが…。

3組の家族の姿から、本当の家族の在り方を問う映画『家族の誕生』。

韓国のアカデミー賞といわれる大鐘賞で最優秀作品賞と脚本賞の2部門に輝いた作品です。

チョン・ユミはポン・テギュ演じるギョンソクの彼女・チェヒョンを演じ、国内の数々の映画賞にノミネート、または受賞しています。

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まだ知名度が低かった下積み時代に出演した作品ですが、この作品での好演が賞賛され、人気女優への道を歩み出すきっかけとなったといっても過言ではありません。

チョン・ユミの可愛らしく優しい雰囲気は、チェヒョンの誰にでも親切な役柄にぴったりでした。

『私のチンピラな彼氏』


喧嘩一つまともにできず、口だけは達者なチンピラのドンチョル(パク・チュンフン)の隣部屋に、就職活動中のセジン(チョン・ユミ)という女性が引っ越してきます。

どれだけ威圧的に接しても全く怯まないセジンに苛立つドンチョル。

一方、キャリアウーマンになるために田舎から上京してきたセジンは、態度は大きいくせにいつも殴られて帰ってくる情けないドンチョルに苛立っていました。

そんな二人はことあるごとにぶつかりながら、徐々に惹かれ合っていきます。

出会うはずがなかった正反対の2人が織り成すロマンティック・コメディ『私のチンピラな彼氏』。

チョン・ユミは度胸のある就活生を演じ、その堂々とした演技は高く評価されました。

ただのラブコメだと思うと大間違いなヒューマンドラマである今作。

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ストーリーもさることながら、チョン・ユミのくるくる変わる表情と必死に都会で生きていこうとする姿だけでも、観てよかったと思える作品です。

『教授とわたし、そして映画』


30代の売れないアート系映画監督・ジング(イ・ソンギュン)は、大学時代の恩師・ソン教授(ムン・ソングン)の紹介で映画学科の講師を務めています。

ジングは学生だった頃、同じ映画学科に通う女生徒・オッキ(チョン・ユミ)に恋していましたが、実はオッキはソン教授と関係を持っていました。

ジングはそのことを知らないままオッキと結ばれますが、やがてオッキはジングとソン教授との三角関係を題材にした映画を撮り始めます。

ヒロインであるオッキをめぐる恋愛と映画をテーマにした、4つの短編からなる『教授とわたし、そして映画』。

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どこからが映画でどこまでが現実なのかわからなくなるような描写の連続の中、時系列もさかのぼったり元に戻ったりと、良い意味で振り回されます。

劇中ではジングとソン教授がオッキに振り回されていて、「そうか、観ている自分たちもストーリーじゃなくオッキに翻弄されているんだ!」と少しずつ気がつくような作品です。

チョン・ユミはじめ個性的な演技を魅せてくれる俳優陣の存在もあり、不思議な魅力に包まれた映画になっています。

『教授とわたし、そして映画』を無料で見れる配信サービスは?

『トガニ 幼き瞳の告発』


カン・イノ(コン・ユ)は大学時代の恩師の紹介で、ソウルから郊外のムジンという町の聴覚障害者学校に美術教師として赴任します。

着任早々、校長の弟である行政室長(チャン・ガン)に教職を得た見返りとして大金を要求されたり、学内の重苦しい雰囲気を感じたりと、学校に対して不信感を持っていたイノ。

そんなある日、帰宅しようとしたイノは子どもの悲鳴を聞きつけます。

韓国全土を震撼させた実在の事件を基に描かれた映画『トガニ 幼き瞳の告発』。

教員らによる子どもたちへの暴行や性的虐待の事実だけでも衝撃的な事件ですが、それ以上に驚きなのがこの教員らへの判決が軽かったこと、そして実刑を免れてすぐに現場復帰していたことです。

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これらの事実をそのまま映画にしたこともあり、実際の事件と同様に世間を震撼させる作品となりました。

ドラマ『コーヒープリンス1号店』のヒットから日本でも人気の俳優であるコン・ユが自ら映画化と出演を熱望し、主演を務めた意欲作です。

そんなコン・ユが絶賛し、共演を望んでいたチョン・ユミ。

今作では、主人公のイノと子どもたちとともに戦う人権センターの勇敢な女性を演じました。

『トガニ 幼き瞳の告発』

(C)2011 CJ E&M CORPORATION, ALL RIGHTS RESERVED.

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コン・ユとチョン・ユミの勇ましく、息の合った演技をぜひご覧ください。

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『新感染 ファイナル・エクスプレス』


ソウルでファンドマネージャーとして働くソグ(コン・ユ)は妻と別居中で、まだ幼い娘・スアン(キム・スアン)と母親と3人で暮らしています。

スアンは誕生日にプサンにいる妻の元へ一人で会いにいくといい、ソグは仕方なくスアンをプサンまで送り届けることに。

ソウルを出発してプサンに向かう高速鉄道“KTX”に乗車したソグとスアンでしたが、直前にソウル駅周辺では不審な騒ぎが起こっていました。

そして、2人の乗ったKTX101号にも、謎のウイルスに感染した女性が転がり込んで…。

主人公のソグ親子のほか、妊婦と夫、野球部の高校生たち、身勝手な中年サラリーマンなど、様々な乗客たちが極限状態の中で戦う姿を描いたヒューマンドラマ『新感染 ファイナル・エクスプレス』。

ゾンビ映画は流行らないといわれていた韓国で大ヒットし、国内外で高く評価されたパンデミック映画です。

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チョン・ユミにとっても初めて観客動員数が1,000万人突破を果たした記念すべき作品となりました。

そんな作品でチョン・ユミが演じたのは、主人公ソグ親子がKTXの中で出会う妊婦のソンギョン。

『新感染 ファイナル・エクスプレス』

出典:IMDB

マ・ドンソク演じる短気な夫・サンファに優しく寄り添い、身重な身体ながら幼いスアンのことも気にかける頼もしい女性を演じています。

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愛の在り方を問う深みのあるヒューマンドラマになっているので、ゾンビ映画は苦手…という方にもおすすめしたい1本です。

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『サイコキネシス -念力-』


妻子を捨て、警備員の仕事をしながら冴えない生活を送るソッコン(リュ・スンリョン)は、ある日突然、自分が超能力に目覚めたことに気づきます。

一方、ソッコンの娘・ルミ(シム・ウンギョン)はフライドチキン店の店長として街の人々から愛されていましたが、立ち退きを要求する地上げ屋の襲撃に遭い、母を殺されてしまいました。

ルミは母の携帯に残されていた電話番号を頼りに父であるソッコンに連絡を取り、父娘は久々の再会を果たします。

ソッコンは地上げ屋の襲撃からルミを守るため、超能力で彼らに立ち向かいますが…。

『新感染 ファイナル・エクスプレス』のヨン・サンホが手掛けるSFアクション映画『サイコキネシス -念力-』。

『7番房の奇跡』のリュ・スンリョンと、2019年度日本アカデミー賞で最優秀作品賞など6部門を受賞した『新聞記者』のシム・ウンギョンという実力派が共演しました。

その中でチョン・ユミは、主人公親子の敵となる地上げ屋の幹部・ホン常務を演じています。

『サイコキネシス -念力-』

出典:IMDB

コメディ作品でもある今作の中でわかりやすく時事的でブラックな笑いとなっているのが、若者がチキン屋を営むという設定と、のホン常務の存在です。

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ホン常務は一時期話題になった“ナッツ姫”を彷彿とさせるような雰囲気。

クールビューティーなチョン・ユミを観られる作品になっています。

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『82年生まれ、キム・ジヨン』


33歳の主婦であるキム・ジヨン(チョン・ユミ)は、3歳年上の夫・デヒョン(コン・ユ)と1歳になる娘とともに韓国のソウル郊外で暮らしています。

1982年生まれの韓国の女性で最も多い名前を持つ、どこにでもいそうな女性・ジヨンは誕生から学生時代、就職、結婚、出産に至るまで様々な女性差別に苦しみながらも必死に生きてきました。

そんなある日、通りすがりの男性から侮辱されたことをきっかけに心のバランスを崩したジヨンは、精神科病院に通い始め…。

主人公であるジヨンが病院で話した半生を聞き取って記したカルテという形式で進んでいく映画『82年生まれ、キム・ジヨン』。

原作は韓国で社会現象になるほどのベストセラーとなったチョ・ナムジュの同名小説で、ジェンダー問題、とりわけ女性差別を扱った作品です。

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日本やヨーロッパなど国外でも翻訳され、女性を中心に支持を集めました。

チョン・ユミはこの作品で悩める女性の繊細な感情の機微を表現しており、その演技は各方面から賞賛されています。

『82年生まれ、キム・ジヨン』

(C)2019 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.

3度目の共演となるコン・ユとは初の夫婦役。

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演技派の2人が織り成すやり取りにはグッと引き込まれるでしょう。

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チョン・ユミ出演おすすめドラマ【おまけ】

『ロマンスが必要2012』


33歳のチュ・ヨルメ(チョン・ユミ)と幼馴染のユン・ソクヒョン(イ・ジヌク)は、18歳の頃からくっついたり離れたりを繰り返し、3年前に別れたのを最後に、現在は完全に他人として同居生活を続けている不思議な関係。

ヨルメはソクヒョンに対して未練はなかったが、ある日ワインを飲んだ後にソクヒョンと同じベッドで目を覚まします。

それを機に6回目の恋が始まりますが…。

映画への出演が主だったチョン・ユミが知名度をグッと上げたドラマ『ロマンスが必要2012』。

『ロマンスが必要2012』

出典:IMDB

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映画作品ではシリアスな役が多かったチョン・ユミの可愛らしさとチャーミングさが、等身大の女性・ヨルメの姿とぴったり重なり、共感したり、応援したくなったりと多くの視聴者が夢中になりました。

ヨルメの親友であるジェギョン(キム・ジウ)、ジヒ(カン・イェソル)の存在がさらに視聴者を虜にする要因であり、彼女たちがガールズトークを繰り広げるシーンはまるで自分も参加しているような気持ちになるリアルさがあります。

恋に仕事に忙しく悩みが尽きない、そんな自立した女性たちに贈るラブコメディです。

チョン・ユミ出演おすすめ映画・ドラマまとめ

チョン・ユミ

出典:IMDB

いかがだったでしょうか。

映画でのシリアスな役柄から、ラブコメドラマでの等身大な女性まで見事にこなす唯一無二の演技力。

そして、独特で可愛らしい空気感が多くの人々を虜にしているチョン・ユミ。

バラエティ番組への出演などもあり、どんどん活動の幅を広げ続けています。

今後の活躍にも期待大です!