『ジュマンジ』あらすじ・ネタバレ感想!続編も公開されたアドベンチャー映画の元祖はこれだ!

映画『ジュマンジ』あらすじ・ネタバレ感想!続編も公開されたアドベンチャー映画の元祖はこれだ!

出典:U-NEXT

1995年に公開された映画『ジュマンジ』。

ゲームで起きる出来事が現実に飛び出してくる展開はあまりにも有名で、そのストーリーに夢中になった人も多いのではないでしょうか。

時を経て、2017年に『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』、2019年にはその続編である『ジュマンジ/ネクスト・レベル』が公開され、再び話題を呼びました。

というわけで、今回は1995年の元祖『ジュマンジ』のストーリーと見どころを、ネタバレありでご紹介していこうと思います。

ポイント
  • 今観ても色褪せないファンタジー
  • 世代問わず楽しめるアクション
  • ドキドキハラハラするストーリー

それでは早速映画『ジュマンジ』をご紹介していきます。

『ジュマンジ』作品情報

作品名 ジュマンジ
公開日 1996年03月20日
上映時間 104分
監督 ジョー・ジョンストン
脚本 ジョナサン・ヘンズリー
グレッグ・テイラー
ジム・ストレイン
出演者 ロビン・ウィリアムズ
ジョナサン・ハイド
キルスティン・ダンスト
ブラッドリー・ピアース
ボニー・ハント
ビービー・ニューワース
デヴィッド・アラン・グリア
アダム・ハン=バード
ローラ・ベル・バンディ
音楽 ジェームズ・ホーナー

【ネタバレ】『ジュマンジ』あらすじ


“ジュマンジ”の世界へ

『ジュマンジ』は絵本を原作としたアドベンチャー作品。

作中に登場するすごろくのような形式のボードゲームのタイトルでもあります。

一見ありきたりなボードゲームなのですが、実はボード上で起きたことが現実にも起きてしまうという恐ろしいゲームなのです。

そんなことを知るはずもなく、ゲームを始めてしまった子供たちがいました。

時は1969年。

主人公の少年・アランは、厳格な父親への反抗心でいっぱいでした。

ある日、その父親が経営する工場の工事現場で”ジュマンジ”と書かれたボードゲームを拾います。

家に持ち帰り、友人のサラとゲームを始めました。

サイコロを振るとボード上の駒が勝手に動き出したり、文字が浮かび上がるなど不思議なことが起こります。

それでもアランはまたサイコロを振りました。

すると、「サイコロの5か8の目が出るまでジャングルの中で待て」とボードゲームに指示されます。

そのままアランはゲームの中のジャングルに引き込まれ、閉じ込められてしまいました

同時に現実世界にたくさんのコウモリが現れ、驚いたサラはゲームを放棄し、家から逃げ帰ります。

時を経てゴールを目指す

舞台は26年後の1995年へ。

アランが住んでいた家は長年空き家になっていましたが、とある家族が引っ越してきます。

事故で両親を失くし2人きりになった姉弟と、その叔母でした。

姉弟は屋根裏部屋で”ジュマンジ”を見つけ、26年前のアランとサラのようにゲームを始めます。

既に置かれている2つの駒を不思議に思いながらもサイコロを振ると、ボード上で起こる出来事が現実世界に飛び出してきます。

猿の群れやライオンなどの獣を目の前にして、驚かされるばかりの姉弟でしたが、続いてサイコロで出た目は5。

すると、26年間ゲームの中に閉じ込められたままだったアランが飛び出してきます。

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姉弟が始めたゲームは26年前の続きだったのです。

アランは少年から中年の姿になり、それでも中身は子供の頃のまま。

誰かがゴールにたどり着き、「ジュマンジ!」と唱えるまで終わらないと知ったとき、サラを探し出し4人でゲームのクリアを目指そうと一致団結します。

「ジュマンジ!」

やっと見つけ出したサラはゲームのことがトラウマになっていましたが、どうにか参加するように説得したアランと姉弟。

4人揃ってゴールを目指し始めますが、家中がジャングルと化し、食虫植物や獣、自然災害や命を狙ってくるハンターなど様々な困難が降りかかってきます。

映画『ジュマンジ』

出典:U-NEXT

アランはとうとうハンターに追いつめられ、成す術もなく銃を突きつけられてしまいました。

ハンターに殺される寸前、握っていたサイコロが手のひらから転がり落ちます。

そのとき、出た目の数だけ駒が進み、アランは自分がゴールにたどり着いたことに気づきました。

ハンターは「最期の言葉は?」と訊ねます。

アランは迷わず「ジュマンジ!」と叫ぶのでした。

無事にゲームをクリアすると共に、現実世界に飛び出したあらゆるものがゲームの中に戻っていきます。

アランとサラも気づけば子供の姿に戻っていました。

そこは26年前の世界だったのです。

新しい世界で

1969年に戻ったアランは、父親と和解します。

自分がゲームに閉じ込められてしまったあと、父親が全財産をつぎ込んでアランを探していたことを知ったからです。

アランは父親の愛を感じ、反抗的だった自分の態度を改めることにしました。

さらに、アランはサラと共に”ジュマンジ”を川に沈めます。

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もう二度とあんなことが起こらないように……。

アランとサラがキスを交わす頃、だんだんと大人時代の記憶はなくなっていきました。

時は再び26年後の1995年。

アランは父親の工場を継ぎ、サラと結婚して幸せに暮らしています。

ある日パーティーを開くと、見覚えのある姉弟がいました。

それは、あのとき一緒に”ジュマンジ”でゴールを目指した姉弟でした。

姉弟は”ジュマンジ”のことも、アランとサラのことも、もちろん知りません。

しかし招待客の中に姉弟の両親である夫婦がいることに気づいたアランとサラは、夫婦が事故で亡くなってしまう未来を避けるため、咄嗟に引き留めるのでした。

『ジュマンジ』見どころ・感想

親子の絆

『ジュマンジ』では、ゲームと現実世界が連動してしまう設定やタイムパラドックスが起きる展開にスポットライトが当たりがちです。

しかし、『ジュマンジ』を語るうえで”親子の絆“というテーマは欠かせません。

父親に対して素直になれず、反抗してしまう息子のアラン。

そして、息子に対する愛をうまく伝えられない父親。

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お互いに不器用で意地っ張りなために起きてしまう気持ちのすれ違いは、切なくも悲しくもあります。

アランはゲームに閉じ込められたあとの最初の1995年の世界で父親の愛情を知りますが、そのとき既に父親は亡くなっていました。

けれども、見事ゴールすることで26年前に戻り、無事に和解。

父子が抱き合うシーンには、思わず目頭が熱くなってしまいます。

また、幼い姉弟の両親が事故で亡くなってしまう未来を変える展開にも胸が熱くなります。

父親との和解を経て親子の絆を実感したアランが、姉弟とその両親の絆を守ったのです。

自分をゲームの世界から救いだしてくれた姉弟に恩返しをしたようにも感じます。

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身も心も立派な大人になったアランだからこそできたことですよね。

オープニングシーンとラストシーン

『ジュマンジ』のオープニングシーンでは、真っ暗な森の中で地面に穴を掘り、そこに箱を埋めて立ち去っていく少年たちの姿が描かれています。

ここで埋められた箱に”ジュマンジ”が入っており、100年後に工事現場で掘り起こされてしまったところをアランが拾います。

ラストシーンでは、砂浜に打ち上げられた”ジュマンジ”を少女たちが見つける様子が描かれています。

これはアランとサラが川に沈めたはずの”ジュマンジ”が海に流れていき、どこかの砂浜へたどり着いてしまったことを示しています。

つまり、“ジュマンジ”は長年ずっと続いていて、まだ終わらないということです。

こういった演出がされていたこともあり、続編として生まれたのが、2017年公開の『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』。

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時代の流れもあってか、ボードゲームではなくテレビゲームとして登場しています。

こうして、かたちを変えながら生き続ける”ジュマンジ”。

続編の『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』、『ジュマンジ/ネクスト・レベル』も合わせて楽しめます。

『ジュマンジ』レビューまとめ

いかがだったでしょうか。

元祖『ジュマンジ』を知っていれば、続編の2作をより一層楽しめること間違いなし!

是非、原作者が同じで姉妹作品でもある『ザスーラ』も合わせてご覧ください。

以上ここまで映画『ジュマンジ』についてレビューしてきました。

タイトル
  • 終わらないファンタジーアドベンチャー
  • 時代が変わっても生き続けるストーリー
  • 親子の絆にも注目