伊地知が血を流して倒れている姿を見た七海は、かつての同級生を思い出しながら、怒りを隠しきれない様子です。
そのことを知らない釘崎と新田は、伊地知と合流するために急いで向かっていると、呪詛師の重面と出会いました。
釘崎が苦戦するも、怒りを隠しきれない七海がその場に到着します。
それではさっそく『呪術廻戦』渋谷事変編の第36話をネタバレありでレビューします。
目次
アニメ『呪術廻戦』第35話のあらすじと振り返り
虎杖悠仁(CV:榎木淳弥)、伏黒恵(CV:内田雄馬)、猪野琢真(CV:林勇)は、「術師を入れない帳」を解くために動き出します。
向かった先には、粟坂二良(CV:広田みのる)、オガミ婆(CV:唐沢潤)、その孫(CV:綿貫竜之介)の呪詛師が帳の基を守っていました。
猪野VSオガミ婆と孫、虎杖と恵VS粟坂の戦いが始まります。
虎杖と恵は粟坂の術式がわかると、なんとか倒すことが出来ました。
【ネタバレ】アニメ『呪術廻戦』渋谷事変編の第36話あらすじ・感想
想定外の事態
七海建人(CV:津田健次郎)が「都心メトロ渋谷駅・13番出口側(帳外)」の横断歩道橋に到着すると、伊地知潔高(CV:岩田光央)が血を流して倒れていました。
その姿を見た七海は、かつての同級生だった灰原雄の変わり果てた姿を思い出します。
「都心メトロ・明治神宮前駅~渋谷駅間」では、襲い掛かって来た呪詛師に冥冥(CV:三石琴乃)が話しかけていました。
カラスを操るだけの術式に思い悩んだ話しを持ちかけ、話し終えると「時間を稼ぎたかっただけ」と言って、呪詛師を倒してしまいます。
「首都高速三号渋谷線・セルリアンタワー前」には、気絶している粟坂を縛り、虎杖が帳の基を壊しました。
三つの帳の基を壊し、すべての帳が上がると思っていると、上がったのは「術師を入れない帳」だけです。
渋谷を自由に行き来できるようになると、恵がビルの上から落ちてくる猪野に気づき、式神「鵺」で勢いを殺し、虎杖が受け止めました。
猪野の顔を見て、虎杖の表情は歪みます。
猪野が落ちてきたビルの上には、オガミ婆に孫が話しかけていました。
しかし、次第に孫の様子が変わり、「ババァ、誰に命令してんだよ」と睨みつけ、オガミ婆は「肉体の情報しか降ろしていない」と困惑します。
伏黒甚爾の特別な肉体に孫の魂が勝てなかったため、孫の体は完全に乗っ取られ、「術師を殺せ」というオガミ婆の言葉通り、甚爾に乗っ取られた孫はオガミ婆を殴りつけました。
保志メジェド
重面春太VS釘崎野薔薇
伊地知と連絡が取れなくなったと、釘崎野薔薇(CV:瀬戸麻沙美)と新田明(CV:徳井青空)が禪院真希(CV:小松未可子)に報告すると、伊地知のところに向かうよう言います。
気を失っている猪野を恵は安全な場所へ運ぶことにし、虎杖は五条悟のいる渋谷駅へ向かうため、二人は「またあとでな」と約束をして別れました。
「松濤文化村ストリート(帳外)」では、伊地知のもとへ向かう釘崎と新田の前に、重面春太(CV:羽多野渉)が持ち手が手になっている刀を持って現れます。
新田を逃がし、釘崎は重面と戦闘を始めますが、重面の刀が新田を追いかけていました。
重面の刀が新田を切った瞬間、重面はそのことがわかり嬉しそうに新田がいる方へ走り出します。
足首を切られて倒れていた新田を思い切り蹴り、あとを追ってきた釘崎の顎に刀の手がクリーンヒットし、その場で膝をついてしまいました。
クラクラとする体に、釘崎は話しかけてなんとか時間を稼ごうとしますが、その間に新田は何度も切りつけられてしまいます。
釘崎がフラフラになりながらも攻撃を繰り出しますが、簡単に避けられてしまい当たりません。
そこに、七海が到着しました。
保志メジェド
七海建人の怒り
ゆっくり近づいてくる七海に、重面は足元にいる新田を切りつけますが、そこに姿はなく逃げたあとでした。
「仲間の数と配置は?」という七海の問いに、重面は答えることはなく、七海に切りつけ蹴りを入れます。
しかし、無傷で立っているうえにビクともしない七海に、重面は少し焦った表情を見せました。
再び同じ問いかけをする七海に「知らない」と言おうとするも、重面は容赦なく殴り飛ばされてしまいます。
自身の術式がなければ死んでいたと思い、重面は逃げようとしますが、七海に捕まってしまいました。
七海の後ろから飛んできた重面の刀に、重面はニヤリと笑みを浮かべましたが、釘崎が放った釘で刀の手は壁に打ち付けられ、身動きが取れなくなってしまいます。
補助監督を殺ったことに怒りを露にする七海は、数メートル吹き飛ぶほどの一発を重面におみまいしました。
保志メジェド
遭遇
その頃、冥冥の目の前に偽者の夏油傑(CV:櫻井孝宏)が現れます。
冥冥は五条と手を組んでいるのかと疑いますが、誰かと組む意味はないと思い直し、偽者だと警戒しました。
偽者の夏油は夏油傑のふりを続け、去年の話題を出します。
呪霊操術で取り込んだ呪霊を出現させると、偽者の夏油は去って行ってしまいました。
読みが外れたかと思った冥冥に、「疱瘡神」と呼ばれる呪霊は領域を展開します。
冥冥が驚いているうちに、棺桶に閉じ込められ、外にいた憂憂(CV:三瓶由布子)が心配する声をかけました。
少しして棺桶から脱出した冥冥は、自分の命が危険にさらされて興奮している様子。
重面との戦闘を終えた七海、釘崎、新田はイスに座って話しています。
七海が伊地知が無事なことを伝えると、ホッとする表情を見せたものの、五条が封印されたことを知ると、信じられないという表情に変わりました。
真希たちと合流しようとする七海について行こうとするも、「一級で最低レベル」だと言って待機を命じます。
一方、恵と別れた虎杖は「渋谷駅・構内」に到着し、駅に誰もいないことに不振に思いながらも駅の中を進んで行きました。
その途中で、虎杖は脹相(ちょうそう/CV:浪川大輔)に出会ってしまいます。
保志メジェド
アニメ『呪術廻戦』渋谷事変編の第36話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
いろいろな場所で戦いが起こり始めましたね!
七海がキレているところは、かっこよくもあり切なくもあります……
しかし、偽者の夏油は夏油のふりを続けるんですね。
バレてしまった五条にだけ、偽者だと言っているようです。
次回はどんな展開が待っているのでしょうか?
虎杖と脹相の戦闘がメイン回になるのでしょうか?
来週も楽しみです!