五条と漏瑚、花御、脹相の戦いがついに始まりました。
五条の圧倒的な力に、漏瑚と花御は思うように追いつめることができません。
しかし、真人が連れてきた大量の改造人間によって、流れが変わります。
そこへ現れた夏油に、五条は目を疑いました。
それではさっそく『呪術廻戦』渋谷事変編の第33話をネタバレありでレビューします。
目次
アニメ『呪術廻戦』第32話のあらすじと振り返り
五条悟(CV:中村悠一)と漏瑚(CV:千葉繁)、花御(CV:田中敦子)、脹相(ちょうそう/CV:浪川大輔)がいる場所とは違うところに、新たに下ろされた帳。
その帳を壊すべく、虎杖悠仁(CV:榎木淳弥)、冥冥(CV:三石琴乃)、憂憂(CV:三瓶由布子)は移動します。
そこで出会った改造人間のバッタ・蝗GUY(CV:かぬか光明)と虎杖の一対一の戦いが始まりました。
圧倒的な実力の差で祓うことができた虎杖ですが、一方で五条たちの戦いも始まります。
【ネタバレ】アニメ『呪術廻戦』渋谷事変編の第33話あらすじ・感想
生徒たちにとっての「五条悟」とは
東京校・京都校の生徒たちに「あなたにとって五条悟とは?」と質問され、生徒たちはそれぞれ五条の印象や思いを言いましたが、最後に共通するのは「最強」という言葉でした。
そして、渋谷駅のホームで息を切らしながら現れた五条の手には呪霊の頭と、足元には呪霊の死体が転がっています。
時間は戻り、五条がアイマスクを外したところで「雑草」と花御のことを指さし、「会うのは三度目だな」と話しかけました。
花御に「まずはお前から殺す」と歩いて近づいていき、花御と漏瑚がほぼ同時に攻撃を仕掛けましたが、先に漏瑚の攻撃を受け止めます。
五条に触れることができて一瞬驚く漏瑚の腕を五条が足で挟み込むと、そのまま腕を引っ張り引きちぎりました。
そこに花御もやってきますが、あっという間に蹴り飛ばされてしまい、漏瑚も投げ飛ばされてしまいます。
五条が無下限呪術の術式を解いていることがわかった花御が、術式を使って攻撃を始めた瞬間、五条が笑みを浮かべ、漏瑚は「展延を解くな」と叫びました。
五条は花御の攻撃を軽々避け、花御の枝のような触覚を握ります。
そこが弱点だと生徒たちから聞いていた五条は、「ここ、弱いんだって?」と触覚を引っ張って抜いてしまいました。
「展延」と「術式」は同時に使えないことがわかった五条に、脹相が攻撃を仕掛けますが、今度は無下限で守られてしまいます。
漏瑚と花御が展延を使って挟み込み、五条は無下限呪術を中和されないようにより強力に強化していき、弱点である触覚を失った花御は、強化された無下限に耐えられないと五条は考えました。
花御の方へ近寄っていくと、花御は無下限に耐えられず、壁に埋まっていきます。
壁と無下限呪術に挟まれ押しつぶされていく花御に、漏瑚が気を引こうと一般人に攻撃をしようとしますが、五条は見向きもしません。
そんな五条を漏瑚は呆然としながら見ていると、その間に花御は押しつぶされてしまいました。
保志メジェド
獄門疆
夏油傑(CV:櫻井孝宏)、真人(CV:島﨑信長)、漏瑚、花御が麻雀をしながら「獄門疆」と呼ばれるものの話をしています。
「獄門疆」は生きた結界と呼ばれていて、封印できないものはないと夏油は話しました。
封印条件は「獄門疆から半径約4m以内に1分間、五条悟を留めておく」ことで、五条を1分間留めておくために手を組んだのではないと、漏瑚は怒ります。
しかし、夏油は「大丈夫」と言って麻雀を続けました。
漏瑚は駅のホームを逃げながら一般人を五条に向かって投げていき、五条は無下限で防いでいきます。
漏瑚を追いかける五条を、呪霊が見えない人たちが避け始めていき、どんどんスペースができていきました。
保志メジェド
敵側が大技を出すのを避けるため、術式を解かず戦うことを決めた五条は、この場にいる全員を助けられないことを謝ります。
その代わり、絶対に祓うと心に決めた五条。
漏瑚は五条と戦い始めて20分は過ぎたと考えますが、夏油は現れません。
その頃、虎杖たちが「都心メトロ・明治神宮前駅」の「B4F」の、駅のホームに座り込んでいる女性に話しかけます。
女性は「みんな化け物に、電車に乗って」と話し、顔の形が変形して倒れてしまいました。
虎杖は真人が先ほどまでいたことに歯を食いしばりましたが、女性の言葉を思い出し、電車が五条のいる渋谷駅に向かったと気づきます。
五条のいるホームに電車が来るとアナウンスが流れると、一本の電車がやって来ました。
電車が来たことに喜ぶ一般人と、漏瑚。
男性が我先にと電車に近づくと、中から改造された人間が大量に出てきて、その場にいるひとたちはパニックに陥ります。
そこに真人が現れて漏瑚に話しかけると、花御がやられたことを知り、「マジ?」と小さく呟きました。
領域展開「無量空処」
真人が呪霊に乗って五条に攻撃を仕掛けますが、無下限で届かず、そのことが面白く真人は楽しそうです。
初めて真人を見た五条は「ツギハギ!」と驚きました。
真人は上の階にいた人たちを下に落とし、落ちてきた人たちを巻き添えに、脹相と同時に攻撃していきます。
大量に殺されていく人たちと血の壁ができますが、無下限で五条には何も届きません。
増え続ける一般人と犠牲者に、五条が勝つには領域を展開し、呪霊もろとも一般人も巻き添えにして倒すことだと漏瑚は考えます。
しかし、「犠牲」は呪霊に殺される人で、五条に殺される人の「犠牲」ではないと推測し、領域は展開できないだろうと思いました。
ですが、五条は領域を展開し「無量空処」を放ち、全員立ったまま気を失ってしまいます。
漏瑚たちが目を覚ましたときに反撃を食らわないよう、五条は素早く改造人間だけを倒していきました。
0.2秒の「無量空処」は五条にとって一か八かの賭けでしたが、一般人は二ヵ月後には社会復帰を果たします。
改造人間約1000体を299秒で倒し切っ五条は息を切らせて立ち止まりました。
しばらくして五条がハッと気づくと、四角い箱が現れていたのです。
保志メジェド
獄門疆、開門
「獄門疆、開門」という言葉とともに四角い箱が開き、五条の目の前に一つ目の四角い壁が現れました。
五条が離れようとしたところに、夏油が「や! 悟」と笑顔で姿を見せ、五条はその場で立ち止まります。
信じられないといった表情で現れた夏油を見る五条は「偽物」か「変身の術式」かと考えましたが、「本物」だと確信すると高専時代の記憶が一気によみがえりました。
それは、五条の脳内時間で1分経っていて、獄門疆の封印条件を満たしていたのです。
その瞬間、五条の目の前にあった一つ目の四角い壁に捕まってしまった五条は、「呪力を感じない。力が入らない。詰みか」と冷静に判断しました。
五条は「誰だよお前」と夏油に問うと、「夏油傑だよ」と返されます。
ですが、五条の六眼で見る情報は「夏油傑」そのものでしたが、五条の魂はそれを否定していて、もう一度「お前は誰だ!」と叫びました。
夏油は「キッキョ。なんでわかるんだよ」と言いながら額の縫い目をほどき頭をパカリと開けて脳みそを見せます。
脳には口がついていて、脳を入れ替えれば肉体を転々とできることを説明しました。
夏油傑のもつ呪霊操術の術式とこの状況が欲しかったと話し、夏油が死んだときに家入硝子(CV:遠藤綾)に処理をさせなかったから乗っ取ることができたと言います。
保志メジェド
1000年後くらいに封印を解くと話した夏油は「おやすみ五条悟。新しい世界でまた会おう」と五条に言いました。
その五条のもとに向かっている途中の虎杖の耳に、メカ丸の顔だけの部分がくっつき、虎杖は驚きます。
耳についたメカ丸は、「五条悟が封印された」ことを伝えました。
アニメ『呪術廻戦』渋谷事変編の第33話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
いよいよ五条たちの戦いが始まりましたね!
五条がたくさん動く戦闘シーンはあまりなかったので、いろいろな意味でドキドキしながら見ていました(笑)
圧倒的な力で有利かと思いましたが、五条の精神を追い詰めるようなやり方をしてきましたね。
今まで出てきた夏油は偽物でしたが、五条が魂で否定してると言っているシーンはかっこよかったです!
封印されたと最後にメカ丸が言っていましたが、本当に封印されてしまったのでしょうか?
次回も見逃せませんね!