五条を助けに行こうとした虎杖は、新たな帳が下りた場所へ向かうことになりました。
そこにはツギハギの呪霊・真人が関わっていて、虎杖の表情は強張ります。
真人がいるであろう場所へ行くと、そこにはバッタの姿をした呪霊がいました。
その頃、渋谷駅の地下では五条と漏瑚、花御、脹相の戦いが始まろうとしています。
それではさっそく『呪術廻戦』渋谷事変編の第32話をネタバレありでレビューします。
目次
アニメ『呪術廻戦』第31話のあらすじと振り返り
真人(CV:島﨑信長)の「無為転変」で普通の体を手に入れたメカ丸・与幸吉(CV:松岡禎丞)は、約束を破った夏油傑(CV:櫻井孝宏)と真人に攻撃を仕掛けました。
「みんなに会いたい」という気持ちを胸に戦う幸吉は、シン・陰流「簡易領域」で作った筒状のものを真人にぶつけて、有利に見えます。
攻撃が通ることに驚いた真人に勝利を確信した幸吉でしたが、敗れてしまいました。
そして、10月31日の夜の渋谷には、仮装をした人たちで溢れかえっていたのです。
【ネタバレ】アニメ『呪術廻戦』渋谷事変編の第32話あらすじ・感想
敵の狙いとは
渋谷ヒカリエに集まっている人たちを見た五条悟(CV:中村悠一)は、その上を浮遊で器用に歩いていきます。
ホームへ続く場所まで移動すると、「なんとなく狙いはわかったかな」と呟いたあと「のってやるよ」とあえて敵の陣地に乗り込むことを決めました。
一方、青山霊園にいる虎杖悠仁(CV:榎木淳弥)、冥冥(CV:三石琴乃)、憂憂(CV:三瓶由布子)たちの方は、「五条先生一人にやらせる!?」と虎杖が驚いています。
バックアップをしに行かないのかと問う虎杖に、冥冥が「それを今からしに行く」と説明をしたところで、電話が鳴りました。
冥冥が電話を切ると「明治神宮前」へ行き先を変更します。
その頃、五条が「都心メトロ渋谷駅・新都心線ホーム」へ上から降りてくると、漏瑚(CV:千葉繁)、花御(CV:田中敦子)、脹相(ちょうそう/CV:浪川大輔)が待ち構えていました。
それを見た五条は笑いながら「これで負けたら言い訳できないよ」と言い放ちます。
保志メジェド
虎杖悠仁の宿敵
「都心メトロ・明治神宮前駅」に虎杖たちが到着すると、補助監督の女性が「術師を入れない帳が下りた」ことを説明します。
その場所には改造された人間がいることも知らされ、虎杖の表情が強張りました。
早く行こうと急かす虎杖に、冥冥はカラスと視覚を共有させて現場を調査します。
「B4F」に一般人を襲っている改造人間がいますが、カラスは「B1F」と「B2F」の間で殺られてしまった様子。
その場所に帳を下ろしている呪霊か呪詛師がいると推測する冥冥に、虎杖は真剣な表情をして向かいました。
保志メジェド
虎杖が「B2F」に到着すると、バッタの姿(CV:かぬか光明)をした呪霊が人間を食べていました。
険しい表情をする虎杖ですが、ツギハギの呪霊がいるのかどうか問います。
言葉が上手く喋れないながらも、バッタの呪霊は「呪術師だろ」と聞き、「帳を守っている」ことを言いました。
「結界術は難しい」と五条から聞いていた虎杖は、バッタの呪霊がやっているとは思えず、周りを見渡すと、何かに包まれた大きな釘の形をしたものが地面に刺さっています。
釘のようなものを壊すことに決めた虎杖は、「賢いから人間の味がわかる!」と叫ぶバッタの呪霊に殴りかかりました。
「なんの呪いか賢くないからわからないだろう」といきがるバッタの呪霊に、呆れた様子で「バッタの呪いだろ」と虎杖は返します。
保志メジェド
虎杖悠仁VSバッタの呪霊
バッタの呪霊は噛みつきの攻撃で虎杖を追い詰めていき、逃げ回る虎杖を見失いますが、すぐに見つけ出します。
その間も虎杖は冷静に考えていて、バッタの呪霊に小細工はないと考えました。
「賢い」と言い続けるバッタの呪霊に、「賢い奴は賢いって言わない」と虎杖が突っ込むと、バッタの呪霊は驚愕します。
そして、拳と拳のぶつかり合いの勝負に持ち込みましたが、スピードやパワーや威力など虎杖に勝てず、殴り倒されてしまいました。
バッタの呪霊は伸び縮みする腹部を伸ばして予想外の攻撃を仕掛けましたが、軽々と避けられてしまい、腹部を破損させられてしまいます。
それと同時に、冥冥が釘の形をしたものを破壊し、虎杖との合流に向かいました。
「都心メトロ・明治神宮前駅」のホームには真人がいて、バッタの呪霊・蝗GUYがやられたと楽しそうに言います。
保志メジェド
真人はそちらへ行きたい気持ちが芽生えますが、仕事だからと別の場所へと足を動かしました。
「都心メトロ・明治神宮前駅」の「B4F」の改札に虎杖と冥冥たちが合流し、虎杖の実力を
「一級レベルだ」だと冥冥が褒めます。
虎杖は相手が真人だったらこうはいかなかったと話すと、憂憂が鬼の顔をして「素直に受け取りなさい」と虎杖に告げ、慌てて虎杖は「あざっず!」とお礼を返しました。
五条悟対策
五条が上から下りてきた場所を幹で塞ぎ、他の出入口も同じように塞いでいきます。
それを見た五条は「逃げたらここにいる人間を殺すだろうから、逃げない」逆に「来てやった」という態度で漏瑚たちを見ていました。
保志メジェド
余裕のある五条に漏瑚は、夏油と公園で話していたときの会話を思い出し、「五条は一人のときに実力を発揮する」と夏油は話しています。
ホームにある落下防止のドアが開いて、その場にいた人たちは線路の方へ落ちていってしまいました。
一般人で五条を囲むことで、動きにくくするためです。
そして、漏瑚たちは一般人を殺しながら五条に近づき、漏瑚と花御は五条に殴りかかっていきました。
一般人が近くにいる状態では、五条は術式を出しづらいと考えた夏油の作戦通り、身を守ることしかできないと思う漏瑚たち。
五条の無下限呪術で触れることができませんが、少しづつ拳が五条に近づいていきます。
「領域展延」と呼ばれるもので、術式を中和することで五条にも触れられるようになるものでしたが、五条は素早く移動しました。
帳と領域の結界の間で一般人が潰されてしまう可能性があるため、五条は領域を展開することはないと夏油は読んでいます。
勝つための対策が整っている漏瑚たちに、五条は「正直驚いたよ」と口を開きました。
「言い訳か?」と問う漏瑚に「ちげぇよハゲ」と低めの声で返す五条は、続けて「この程度で僕に勝てると思ってる、脳みそに驚いた」と目隠しを外しながら言い放ちます。
保志メジェド
アニメ『呪術廻戦』渋谷事変編の第32話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
虎杖が順平のことを今でも忘れずにいるのは、胸がチクリとしますね。
虎杖にとって、真人は許せない相手でもあり、自分が決着をつけようとするところ、かっこいいです!
バッタの呪霊にも苦戦することなく倒していて、かなり成長してましたね。
五条のいつもの飄々とした感じもなく、雰囲気の違う五条がいました。
最後の目隠しを取るシーンは、かっこよかったです!
次回はついに、五条が戦うのでしょうか?
見逃せません!