『呪術廻戦』第10話あらすじ・ネタバレ感想!いよいよ対峙、真人の力と七海の実力!

『呪術廻戦』第10話

出典:『呪術廻戦』公式ページ

吉野の調査を任されたのは虎杖と窓の伊地知です。

まず低級の呪霊に吉野を襲わせて反応を確かめることにしますが、その作戦は失敗してしまいます。

結果、虎杖は吉野にストレートに話しかけることになりますが、嫌いな担任を追い払ってくれた虎杖に吉野は素直に話を聞く気になります。

一方の七海は真人のアジトを突き止め、相まみえることになります。

双方の実力が発揮される、衝撃の10話です!

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『呪術廻戦』前回第9話のあらすじと振り返り

いじめられっ子の吉野順平は学校をサボって映画館へ向かったところ、自分をいじめていた奴らが館内で騒いでいるのに鉢合わせてしまいます。

イラつきながらもどうすることもできない吉野、そこに現れたのが真人です。

映画が終わればそこにあったのは異形の死体…犯人は真人だと気がついた吉野は後を追いかけます。

その凄惨な現場に派遣されたのは、虎杖と五条の後輩の一級術師である七海でした。

現場検証のあと、屋上で呪霊2体に襲われた虎杖と七海。

子どもである虎杖を優先するのは大人である自分の義務だと言い、大人として虎杖のために動きます。

成長した虎杖も難なく呪霊を倒し、トドメを刺そうとしたところで七海はあることに気がつきます。

なんとその呪霊は、姿を変えられた人間だったのです。

呪術によって体の形を無理矢理に変えられてしまった人間、犯人は脳までいじれるようでそうして呪力を扱えるようにするのも可能かもしれないとのことでした。

真人の仲間たちは、自然災害の恐怖から生まれた呪いたちです。

真人は、人が人を恨み恐れた腹から生まれたのだと言います。

さらに虎杖は伊地知とともに、吉野の調査に当たることになります。

その手には小さな呪霊を閉じ込めた檻があるのでした。

【ネタバレ】『呪術廻戦』第10話あらすじ・感想

愛の反対は無関心

B級スプラッター映画について友人と楽しく語る吉野。

しかし、部室はいじめっ子たちに奪われてしまいます。

その理不尽に耐えかねて、吉野は足元に踏まれていたDVDを取り戻そうとしますが、それが気に食わなかったいじめっ子達に酷い目にあわされてしまいます。

世の理不尽を強く感じる吉野は、それらを思い出しながら真人に言葉をこぼします。

好きの反対は嫌いだと断言し、悪意を持って相手に接することが無関心よりも正しいなんておかしいと。

もともとは愛の反対は無関心という言葉だったのに、いつの間にかそれが好きに変わっている。

それに真人は「人間は言い訳をしないと生きていけないからね」と笑います。

吉野の前に、人間をどこまで大きくできるか実験したものとどこまで小さくできるか実験したものとが現れますが、至って冷静です。

「死体に慣れてるの?」と真人は問いかけますが、吉野は「それが僕の母だったら取り乱し、真人さんを憎んでいたかもしれません」と言い、他人の死には何も思わない、無関心こそ人間の持つ美徳だと答えます。

真人は「人間には魂はあるが心はない。魂の構造を唯一理解している真人は魂の代謝によるもので、心と呼べるようなものではない。ただそこにあるだけ、命に価値や重さなんてない、天地にとっての水のように命はただ巡るだけだ。だから何をしてもいいし自由だ」と言うのです。

自分のすべてを肯定してくれた真人に、吉野は救われたのでした。

あか

吉野の言うことには身に迫る説得力がありますね。ほとんどの人間はそうなんじゃないかなと思います。

作戦

吉野の調査に当たることになった虎杖と伊地知。

作戦としては、低級の呪霊に襲わせてその反応を伺うというものです。

そして、二級術師以上の実力が吉野にあった場合、一度引いて七海と合流するという判断になるようでした。

自作自演みたいで気が乗らないという虎杖。

一方、七海は真人のアジトに乗り込んで対峙することとなります。

七海は真人の絵にかいたような軽薄さと、その奥にある強さが五条に似ていると称します。

真人と七海は、多少の問答を繰り返します。

肉体と魂、どちらが先にあるのか。

真人は魂が先にある、だから肉体は後から付随するもので、腕を切り落としても足を切り落としても、真人はその魂を傷付けない限りは直ぐに再生してしまいます。

人間の魂を弄ってストックしている真人、対して七海は何が何でも18時には上がります、と鋭く真人を見据えるのでした。

あか

真人と七海がいよいよ対峙しますね!バトルシーンが楽しみです!

大きな子供のような人間

吉野の元に、担任の先生が訪ねてきます。

しかし、担任はいじめっ子たちと吉野が仲が良かっただろうと笑いかけます。

正気ではないと動揺する吉野。

ろくに社会を経験していないからあんたみたいな大きな子供が出来上がるんだろうと。

感じの悪い教師と険悪なムードになった瞬間、虎杖が低級樹齢とともに飛び込んできます。

誰かがいることに気がついて呪霊を離してしまったのをすぐに回収しに来たのですが、担任から面倒なことを言い募られた虎杖は、担任のズボンを奪って逃走します。

そして、一周して速攻で帰ってきます。

わざわざあんなことしなくてもと言う吉野に、虎杖はでもあいつのこと嫌いだろ、と笑いかけます。

それに吉野はすっかり毒気を抜かれてしまったのでした。

あか

スカッとしました!虎杖くんよくやったー!

魂の形

何度切っても再生してしまう真人に手こずる七海。

しかし、人間を使って攻撃してくる真人、その実験体にされた人間にはまだ意識があるようで、助けてと願ってきます。

一度実験体にされた人間は元には戻せないようで、七海は「仕事に私情は持ち込まない」と動揺を隠そうとします。

逃げ回るうちに、定時の18時を迎えようとします。

「ここからは時間外労働です」

そして、七海の呪力はどんどん増していくのでした。

あか

七海はクールに見えてもかなりちゃんとしてる人なので、こういうのは心に来ますよね…。

『呪術廻戦』第10話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

七海の活躍が続きそうでうれしいですね!

虎杖と吉野もこのあと話すようですが、穏やかに終わるのでしょうか…。

そして、吉野も何かしようとしていたところを見ると力を隠している風ですが、一体どんな力を秘めているのでしょう…?

次回も展開が気になります!

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