『女子的生活』あらすじ・ネタバレ感想!志尊淳の女装が話題!トランスジェンダーの本音をコミカルに描いたドラマ

『女子的生活』あらすじ・ネタバレ感想!コミカルにトランスジェンダーの本音を描いたドラマ!『女子的生活』あらすじ・ネタバレ感想!コミカルにトランスジェンダーの本音を描いたドラマ!

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NHK総合「ドラマ10」枠でテレビドラマ化され、2018年1月に放送された『女子的生活』。

トランスジェンダー女性の小川幹生、通称「みき」と後藤が一緒に暮らす日々を描いています。

「女子的な生活」に憧れ、都会に出てきたみきと、突然部屋に転がり込んできた高校のお調子者の同級生後藤。

トランスジェンダー女性として生きる中で、様々な日常に潜むモヤモヤをみきはポジティブな考え方と後藤の支えで乗り切っていきます。

コミカルですが、その中に誰にでもある切ない本音が隠れているドラマです。

それでは『女子的生活』をネタバレありでレビューします。

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【ネタバレ】『女子的生活』あらすじ・感想


「第1話」あらすじ・感想

みき(志尊淳)は見た目は女性ですが実は男性で、心はレズビアンというトランスジェンダーです。

アパレル会社で働きながら「女子的生活」を満喫中です。

そんなみきの元に、高校の同級生だった後藤(町田啓太)が闇金に追われやってきます。

後藤がセッティングした合コンで、みきは自然派女子のゆい(小芝風花)と女のバトルを繰り広げます。

『女子的生活』

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そして意気投合し一夜を共にします。

みきは一夜限りの遊びと割り切りつつも、淋しさと将来への不安に襲われます。

後藤とは彼の調子の良さに押し切られそのまま共同生活を送ることになります。

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まず、志尊淳の女装が想像以上に美しく、そしてナチュラルな感じで驚きました。ファッションの着こなしやちょっとした仕草まで、まさに女子。しかし、トランスジェンダーは受け入れられつつあるとは言うものの、やはり当の本人たちにとっては大きな壁があるのですね。

「第2話」あらすじ・感想

かつてルームメイトだったともちゃん(西原さつき)と偶然再会したみきは楽しく食事をします。

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ともちゃんはみきにメイクの仕方など影響を与えてくれた子です。

その後、みきは後藤から同じ高校だった高山田(中島広稀)に会ってあげてほしいと言われます。

高山田は最近仕事をクビになりうつ気味になっているというのです。

高山田はみきに誘われ家にやってきますが、高山田はそこで彼女の悪口を言ってストレスを発散しようとします。

みきはそんな高山田の本音をわかっていました。

高山田が高校時代、男子たちからいじられキャラ扱いされ楽しそうにしていたのを憶えていたみきは高山田に女装をさせます。

高山田はひげを剃ってみきに全身コーディネートとメイクをしてもらってからは、自分のことを「可愛い」と言い出すようになります。

がに股でまだうっすらとひげが見えていて全然可愛くないのに…その自己肯定感の高さにみきは驚くのでした。

高山田は女装にはまり、最終的にはみきや後藤と街へ繰り出すのでした。

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マイノリティはよく説明を求められますが、マジョリティであるストレートの人たちがマイノリティに自分の性についてわかるように説明することはほぼありません。説明が難しいのに説明を求められるマイノリティの生きづらさを知らないのは、私たちマジョリティなのです。

「第3話」あらすじ・感想

仕事上のトラブルでみきは故郷の香住にたまたま戻ることになります。

問題は解決するも、みきは地元で毒親に支配されている美穂(前田亜季)に会います。

美穂が必要以上に「私なんか」を繰り返すのは、自分への褒め言葉を母親に聞かせるためでした。

帰り道、みきは母親に支配されている美穂と自分を重ねて、美穂に母親と距離を置くことをアドバイスします。

しかし、「男の方なんですよね?都会だと、こういうのも許されるんですね!」という別れ際の美穂の発言で、みきの上からアドバイスの感動は一気に吹き飛びました。

美穂の言葉は、おそらく何の悪気も意図もなかったのでしょう。

けれども、そのたった一言で、彼女がみきを自分よりも下の存在として見ていたこと、自分のほうがまだマシだと思っていることをあからさまに伝えてしまいました。

みきは、腹が立つのと同時に、自己嫌悪に陥ってしまうのでした。

みきの職場の同僚・かおり(玉井詩織)から、みきが帰郷したことを聞いた後藤は心配になって自分も香住に戻ります。

みきが後藤が来たことに驚いていると父・富生(本田博太郎)とばったり会ってしまいました。

さらに、みきの生き方に真っ向から反対している兄・敏生(鈴木裕樹)まで現れます。

みきは兄に色々と言われますが「私は好きでこういう格好をしているの!」と反論します。

父・富生は「お前が幸せだったらそれでいいんだ」と彼女を帰します。

『女子的生活』

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後日、父から地元名物のカニが届き、みきと後藤は美味しく食べました。

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トランスジェンダーは生きづらいです…。家族との距離感は、難しいですね。カニを食べながら「相手と分かり合えないと悲しむより、笑い合えるとこだけ一緒に笑おうよ」と心の中で呟くみきの言葉に妙に納得してしまいました。

「最終回」あらすじ・感想

みきに触発された後藤は、自分にとって好きなモノを見つけるまで戻らないとみきの部屋を出て行きます。

ゆいは地元の彼氏からプロポーズされ、結婚を決意します。

みきは祝福しましたが、淋しさをぬぐえません。

その後、みきとかおりは、仕事絡みでセレブ合コンに出席することになりました。

みきは、パーティーの主催者で天然お嬢様のマナミ(土村芳)に気に入られ、その後もしつこくつきまとわれる羽目になります。

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マナミはみきの誕生日を祝うため、みきの部屋に押しかけてきます。

マナミの持参した料理にしばし癒やされていると、そこへ後藤が戻ってきます。

さらにマナミの婚約者・ケンイチ(山口翔悟)が現れます。

ケンイチはDV気味でした。

穏やかな声音でマナミを諭しつつ、暗に「俺に恥をかかせるな」と脅します。

「本当にあいつと結婚するの?」と尋ねるみきに「いつか変わってくれると思うから」と希望的観測を口にするマナミ。

さらにケンイチは、みきや後藤に対しても暴言を吐きまくります。

「こういう人と住むって、覚悟いるでしょ?」と笑いながら上から目線で言うケンイチに、「誰と住むんだってそれなりの覚悟はいるでしょ」と流す後藤。

「偉そうで勝手で人に対する礼儀を知らない。そんなヤツに優しく接したり、一緒に暮らすなんて、俺には到底ムリですね」と後藤は言い放ちました。

そして後藤に「みきは大切な友達だ」と言われると、いてもたってもいられなくなったみきは部屋を飛び出します。

後藤はみきを追いかけ、あんドーナツでみきの誕生日を祝います。

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人はみんな大人になるにつれ、何を言われても笑って許しがちになってしまいます。けれども人としての尊厳を傷つけるような一方的な侮辱に対しては、後藤のように真剣に怒るべきです。後藤は無知で無神経ですが純粋な男です。みきは彼と暮らしてよりポジティブになりました。

『女子的生活』まとめ

視聴者1人1人がそれぞれの立場からみきの生き方を通し、自分との違いや共通点について考えることのできるドラマが『女子的生活』です。

トランスジェンダーというマイノリティの存在だけれども人間として共通の幸福感があったり、また違った焦燥感があったりしました。

重いテーマばかりではなく、普通に興味のあるポップな話題やクスっと笑えるフレーズがちりばめられていて楽しかったです。

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