『時効警察はじめました』第8話(最終回)で霧山(オダギリジョー)が調べる時効事件は、24年前に起きた高飛び込み部のコーチ・祷巫女彦(少路勇介)の死亡事件です。
事件の関係者の中には預言者・雨夜翔太(山﨑賢人)もおり、祷の死を予言していました。
霧山は、雨夜の予言が当たる理由を突き止め事件を解決しました。
再びアメリカに戻ることになった霧山が、最後に三日月(麻生久美子)に告げた言葉とは…。
目次
『時効警察はじめました』前回第7話のあらすじと振り返り
霧山(オダギリジョー)が調べた時効事件は、メガネ歌手・蝙蝠ユキオ(前野健太)の殺人事件でした。
開運メガネをかけた霧山たちは、事件の関係者に話を聞きます。
十文字(豊原功補)は、霧山から借りた開運メガネをかけると、物に当たったり、人を間違えたりします。
それでも開運メガネのおかげでご利益があったと喜んでいるので、霧山は十文字にメガネをあげることにしました。
三日月(麻生久美子)から黒縁メガネをプレゼントされた霧山はとても嬉しそうです。
そんな霧山は三日月のことをどう思っているのでしょうか?
【ネタバレ】『時効警察はじめました』第8話(最終回)あらすじ・感想
FBIが霧山(オダギリジョー)を迎えに来た
時効管理課に見知らぬ外国人が来ていました。
その外国人はFBIから来たモーズリーでした。
霧山(オダギリジョー)の力が必要なため、迎えに来たのです。
ミルトモ 編集部
霧山と一緒にお昼を食べていた三日月(麻生久美子)は、白いご飯だけの霧山に「寂しすぎる」と言って自分の唐揚げをあげました。
ミルトモ 編集部
自殺か事故か?それとも殺人か?
24年前、聖ノストラダムス高校で高飛び込み部の祷コーチ(少路勇介)が屋上から飛び降りて亡くなりました。
祷が亡くなる1週間前、高飛び込みの元エース・雨夜(山﨑賢人)がそれを予知し、味澤宙夫(染谷将太)に「祷コーチが屋上から飛び降りる」と言っていました。
祷の財布には朝霞鈴音(二階堂ふみ)の誕生日ケーキの予約表が入っており、自殺する動機は見当たりません。
担当の刑事たちは殺人事件として捜査しますが、解決せずに事件は時効を迎えていました。
祷が屋上から飛び降りた時、雨夜たちは全員教室にいて、そばには誰もいませんでした。
ミルトモ 編集部
究極の嘘つきは女性を惹きつける
9年くらい前から動画配信サイトに現れた雨夜は、スピリチュアル雨夜として数々の予言を的中させてきました。
亡くなった祷は、雨夜の叔父にあたります。
霧山と三日月は、遺留品を持って雨夜の家を訪ねました。
霧山は雨夜の予言のことが気になり、「よく祷さんが亡くなることを事前に察知されましたね」と言いました。
雨夜は祷の姿が薄くなっていたから気が付いたと言います。
ミルトモ 編集部
霧山は、雨夜が何かを隠しているから人を惹きつけたと言います。
最高の嘘つきは自分の嘘に絶対的な自信があるから、テストステロンと言うフェロモンの分泌が多くなり人を惹きつけると言います。
ミルトモ 編集部
担当刑事の話
霧山と彩雲(吉岡里帆)は、その当時の担当刑事に話を聞きました。
- 祷は部員に対するパワハラが酷かった
- 祷は朝霞に好意を持っていたようだが、交際の情報はない
- 雨夜が死を予言していたが因果関係は不明
- 雨夜は事件の1年前に事故に遭い、その時に不思議な力を得た
- 雨夜は事故後PTSDで入院しており、担当医は只野教授(松重豊)
ミルトモ 編集部
カセットテープに録音されていた曲
霧山のアパートに朝霞が訪ねて来ました。
朝霞は祷コーチの死が殺人だと思っています。
朝霞は「タイムカプセルに全てが」と言います。
雨夜は22年前にタイムカプセルを埋めた以降、朝霞に会っていないと言いましたが、最近朝霞に会っていました。
味澤は、その時の様子をドローンを通して見ていました。
ミルトモ 編集部
タイムカプセルに入っていたカセットテープの曲を聞いた朝霞は、催眠術にかかったように屋上に行き飛び降りようとします。
それを間一髪で止めたのは三日月です。
祷が屋上から飛び降りた日、朝霞は放送室にいた味澤にカセットテープを渡し、テープに録音されている曲をかけて欲しいと頼みました。
その曲は、雨夜が好きな“ハート泥棒の唄”でした。
しかし、タイムカプセルから取り出したカセットテープに録音されていたのは違う曲でした。
ミルトモ 編集部
雨夜(山﨑賢人)の予言は偽物
霧山と彩雲は、雨夜の担当医だった只野に話を聞きに行きました。
ダートマス心理学研究所で働いていた只野教授は、日本でやきいも屋さんになっていました。
ミルトモ 編集部
只野は雨夜の予言を洗脳だと言います。
洗脳による誘導で誰かの未来をコントロールしているだけと言います。
ミルトモ 編集部
その頃、三日月が雨夜に暗示をかけられていました。
ミルトモ 編集部
三日月が“魔法の言葉”を考えている時、又来(ふせえり)が入ってきて「コーヒー淹れよ、おい」と言います。
ミルトモ 編集部
生まれ変わった雨夜(山﨑賢人)
祷は朝霞に好意を持っていましたが、朝霞は雨夜のことが気になっていました。
祷がプールの水面の装置をOFFにし、そのせいで雨夜が高飛び込み時に事故に遭います。
雨夜は、担当医の只野教授から受けた後催眠を使い、祷にトリガーをかけ屋上から飛び降りるように誘導したのです。
祷のトリガーは“ハート泥棒の唄”でした。
朝霞にトリガーのことを気づかれた雨夜は、事前にタイムカプセルを掘り出し、カセットテープに別の曲を上書きしました。
そして、その曲がトリガーとなって朝霞が飛び降りるように暗示をかけますが、三日月によって阻止されます。
事件の真相を話し終わった霧山は、“誰にも言いませんよカードアメリカン”を取り出します。
ミルトモ 編集部
カードを受けとった雨夜は、自分自身にトリガーをかけていました。
雨夜はプールに飛び込み、全てを忘れ生まれ変わりました。
未来でまた会おう
霧山がアメリカに旅立つ日が来ました。
飛行場で見送るのは三日月です。
三日月は霧山に向かって、魔法の言葉「コーヒー淹れよおい」と言いますが反応がありません。
三日月は泣きそうになりながら何度も魔法の言葉を言いました。
霧山は少し困ったような顔をしますが、優しく抱きしめて「未来でまた会おう」と言いました。
ミルトモ 編集部
『時効警察はじめました』第8話(最終回)まとめ
最終回、お楽しみいただけたでしょうか?
豪華ゲストでボリュームたっぷりにお送りいたしました。
雨夜の後催眠能力、すさまじいパワーでしたね。
最後の置き土産は、効かなかったですが。
#時効警察はじめました pic.twitter.com/bHzxpVRVLN
— 【公式】時効警察はじめました 毎週(金)よる11:15~ (@jikou2019) December 6, 2019
所々に笑いを散りばめた『時効警察はじめました』が終わってしまいました。
やはり、霧山と三日月のコンビは最強でした!
2人は恋人というより、切っても切れない仲だと思います。
そして、時効管理課の仲間や十文字たちも変わらずいい味を出していました。
新しく加わったメンバーも個性があります。
彩雲も康知(磯村勇斗)も優等生風ですが、少しドジなところがあって面白かったです。
霧山は三日月と結ばれることなくアメリカに行ってしまいますが、また時効管理課に帰ってきて何事もなかったように椅子に座っている気がします。