今まで検察審査会が担当してきた事案が、桧山卯之助(田中直樹)の意向で不起訴になっていたことが分りました。
越前剛太郎(玉木宏)たちは、桧山が不起訴にした事案の中から、国会議員・藤堂の運転手が起こした不起訴事件を調べ始め‥。
そんな中、失踪した甲野美弥(高岡早紀)の代わりに、鈴女(関智一)が検察審査員に加わることになります。
第6話では、自分の正義を信じて桧山と戦う剛太郎たちの姿に注目です!
目次
ドラマ『ジャンヌの裁き』前回第5話のあらすじと振り返り
申立人・葛城早苗は、転落死した弟・修治(駒村学園教員)が職場でいじめを受けていたと主張します。
越前剛太郎(玉木宏)は、学園理事長・駒村に話を聞きますが、学園を起訴する十分な証拠は見つかりませんでした。
根津(長谷川純)は、修治がいじめられていた証拠を探し始め‥。
その後、修治が書いた嘆願書が見つかり、理事長の息子・悠斗が全てを告白しました。
悠斗の証言を聞いた剛太郎たちは、修治の転落死を不起訴相当と結論づけます。
【ネタバレあり】ドラマ『ジャンヌの裁き』第6話あらすじと感想
失踪した甲野美弥(高岡早紀)
桧山卯之助(田中直樹)と繋がっていたのが、甲野美弥(高岡早紀)だった事が分かりました。
甲野は、男性の検察審査員たちをデートに誘い、不起訴相当に入れて欲しいと頼んでいたのです。
今まで検察審査会が担当してきた事案も、桧山の意向で不起訴(桧山は、お金持ちの息子やその家族が起こした事件を不起訴にしていた)になっていた事が分かり‥。
検察審査員たちは、桧山に一般人の力を見せる為、桧山が不起訴にした事件を取り上げる事にしました。
甲野は失踪し、甲野の代わりに鈴女(関智一)が検察審査員に加わります。
ミルトモ 編集部
消えたドライブレコーダーの映像
審査会長・越前剛太郎(玉木宏)が取り上げたのは、国会議員・藤堂(高橋由美子)の運転手・今井(坂田聡)が起こした不起訴事件です。
剛太郎たちは、不起訴になった今井から話を聞くことにしました。
-運転手・今井の証言-
・5年ほど前から藤堂の運転手をしている
・藤堂を家まで送った後、事故を起こした(事故が起こった時、藤堂は乗っていない)
・一度現場を離れたが、戻って来て通報(被害者は亡くなっている)
今井は、「起訴でも不起訴でも、どちらでも構いません。どうか、迅速に結論を出して下さい」と言います。
資料に監視カメラの映像はなく、ドライブレコーダーの映像も消えていました。
ミルトモ 編集部
それぞれの正義
桧山は、「この事案を取り上げるのは止めて下さい」と頼みます。
しかし剛太郎は、「正しい判断をすることが正義」と言い、桧山の脅しには屈しない姿勢を見せました。
その後、近藤ふみ(桜井ユキ)はナイフを持った人物に狙われ、盗作を疑われた剛太郎は、漫画“きみメロ”の連載が中止になり‥。
桧山を調べていた佐和子(優香)も、検察に刃向かわないよう上司から忠告されました。
桧山は、国家の平和とは何かを剛太郎に説き始めます。
ミルトモ 編集部
真相は明らかにされるべきなのか?
根津が復元したドライブレコーダーには、事故直後に運転席のドアが開いて、ハイヒールで歩く音が聞こえました。
剛太郎たちは、真犯人が藤堂であると考え、真相を公表する事にします。
近藤は裁判所と話し、事件の再捜査が検討され‥。
しかし今井は、真相が明らかになった事を知って絶望します。
何故なら、身代わりになれば、藤堂が心臓移植(今井の子供は心臓病で、生きるためには心臓移植が必要)の費用を出してくれる事になっていたからです。
剛太郎たちがやった事は、桧山にとっては都合が良く(桧山は、次期最大派閥の長・庄司のために藤堂を裏切っていた)‥。
剛太郎たちは、真相を暴いた事を後悔し始めます。
ミルトモ 編集部
ドラマ『ジャンヌの裁き』第6話まとめ
桧山の不起訴事件を調べた剛太郎たちは、真犯人を見つける事ができました。
しかし、子供のために身代わりになった今井にとっては、迷惑だったようで‥。
剛太郎たちがやっていることは、不起訴事件の審査というより、桧山の悪事を暴くことに力を入れているように見えました。
確かに、桧山の不正を暴くことは、事件の被害者や被害者家族のためになる気がしますが‥。
権力を持った人たちの中に、桧山の言動を牽制できる人は居ないのでしょうか?
失踪した甲野が、何をしようとしているのかも気になります。
第7話では、検事長に推されている桧山が、どうなっていくのかに注目したいです!