第93回アカデミー賞国際映画賞のインド代表作品として選出された牛追いスリラー・パニック映画『Jallikattu』が邦題『ジャッリカットゥ牛の怒り』に決定し、2021年7月17日(土)よりシアター・イメージフォーラム他全国公開されることが決定いたしました!
合わせて、日本版のポスターヴィジュアルも解禁となります。
映画『ジャッリカットゥ 牛の怒り』ポスターヴィジュアル解禁
2021年度インド映画を代表するのは…“牛”!
暴走牛vs1000人の狂人!
映画評論サイト、「ロッテントマト」では驚異の95%フレッシュを獲得。
批評家からも「驚きとともに目が離せなくなる徒歩版『マッドマックス 怒りのデスロード』、しかもそこにスピルバーグの『ジョーズ』や『ジュラシック・パーク』のエッセンスを加えた圧倒的なテンション!」(ラファエル・モタマヨール/ロッテントマト)、「これはインド版『アンストッパブル』だが、暴走するのは列車ではなくて牛だ!」(バリー・ハート/グローブ・アンド・メール)、「アドレナリン溢れる社会派ドラマの渦。人間の残酷さの狂乱が、やがて獣的な野蛮へと無慈悲に変容していくこの映画は、カルト的なフォロワーを生むはずだ!」(ジェシカ・キアン/ヴァラエティ)とテンションマックスのコメントが寄せられています。
舞台は、南インド・ケーララ州最奥のジャングルに位置するとある村。
さえない肉屋の男アントニが一頭の水牛を屠ろうと鉈を振ると、命の危機を察した牛は怒り狂い、全速力で脱走します。
ディナー用の水牛カレーや、婚礼用の料理のために肉屋に群がっていた人々が、慌てて追いすがるも、まったく手に負えません。暴走機関車と化した暴れ牛は、村の商店を破壊し、タピオカ畑を踏み荒らします。
アントニは恋心を寄せるソフィに愛想を尽かされましたが、一番はじめに牛を捕まえて汚名を返上しようと奮闘します。
農場主や教会の神父、地元の警察官、騒ぎを聞きつけた隣村のならず者らを巻き込み、村中は大パニック。
一方、かつて密売の罪で村を追放された荒くれ者クッタッチャンが呼び戻されるが、猟銃を携えた彼は、かつてソフィをめぐっていがみあい、自分を密告したアントニを恨んでいました。
やがて牛追い騒動が、いつしか人間同士の醜い争いへと大きくなっていきます…。
監督は驚くべき視覚的トリックと、奇想天外のアイデアでインドにおいてカルト的な人気を集めるリジョー・ジョーズ・ペッリシェーリ。
最新作である本作は2021年度アカデミー賞インド代表作品に選ばれ、国内の賞レースを席巻しています。
またこの映画の主役とも言える水牛は、ほとんどCG技術を使わず、実物の牛とアニマトロニクスを駆使して、圧倒的な恐怖と躍動感をもたらせています。
クリエイティブなビジュアル&サウンド・デザインと、圧巻のモブ演出で世界の観客の度肝を抜いた牛追いスリラー・パニック映画、“丑年”の2021年、ついに日本公開!!!
作品情報
2019年/インド/マラヤーラム語/91分/スコープサイズ/カラー/5.1ch/
字幕:松岡環
字幕監修統括:粟屋利江
原題:Jallikattu
7月17日(土)、シアター・イメージフォーラム他順次公開