今回はお好み焼きと期間限定の宇治金時が主役の料理!しかしただお好み焼きと言っても一口では言い表せません。
山の国の侍は豚玉のお好み焼きを好み、海の国の陰陽師はシーフードのお好み焼きを好みます。
甲乙つけがたいおいしさに2人がとった選択は?さらに宇治金時では初めて料理を食べるエルフの青年が初めての味に感動!
期間限定の珍しい夏メニューを堪能します!そして彼の中で新たな興味が芽生えていき…!?
それではさっそく『異世界食堂2』の第17話のネタバレありでレビューしていきます!
目次
アニメ『異世界食堂2』前回第6話のあらすじと振り返り
ねこやの料理を越える料理を開発しようと旅するハーフエルフ、フォルダニアはアニスという迷子のハーフエルフを拾いました。
お腹が空いていた上、ちょうど土曜の日でもあったためねこやに行くことに。しかしかなり早く来たため、いつも頼む豆腐ステーキの豆腐がなかった。
そのかわりマスターが出してくれた精進料理はきんぴらのかき揚げライスバーガー!2人はこれを二つも食べ、ねこやを出ていく。
そしてファルダニアはアニスを旅のお供に連れてまた修行を再開するんだった。
そして後編。商会の息子、シリウスはトマトソースの商品を売り出したいと悩んでいた。なのでマスターにいつも食べるミートソースではない、トマトソース料理を出してもらうことに。
後日、料理人のジョナサンとねこやに食べに来て出して貰ったのはピザ!シンプルなマルゲリータのピザだ。これを再現しようと二人はたくさん食べ、ねこやを出た後は味を覚えているうちに商品開発に精を出すのだった。
【ネタバレ】アニメ『異世界食堂2』第7話あらすじ・感想
肉?それともシーフード?どちらも美味しいお好み焼き!
ねこやに侍、ソウエモンがやってきた。更に次は宮廷陰陽師、ドウシュンもやってきた。
お互い犬猿の仲で、更には国同士も敵対してるため本当に仲が悪い。そして2人の中を引き裂くものがもう一つ。
それは2人がここで食べる好物、お好み焼きだ。ソウエモンは豚玉が好き。ドウシュンはシーフードが好きなのだ。
アレッタは注文を受け、マスターに告げにいく。その時マスターに2人が同じ席に座ったことを話す。
なんで仲が悪いのに同じ席に座るのか?マスターは「それは認め合えるものがあるからだ。喧嘩するほど仲がいい」と答える。
そしてテーブルでは2人は国の内情を話し合っていた。その後出て来たのは鉄板の上に置かれたお好み焼き!ソースがじゅうじゅうといい音を立てている。
食欲を掻き耐えられる香りに2人は一緒に「いただきます!」と手を合わせる。そしてソウエモンが先にパクリ。
甘じょっぱいソースとまろやかなマヨネーズがたまらない!刻まれたタマナ(キャベツ)の甘みと肉の旨味が襲いくる!
ソウエモンにとってはこれぞお好み焼きなのだ。一方ドウシュンはソウエモンも大口開けて食べる食べ方を見て、下品だと思っていた。
自分は小さく取り分けて食べることにする。すると食べやすく切られたシュライプ(エビ)とクラーゲン(イカ)は見事な処理で臭みが全くない!
ぷりぷりとした弾力と旨味!実に優雅な味わい!堪能するドウシュンだが、ソウエモンはそんなふうに味わうドウシュンを見て、あんなふうに食べていたら冷えてしまうと思ったのだった。
そして二人同時に食べ終わり、思うことは「一枚だけでは物足りない…」ということだった。
2人とももう一皿注文することに。でも注文内容はさっきの反対!ソウエモンはシーフードを。
ドウシュンは豚玉を注文。自分を見ていたら食べたくなったのだろう、と互いに同じような揶揄をする2人。
なかなか素直じゃない。そしてソウエモンはシーフードを食べる。海の味とソースの味は最高!シュライプのぷりぷりとした食感は豚玉にはない魅力だと語るソウエモン。
そう言われるとドウシュンは「わかってますね」と笑顔。そしてドウシュンが食べた豚玉の感想は「美味しいです」と素直なもの!
臭みのない肉の甘い油が生地に染み込んで、コクのある味わい!何枚でも食べたい!この味の出し方がわかれば更なる国の発展になる、とドウシュン。間違いない、とソウエモン。
山の国の食材と海の国の食材療法疲れたらなおよい!と語った。そうして笑い合う2人を見てアレッタとクロは「喧嘩していたとは信じられない」「これがマスターの言う認め合う仲」「でしょうか?」と話し合った。
それを見ていたマスターは「な?大丈夫って言ったろ?」と言うのだった。
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夏の定番が期間限定メニューで登場!かき氷で、しかも宇治金時!
店内の掃除が終わったアレッタとクロ。それをマスターに言いにいくと、マスターは厨房でかき氷機を出していた!
暑くなってきたので期間限定のメニューに出すつもりらしい。削られた氷を見たアレッタは「キラキラとして綺麗ですね」と微笑む。
開店前まで時間があるから、開店前に味見をさせてもらうことに。アレッタは赤のシロップ。黒はどれでもと言うので青のシロップに。
そして出てきたのは赤のシロップにはイチゴも乗せてあるもの、青のシロップにはラムネが乗せてあるかき氷が完成した!口に入れるとすぐ消えてしまう!
でも甘くて美味しい!しかしアレッタは頭を痛くした。黒はそれを呪いかと勘違いするが、かき氷とはそうなるものだとマスターに教わる。
さらにシロップの色が舌に付いてしまうのもかき氷ならではだ。そうして楽しんで食べ終わると、お客が来た。また忙しい1日になりそうだ。
そして、ある空の上の国で、男のエルフが暇そうにしてる。昔のエルフが流行病から逃げるため、陸地を捨て空で暮らしているのだそう。
そんな時、魔力の流れがおかしいのに気がつく。ゴーレムで目的の場所まで行く。するとねこやの扉が!面白そうと入っていく。
そこで中を興味津々で見る男のエルフ。アレッタと遭遇すると、アレッタが魔族であることや舌が赤いことなどにも興味津々になり、思わず近寄り過ぎてしまう。
クロがそれを仲裁すると「他者と関わるのは200年ぶりではしゃいでしまった」とさらっとすごいことを言うエルフ。彼は生まれてから外界と接したことがない。
料理も店も初体験なようだ。なので料理というのは理解しがたく、何か頼もうにも決められない。
珍しいものがいい、更に肉や乳や魚のないもの、と言う彼にアレッタはかき氷を提案。そこで宇治金時を注文する彼。
それを待つ間、テーブルの上の塩を舐め、そのしょっぱさを初体験した。砂糖もあるが、これは宇治金時に使われているため、楽しみに置いておくことに。
そして出てきた宇治金時。抹茶のソースと餡子、白玉が三つ乗ったかき氷だ。これは雪か?と思う彼はスプーンを取って食べる。
苦味と甘みのソース!これは美味しい!と絶賛した。しかしパクパク食べると頭痛もしてくる。これはすぐ治るもの、と理解し、次は餡子を食べる。
それは砂糖を甘く煮た豆であり、こんなに柔らかくなるのか!と彼は驚いた。次は白玉を食べる。これ自体には味はしないが、ソース、あんこと食べると味が長続きする!
これは本当美味しい!そして彼はその後4杯食べ、更に帰り際砂糖と塩を分けてもらった。その後彼は料理、とりわけ宇治金時の再現に熱中し、ゴーレムと共に抹茶ソースや白玉の再現のため薬草園へ行くのだった。
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宇治抹茶いいですね。白玉が三つもついててあんな粒がたった餡子を提供するということは、屋台のチープなかき氷とは一味違った美味しいものなのでしょう。
最近はさまざまな変わり種のかき氷がありますが、やはり宇治金時やイチゴ、ブルーハワイは変わらず美味しいですよね〜!
アニメ『異世界食堂2』第7話のあらすじ・ネタバレ感想まとめ
お好み焼きのジュワジュアワとした音が美味しそうでした!またソースの照りの作画が溜まりません!刻まれたキャベツ、鰹節の作画も見事でしたね。
こだわりぬいていて、こちらがお腹空いてしまいそうです!洋食屋なのにお好み焼きもいてあるなんてマスターは造詣が深いですね。
またかき氷!このデザートは菜食主義のエルフが食べやすいものですね。特に宇治金時はハーブを育てるエルフにはたまらない抹茶の香りでしょう!細かい氷の作画に気合を感じました!次回はどんな料理が出てくるのか楽しみです!