サムライマスタータツゴロウは3人の少年を森で救う。彼ら冒険者になりたての寝小屋の常連だった。
そして4人でねこやに行き、タツゴロウはいつものテリヤキを頼もうとするがそれよりも魅力的なものが目に留まる!
そして後半は自信ののない魔王が皇女とある物を食べて自信を得る!
それではさっそく『異世界食堂2』の第10話のネタバレありでレビューしていきます!
目次
アニメ『異世界食堂2』前回第9話のあらすじと振り返り
騎士のシチューと黒パンを売る店の娘、マイラは友人のヨハンに誘われ森の中のねこやに行く。
そこで騎士のソースを使ったマカロニグラタンを初体験!熱々で美味しい、不思議な麺の入ったその料理を自分の家でも作れるようになろうと考えるのだった。
後編はアリスとファルが市場でフルーツゼリーを食べ、その作った魔女カミラと話すお話。カミラは、これは未完成品と言い、本物は異世界食堂で食べたものだった。
またしてもねこやに勝てなかったとファルは悔しがるのだった。
【ネタバレ】アニメ『異世界食堂2』第10話あらすじ・感想
テリヤキチキンにはこういう食べ方もある!テリヤキチキンバーガーとライスチキンバーガー!
帝都の森でジャック・ケント・テリーは魔物に追われていた。そこには剣士タツゴロウが現れ、3人を助けてくれる。
タツゴロウは3人を見て、ねこやにきていたことを思い出した。タツゴロウはねこやに「一緒に行かないか?」という誘うが、お金が無いという少年たち。
それを聞いて「お前らの分まで出してやるさ」と気前のいいタツゴロウ。みんな揃ってねこやに行く。アレッタはジャック達が最近こなかったことを心配する。
それに対してジャックたちは「冒険者になったんだ」と返す。
そう、今、ジャック達は旅に出ているのだ。その旅の途中でタツゴロウならぬ、テリヤキチキンに助けてもらったんですねとアレッタは納得する。
そして腹が鳴って席に着く4人。タツゴロウはテリヤキチキンに清酒をいただこうとするが、メニューにテリヤキバーガーがあることに気づく。
タツゴロウと少年たちはテリヤキバーガーがとても気になる様子。
名前から察するにテリヤキに似た料理。クロにこの料理は玉ねぎ、レタス、マヨネーズとテリヤキが挟まったものだと説明され、タツゴロウは冷たいお茶とテリヤキバーガーを頼むことにする。
少年たちはテリヤキバーガーとコーラを頼む。そして待ってる間、テリーがタツゴロウの名前を聞く。
するとサムライマスターのタツゴロウであると名乗った。ジャック、ケントはびっくり!タツゴロウに質問攻めをする3人。
旅の話など聞きたいとも言い出し、タツゴロウも気前よく話していった。そうしているとテリヤキバーガーが出てくる。甘じょっぱいソースとマヨネーズが合う!
ポテトもうまい!とろりとしたソースが野菜やパンに絡んで味が薄くならない。
そんなテリヤキバーガーとても美味しい品だったが、何か物足りなさそうなタツゴロウ。そこにクロが「テリヤキバーガーのパンをライスに変えたものがあります」と教えてくれる。
タツゴロウと少年たちはそれも頼むことに。
そして出てきたのはテリヤキライスバーガーだ。カリッと焼かれたライスが美味しい!タツゴロウはこれなら清酒に合いそうだとにっこり。
そして食べ終えた少年たちの顔を見て、タツゴロウはまた連れてきてやるかと思うのであった。
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自信のない魔王様を慰め理味、モカチョコレートパフェ
魔王が書き物をしている。しかしヒトが去ると疲れたと言わんばかりに机に突っ伏してしまう。そして過去の話に。
先代の魔王、ラスティーナの母、アスティーナは50年ほど前、先代の皇帝ビルヘイムに臣従を誓い、帝国を使える進化にあたった。
帝国の領土の一部を与えられ肩身狭く生きていた魔族に居場所を作った偉大な方だった。
王冠のように生えた7本の立派なツノ、自由に空を駆け巡ることができる大きな翼、鉄をも切り裂く大きな尻尾、そしてエルフすら凌駕する魔力を持つ者だった。
それに比べてラスティーナは小さなツノ、自分を浮かすことすら叶わない未熟な翼、膝にも届かない尻尾を持ち、魔力も人間の魔術師程度だった。
「こんな私が魔王などと呼ばれていていいのでしょうか?」とラスティーナは嘆いた。そして自室に向かうと、そこにねこやの扉が現れる。
開けたら食堂に繋がりラスティーナは驚いた。そしてそこには闘技場に住む強い魔族、ライオネルが食事している。ラスティーナを見つけると挨拶するライオネル。
そしてライオネルからここが異世界食堂だと聞かされる。何か食べていくといいと言われ、迷っていると、アーデルハイドがラスティーナに声をかける。
そして相席しようと提案され、一緒に座ることにするラスティーナ。そしてアレッタが水を持ってやってくる。
それを見てラスティーナは大きくて立派な山羊の角だと褒める。自分のは小さいから自信がないのだ。照れるアレッタ。
そしてその後メニューを渡された。たくさんのメニューに圧倒されるラスティーナだったが、アーデルハイドにパフェをおすすめされる。
さらにラスティーナは果物が苦手だと確認し、マイペースにモカチョコレートパフェを頼むアーデルハイド。
ついでにアーデルハイドの注文もチョコレートパフェからモカチョコレートパフェに変えてもらう。そして話は扉の話に。
アーデルハイドにどうしてここに?と尋ねられ、怪しげな扉が自室に現れたと話すラスティーナ。それを聞いて「まあ!それは幸運でしたね!」と笑うアーデルハイド。
扉はどこに新しく現れるかわからない。それが自室に現れるのは幸運なことだと言う。それを聞いてそこでようやく笑うラスティーナ。
それを見たアーデルハイドは「ようやく笑ってくれた」と言う。なんでもラスティーナから「張り詰めたものを感じた」とのこと。
そして「何か悩みがあるのですか?」と手を握って話を聞こうとする。しかしそこでモカチョコレートパフェがやってきたので、まず食べることに。
綺麗に盛り付けられてるが茶色い。これは焦げているのでは?と警戒するラスティーナ。
でもアーデルハイドはパクパク美味しそうに食べている。ラスティーナはアーデルハイドに促され、食べてみたらなんと!美味しい!チョコレートは香りが豊かでおいしく、白いホイップクリームは柔らかくて甘い。
そしてコーヒーのアイス、ムース、ゼリーと楽しむ。さまざまな形で楽しめて、美味しい!これらは全てラスティーナも満足いくものだった。
そして食べ終えた後、アーデルハイドが温かいカフェオレを二つ頼み、ラスティーナの話を聞く。
ラスティーナの悩みはこのまま魔王でいいのか、もっと実力のある別の魔族に魔王の地位を明け渡すべきではないのかというものだった。
それを聞いたアーデルハイドは「以前お父様がラスティーナ様が魔王になられたこと、心強く思ってましたよ」と言う。
それを聞いて驚くラスティーナ。アスティーナが魔王になってから領地の税収や人口が増えたとお父様が言っていたとアーデルハイドは話す。
それに交渉が上手だと聞いたと付け加える。それを聞いて光栄に思うがでも、と言うラスティーナ。
「私は魔王にしては弱い」とやはり自信なさげ。そこにアーデルハイドは畳み掛けるように自分は皇女だけど弱い、弱いと何がいけないのか?と説得する。
「上に立つ者が必ずしも強くある必要はないと思うのです」とアーデルハイドは話した。その考えを聞いてアスティーナは驚く。
アーデルハイドは「ラスティーナ様はラスティーナ様らしい魔王でいたらいいのでは?」と言う。それを聞いて納得し、笑顔になるラスティーナなのだった。
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アニメ『異世界食堂2』第10話のあらすじ・ネタバレ感想まとめ
今回は、前半は飯テロ、後半は心温まるお話でしたね。前半の未熟な冒険者の男の子らしい率直な反応はこちらの食欲を誘います。
テリヤキチキンバーガー、美味しいですよね。それのライスバーガー版なんてもっと美味しいに決まっています!
そして自信のない魔王が皇女に自信を貰うなんて、なかなか見かけない、このアニメ独自のファンタジックなお話です。
モカチョコレートパフェも美味しそう!友情の味ですね。