映画『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』あらすじ・ネタバレ感想!陰謀論全部乗せやりたい放題ブラックコメディ!

映画『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』

ナチスが月面から攻めてくるというどうかしている内容で話題になり、クラウドファンディングで完成した奇跡の映画『アイアン・スカイ』。

それから7年、今度は地底空間からヒトラーが恐竜に乗って攻めてくるトンデモ映画が爆誕しました。

ポイント
  • 陰謀論全部乗せの脚本
  • キレキレの風刺とギャグ
  • ラストシーンで驚愕

それではさっそく映画『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』をレビューしたいと思います。

映画『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』作品情報

映画『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』作品情報

出典:映画.com

作品名 アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲
公開日 2019年7月12日
上映時間 93分
監督 ティモ・ヴオレンソラ
脚本 ダラン・マッソン
ティモ・ヴオレンソラ
出演者 ララ・ロッシ
ウラジミール・ブルラコフ
キット・デイル
ユリア・ディーツェ
ステファニー・ポール
トム・グリーン
ウド・キア
ユッカ・ヒルデン
カリ・ケトネン
音楽 ライバッハ

映画『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』あらすじ


人類が月面ナチスの地球侵略を阻止してから30年後、人々はナチスが建設した月面基地で生活していたが、エネルギーが枯渇し絶滅の危機に瀕していた。

機関士のオビ(ララ・ロッシ)は、核戦争によって荒廃した地球の深部に新たなエネルギー源が眠ることを知り、人類を救うために誰も足を踏み入れたことのない“ロスト・ワールド”へと旅立つ。
出典:シネマトゥデイ

映画『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』みどころ

映画『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』みどころ

月の裏側に潜伏していたナチスの残党が地球を侵略するSFアクションの続編。

月面ナチスの地球侵略から30年後を舞台に、ナチスの月面基地で生き延びていた人類の姿が描かれる。

前作に続きティモ・ヴオレンソラ監督がメガホンを取り、本作も資金をクラウドファンディングで調達。

ララ・ロッシが主演を務め、ユリア・ディーツェとウド・キアが再び出演している。
出典:シネマトゥデイ

映画『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』を視聴できる動画配信サービス

『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』は、下記のアイコンが有効になっているビデオ・オン・デマンドにて動画視聴することができます。

なお、各ビデオ・オン・デマンドには無料期間があります。

u-next
注意点
  • 動画の配信情報は2019年8月5日時点のモノです。
  • 動画配信ラインナップは変更される可能性もありますので、登録前に各サービスの公式ページにて必ずご確認ください。

ご覧のとおり、2019年8月5日現在はどこのビデオ・オン・デマンドでも配信開始となっておりません。

動画配信が開始になり次第、追って情報を掲載させていただきます。

【ネタバレあり】映画『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』感想レビュー

人類滅亡後の世界、月面はとんでもないことに

前作『アイアン・スカイ』を振り返っておくと、アメリカ合衆国の人気黒人モデルであるジェームズ・ワシントンが話題性のために月面に着陸したところ、月の裏側に第二次大戦末期に逃げ出したナチスが基地を作っているのを発見。

ワシントンは捕まり、地球の情報を得た月面総統コーツフライシェは70年の時を超え、ついに月面から地球への攻撃を開始。

ワシントンはナチスの驚異的な科学力で白人に改造されてしまいますが、月面で地球学者をしていた女性将校レナーテとひょんなことから恋におち、ナチスの洗脳が解けた彼女と地球を救うために奔走します。

地球側は、アメリカ合衆国主導で各国が協力して月面ナチスを撃破。

地球の平和は守られたかと思われましたが、そこでアメリカ大統領が月面ナチスが使っていた新資源ヘリウム3に目をつけ、その他の大国も奪い合いに参戦、最終的に地球は核の炎に包まれて人類はほとんど滅亡してしまうのでした。

そしてワシントンとレナーテは結婚し、月面に生き残って改心した元ナチスの人々と暮らし始めます。

『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』は、その30年後から話が始まります。

ワシントンは死去、レナーテは老婆になってご意見番的な役割を果たしながらも、すでに体はだいぶ弱っていました。

本作の主人公でワシントンとレナーテの娘・オビは、月面で唯一の機関士で地球からの避難民の受け入れなどで資源が枯渇しかけ、貧困にあえぐ人々を助けていました。

そして、どこの世界でも格差というのは存在するものです。

月面の富裕層たちはスティーブ・ジョブズを神と崇め、iPhoneを経典代わりにしているジョブズ教というアホみたいな宗教にハマっていました。

心が弱りかけていたレナーテまで入信している始末です。

そんな死に体の月面を何とかしたいと思っていたオビ。

ある日、また地球から避難民たちがやってきます。その中にマントの謎の男が。

それは30年前地球で死んだと思われていた、月面総統コーツフライシュでした。

まさかの地底人類登場

彼はオビに自分の過去を話し出します。

コーツフライシュは、別の惑星から数億年前に地球にやってきた異星人でした。

彼らは地球で物凄いエネルギーを秘めたヴリル・ヤーという資源を発見。

ヴリル・ヤーのエネルギーで不死のパワーを得たコーツフライシュとその兄、その他の一族たちは長く地球で暮らしていましたが、ある日隕石が大量に地表に降り注ぎ、彼らは恐竜たちと一緒に地球内部の空洞に逃げ込みます。

それから彼らは不老不死で全ての生活をヴリル・ヤーに依存しているヴリル族として地底世界で暮らしていたのです。

彼らはその後、地上で暮らす人類を疎ましく思い、なんとか滅ぼそうと画策していたと言います。

歴史上定期的に表れていた暴君や悪人、宗教の教祖、などは人類を戦火に巻き込んだり、洗脳して滅ぼそうとしていたヴリル族だったのです。

そしてコーツフライシュの兄は、ヒトラーとして地上に出ていき、人類を大量に殺しましたが、全滅には失敗。

コーツフライシュは月面総統として、人類の最終戦争を引き起こすことに成功しましたが、放射能のせいでヴリル族も地上に住めなくなってしまったので非難され、逃げてきたといいます。

コーツフライシュに地球の地下に眠るヴリル・ヤーを取って来れれば、月面の資源問題も解決し、レナー手の病気も治るといわれたオビは、難民船でやってきたロシア人の技師サシャと筋肉自慢のマルコム、ジョブズ教の教祖と幹部たちを連れて、かつての月面ナチスが使っていた宇宙船で地球に向かいます。

コーツフライシュの言う通り、地球の地下には生態系豊かな美しい世界が広がっていました。

ヴリル・ヤーを基に作られた装置が太陽の役割までこなしていたのです。恐竜も闊歩していました。

喜ぶオビたちですが、地下世界の都市アガルタの宮殿には、実はヴリル族だった歴史上の悪人たち、カリギュラ、チンギス・ハーン、スターリン、金正恩、ヴィンラディン、ローマ法王、マーガレット・サッチャー、毛沢東、マーク・ザッカーバーグ、そしてスティーブ・ジョブズとアドルフ・ヒトラーが待ち構えていました。

はたしてオビたちはヴリル族からヴリル・ヤーを奪えるのか?

月面を救えるのか?

2作目でも悪ふざけの限りを尽くす気概

ここまでプロットを読んで、どうかしていると思った人も多いと思いますが、本当にこんな話を真面目に作っているんです。

いや…ふざけてはいるんですが。

ちなみに史実のナチスも地球空洞説を幹部たちが信じており、そこに眠る資源を探していたという記録が残っています。

アホですね~。それをあえて本当でした!とよりバカバカしい形で再現して見せるとは、さすが『アイアン・スカイ』シリーズです。

後半にはヒトラーがTレックスに乗って攻め込んできたり、サッチャーとヴィン・ラディンとローマ法王がトリケラトプスの馬車で追いかけてきたりと、アホみたいな夢のような映像が見られます。

どうなるかは実際に見て確認してほしいのですが、ひとつ耳寄りな情報としては『アイアン・スカイ』シリーズはこれで終わりではなく、3作目も鋭意製作中とのことです。

本作のラストで主人公たちは火星に行くことになるのですが、そこの裏にはまた○○が…という荒唐無稽すぎるオチまでついていました。

真面目に見てはいけないし、クラウドファンディングで作った映画なのでストレートに上等な映画ではありませんが、こんな悪ふざけはなかなか観られるものではありません。

ぜひ、お酒でも飲みながらゲラゲラ笑って鑑賞してください。

特にジョブズ教の面々が笑いをかっさらっていきます。

映画『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』まとめ

以上、ここまで映画『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』について紹介させていただきました。

要点まとめ
  • まさかの地球空洞説を映像化
  • 歴史上の悪人たちが勢ぞろいして大暴れ
  • ラストも衝撃の展開!