ドラマ『IPサイバー捜査班』第8話あらすじ/ネタバレ感想!ディープフェイク動画流出事件の首謀者の本当の目的とは・・

出典:『IPサイバー捜査班』公式ページ

出典:『IPサイバー捜査班』公式ページ

ディープフェイク動画専門の犯罪インフラの首謀者を捕まえるため、警察庁から桐子香澄(内山理名)が赴任して来ました。

安洛(佐々木蔵之介)は桐子と協力してディープフェイク動画流出事件を捜査します。

安洛の警察庁への引き抜きも現実味を帯びてきて・・。

犯罪インフラ撲滅を願う桐子とサイバー犯罪撲滅を願う安洛。

第8話では、サイバー犯罪に精通した安洛と桐子のやり取りに注目です!

さらに、多和田(間宮祥太朗)と警察庁官房審議官・楡井(升毅)の関係も明らかになります。

ドラマ『IPサイバー捜査班』前回第7話のあらすじと振り返り

デジタル終活をしていた影森(柾木玲弥)の殺人事件を調べることになった安洛(佐々木蔵之介)たち。

多和田(間宮祥太朗)と古宮山(福原遥)は、第一発見者である職場の同僚に話を聞きます。

すると、影森は借金をして削除代行業者に仕事を依頼していたことが分かりました。

さらに、影森は恐喝、窃盗、傷害事件に手を染め、4年前には詐欺事件で逮捕されていたことも分かります。

多和田と古宮山は、影森の元仲間・酒井(武田航平)と影森の妹・瞳(松井愛莉)にも話を聞きに行きました。

一方、スマホのGPS記録と復元したパソコンデータから有力な情報を得た安洛は、影森がデジタル終活を始めた本当の理由を知ることになるのでした。

【ネタバレあり】ドラマ『IPサイバー捜査班』第8話あらすじと感想

警察庁からやって来た桐子香澄(内山理名)

ディープフェイク動画による犯罪が多発していました。

ディープフェイク動画をSNSで拡散されたせいでお店が廃業に追い込まれたり、詐欺の被害にあった人もいます。

さらに、ディープフェイク動画の被害者による殺人事件も起こっていました。

警察庁官房審議官・楡井(升毅)は、ディープフェイク動画による犯罪を早急に解決するため、桐子香澄(内山理名)をサイバー総合事犯係に送り込むことにします。

「警察庁でご一緒できる日が楽しみです」

桐子が安洛(佐々木蔵之介)に言った発言から、安洛が警察庁に引き抜かれることも明らかになるのでした。

ミルトモ 編集部

安洛と対等に話せるところを見ると、桐子は安洛と同じくらいサイバー犯罪に精通した人物のようです。そんな桐子は、ディープフェイク動画による犯罪を解決するためだけにサイバー総合事犯係にやって来たのでしょうか?もっと他の目的があるような気がしますが・・。

ディープフェイク動画とは

ディープフェイク動画とは、ベースになる画像に別人の顔をはめ込んで作られた偽の動画です。

闇サイトではディープフェイク動画を作るためのアプリが売られ、それを使えば誰もが簡単にディープフェイク動画を作ることが出来るのです。

テレビでは、メディアアーティスト・西堂(大東駿介)がディープフェイク動画を見破る方法を解説していました。

ミルトモ 編集部

ディープフェイク動画は角膜で偽物かどうかの区別がつくようですが、ほとんどの人には本物か偽物か区別がつきません。ディープフェイク動画が拡散されたら混乱しそうです。

犯罪インフラの首謀者は・・

ディープフェイク動画の多量流出を助長している首謀者がいました。

その首謀者は、フリーWi-Fiスポットを利用してディープフェイク動画のサイトを管理している事が分かりました。

安洛たちはフリーWi-Fiスポットの防犯カメラから、そこに頻繁に映る警察官・永尾(波岡一喜)の姿を確認します。

桐子は犯罪インフラの首謀者が永尾であると考え、永尾の行動パターンにルールがある事に気づきます。

しかし、安洛はあまりにも堂々と防犯カメラに映っている永尾に違和感を覚えていたのでした。

ミルトモ 編集部

永尾は職場でいじめにあっていたようですが・・。永尾が犯罪を助長するような真似をしたのは、自分をいじめている警察への恨みがあっての事なのでしょうか?

自分の秘密を打ち明ける多和田(間宮祥太朗)

古宮山(福原遥)は、安洛の異動の話を聞いて落ち込んでいました。

そんな古宮山の姿を見た多和田(間宮祥太朗)は、「父親なんでしょ」と言います。

多和田は、自分が安洛の異動に一枚噛んでいた事を古宮山に告げました。

多和田は安洛が抜けた後のサイバー総合事犯係の動向を心配していましたが、楡井はサイバー総合事犯係を解散させようとしていたのでした。

ミルトモ 編集部

第5話で多和田が楡井に思いを馳せる場面を見て、何か特別な関係なのではと思いましたが、親子だったとは・・。ところで、古宮山と安洛は本当の親子なんでしょうか?古宮山は安洛との関係をすでに知っているから、親子DNA鑑定を受けなかったのでしょうか?

安洛(佐々木蔵之介)たちの思い

ディープフェイク動画流出事件の捜査会議が開かれていました。

捜査会議にはサイバー総合事犯係だけでなく、他の部署の刑事たちも出席しています。

捜査を指揮する桐子は「犯罪インフラ撲滅のために、京都府警本部の総力を期待しています」と言いました。

安洛は途中で捜査会議を抜け、古宮山もそんな安洛の後を追いました。

安洛は古宮山に「どんなに穏やかな人間も、ネットの世界に入るとむき出しの本能と悪意を平気でさらけ出す。20年以上、ただひたすら悪意の正体を暴き、撲滅することだけを願ってきた」と言います。

古宮山も「大切な誰かを失う人をこの世から一人でも無くしたい」と安洛に言うのでした。

ミルトモ 編集部

安洛のサイバー犯罪撲滅に対する強い思いが伝わって来ました。そして、古宮山と桐子も安洛に負けないくらい強い思いを秘めている事が分かりました。

本当の首謀者

永尾はフリーWi-Fiスポットに現れませんでしたが、闇サイトでの取引は行われていました。

安洛は過去の防犯カメラの映像がディープフェイク動画である事に気づき、フリーWi-Fiスポットに現れた宅配の配達員が犯罪インフラに利用されている事に気づきます。

安洛たちは首謀者・永尾の居場所を突き止めるのですが、永尾は毒を飲んで亡くなってしまうのです。

SNSには、永尾が自白する動画と毒を飲んで自殺する動画が拡散されていたのでした。

ミルトモ 編集部

永尾の目的は、ディープフェイク動画を氾濫させ、今の世界を崩壊することなのでしょうか? 永尾の動画が社会にどんな影響を与えたのかが気になります。

ドラマ『IPサイバー捜査班』第8話ネタバレ・感想まとめ

第8話は、ディープフェイク動画専門の犯罪インフラ首謀者を捕まえるため、警察庁から桐子香澄がやって来ます。

桐子たちは首謀者とされた永尾を追い詰めますが、永尾は警察に捕まる前に毒を飲んで亡くなってしまいました。

永尾の死は、ディープフェイク動画を氾濫させるのに一役買ってしまったようですが・・。

永尾以外に別の首謀者がいたとすると、本当の首謀者は誰なのでしょう。

そして、その目的は何なのでしょうか?

最終回を目前にして、楡井が安洛に何をさせたいのかが気になります。

そして、安洛と古宮山の本当の関係は明らかになるのでしょうか。

一緒にハモの串焼きを食べる安洛と古宮山の姿を見ると、本当の親子のように見えますが・・。

最終回は、ディープフェイク動画流出事件の結末だけでなく、安洛と古宮山の関係にも注目したいです。