ドラマ『IPサイバー捜査班』第7話あらすじ/ネタバレ感想!デジタル終活をする影森(柾木玲弥)が最後に願った事とは・・

出典:『IPサイバー捜査班』公式ページ

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亡くなった影森(柾木玲弥)の部屋には、携帯やパソコンなどのデジタル機器は見当たりませんでした。

デジタル終活をしていた影森は、終活を終えた矢先に殺されてしまったのです。

安洛(佐々木蔵之介)たちが影森の事を調べると意外な事実が分かり・・。

影森と同じ町工場で働く同僚、影森の元仲間・酒井(武田航平)、疎遠になっている影森の妹・瞳(松井愛莉)。

影森を取り巻く人物が次々と登場する中、影森と瞳の関係が重要になってきます!

ドラマ『IPサイバー捜査班』前回第6話のあらすじと振り返り

IoTで管理された高級マンションで起こった事件を調べることになった安洛(佐々木蔵之介)たち。

そのマンションは、スマホを操作しなければエントランス、エレベーター、さらに部屋にも入ることが出来ないのです。

マンションの404号室で亡くなったのは、有名漫画家・峯靖久(和田聰宏)の妻・里美です。

多和田(間宮祥太朗)と古宮山(福原遥)は、IoTシステムに引っ掛からずに部屋に入る方法を考えるのですが・・。

ママ友裏SNSで有力な情報を得た多和田と古宮山は、405号室の三好祐美子(酒井若菜)に話を聞きに行きます。

実は、祐美子の息子・櫂人(田中奏生)が事件を解決するための重要な鍵を握っていました。

そして、妻が亡くなったというのに、いつもと変わらず仕事をしている靖久にも秘密があるのでした。

【ネタバレあり】ドラマ『IPサイバー捜査班』第7話あらすじと感想

影森(柾木玲弥)のデジタル終活

影森(柾木玲弥)の遺体が発見された部屋には、スマホ、パソコン、身分証などの情報は一切ありませんでした。

3か月前、影森は削除代行業者にネットの書き込み情報を全て削除するよう依頼しており、スマホも1週間前に解約していたのです。

安洛(佐々木蔵之介)は、影森が解約したスマホの過去1年分のGPS情報を調べ始めます。

岡林(吉村界人)は、影森が廃棄したパソコンのデータを復元し始めました。

夏海(高畑淳子)によると、影森の死因は脳挫傷で他殺の可能性がありました。

さらに、遺体が発見された部屋から、影森以外の指紋も見つかっていました。

ミルトモ 編集部

デジタル終活と今回の事件はどんな関係があるのでしょう。他殺のようですが、影森は自分の死を予期して準備しているようにも見えるのですが・・。

影森(柾木玲弥)が3か月前から働き始めた町工場

倒れている影森を発見したのは、同じ町工場で働く同僚でした。

3か月前、町工場で働き始めた影森は、職場の人達にお金を借りていました。

そのお金は、ネット上の自分に関する情報を全て削除するために必要なお金で、借りたお金は全部で100万円を超えています。

怠惰な生活をしていた影森が変わったのは、3か月前に大阪のビジネス街に行った後からでした。

しかしながら、影森は体調不良で仕事を休むことも多かったのです。

ミルトモ 編集部

影森が働き始めたのは、削除代行業者に払うお金の為だったようです。影森がそこまでして削除したい情報とは何だったのでしょうか?

4年前の詐欺事件

影森は恐喝、窃盗、傷害事件に手を染め家族を困らせていました。
その後、影森の両親は他界し、妹・瞳(松井愛莉)とは音信不通です。

4年前、影森は詐欺事件で逮捕されており、その共犯者と目されたのが酒井(武田航平)でした。

多和田(間宮祥太朗)と古宮山(福原遥)に事情を聞かれた酒井は「影森に騙された」と言い、影森と最後に会ったのも4年前だと答えるのでした。

ミルトモ 編集部

影森が過去にどんな事をしてきたのかが分かりました。借金してまでも削除して欲しい情報は、自分が犯した過去の悪事という事でしょうか?

影森(柾木玲弥)と妹・瞳(松井愛莉)との関係

3か月前にプロポーズされた瞳は、両親のお墓にそのことを報告しますが、兄・影森には報告していません。

瞳は兄・影森には会っていないと主張していましたが、3か月前の防犯カメラの映像に、瞳の後を追う影森の姿が映っていました。

その後、影森は町工場で働き始め、デジタル終活を始めています。

瞳の高校の同級生に話を聞いた多和田と古宮山は、瞳が兄・影森のせいで学校中の生徒たちに敬遠されていた事を知るのでした。

ミルトモ 編集部

瞳は、ようやく手に入れた幸せを兄・影森のせいでダメにしたくないと思ったかもしれません。瞳が兄・影森を邪魔な存在と考えても不思議ではない気がします。

影森(柾木玲弥)の想い

岡林が復元したパソコン情報から、8年前に女性たちを盗撮した動画が見つかります。

その中には、酒井が瞳を盗撮した動画もありました。

影森は末期の肺がんで、4か月前に余命半年の宣告を受けていました。

瞳が結婚することを知った影森は、自分の過去だけでなく自分の存在そのものを消そうとしていたのです。

影森は、瞳を盗撮した動画を完全に削除するため、酒井と酒井の元彼女に警察に行くよう頼んでいました。

酒井の元彼女は影森ともみ合いになり、影森はそのはずみで頭を打って亡くなってしまったのです。

ミルトモ 編集部

影森は瞳の幸せを一番に考えていたんですね。もう少し早く瞳がそのことに気づけば、兄妹の関係は変わったかもしれません。

瞳(松井愛莉)の決心

4年前の詐欺事件の首謀者が酒井であることが分かりました。

警察は、8年前の盗撮についても酒井に事情を聞くことにします。

瞳は兄・影森と向き合えてなかったことに気づき、婚約者に兄・影森の話をしてみることにしました。

多和田は、安洛の最終報告書を作成して送信しました。

ミルトモ 編集部

瞳の婚約者の家族は家柄にこだわる人たちのようですが、瞳が兄・影森の話をした後、瞳と婚約者はどうなったのでしょう。その後が少し気になりました。

ドラマ『IPサイバー捜査班』第7話ネタバレ感想・まとめ

影森は、瞳のために自分の存在を完全に消そうとしていたようです。

自分が生きていた証が全て無くなってしまうなんて悲しすぎますが、それが良くない情報なら、全てを消し去っておきたいという気持ちも分かる気がします。

影森が過去にやっていたことはかなり悪い事ですが、最後に心を入れ替えて瞳に歩み寄ろうとしていました。

影森がもう少し早く行動を起こしていれば、瞳との関係も変わったかもしれません。

瞳に気持ちが伝わる前に影森が亡くなってしまったのが悲しかったです。

次回は、安洛が警察庁に異動する話が出るようですが・・。

第1話からの伏線、安洛と古宮山の本当の関係と古宮山の母親が安洛の前から姿を消した理由も明らかになることを期待しています!