ドラマ『IPサイバー捜査班』第3話あらすじ/ネタバレ感想!

出典:『IPサイバー捜査班』公式ページ

松永大輔(木村了)は、妻・知里(徳永えり)の行方を捜して欲しいと親友・多和田(間宮祥太朗)に頼みに来ました。

松永は1週間前に知里と結婚したばかりですが、知里はコンビニに行ったきり消息が分からなくなってしまいます。

松永の話を聞いていた安洛(佐々木蔵之介)は26年前の事を思い出し、松永の依頼を引き受けることにしました。

安洛たちは松永と知里が知り合ったコミュニティーサイト・面白植物園を調べ始めます。
すると、意外な事実が分かり・・。

ミルトモ 編集部

松永は知里を運命の相手だと思っていますが、知里には松永の知らない一面があるようです。知里が松永に隠している事とは何なのでしょう。

ドラマ『IPサイバー捜査班』前回第2話のあらすじと振り返り

会社社長・土屋謙信(ぼんちおさむ)は、奥村麻衣(芸妓・舞菊)(川島海荷)と一緒に撮った写真が拡散されて被害を受けていると主張しています。

土屋の相手をしていた多和田(間宮祥太朗)はその依頼を断ろうとしていましたが、安洛(佐々木蔵之介)は土屋の依頼を受けることにしました。

安洛たちが写真の拡散経路を探ると、カメラマン・寺西(西村匡生)が麻衣のスマホを不正アクセスしていたことが分かります。

しかし、寺西は何者かによって殺されていました。

そんな中、寺西を殺害した犯人として浮上したのは、麻衣の幼馴染・石山(前原滉)です。

石山は寺西のパソコンを遠隔操作して、土屋と麻衣が写った写真を拡散していたのです。

警察の取り調べを受けている石山は黙秘を続けていましたが、それには理由があって・・。

【ネタバレあり】ドラマ『IPサイバー捜査班』第3話あらすじと感想

松永(木村了)の前から姿を消した妻・知里(徳永えり)

建設会社の御曹司・松永大輔(木村了)は、多和田(間宮祥太朗)とは中学高校が一緒の旧知の仲です。

そんな松永が、1週間前に結婚した妻・知里(徳永えり)を捜して欲しいと相談しに来ました。

「僕は知里を愛していますし、知里も僕を愛してくれています。彼女が自分から姿を消すなんてありえません」

松永と知里はコミュニティーサイト・面白植物園で知り合いました。

松永は自分の理想通りの知里に運命を感じ、松永が知里にプロポーズして結婚したのです。

しかし、知里の希望で2人は結婚式を挙げていません。

松永が住む家に引っ越してきた知里が荷物を片付けていると、知里のスマホに着信がありました。

知里はスマホの着信を見るとすぐにコンビニに出かけます。

松永は財布を忘れた知里を追いかけますが知里の姿はなく、それ以来、知里は忽然と姿を消してしまったのです。

知里のスマホは電源が入っておらず、松永が電話をかけても繋がりませんでした。

ミルトモ 編集部

知里は何処に行ってしまったのでしょう。知里がスマホをとった時、少し怪訝な顔をしていましたが、誰からの着信だったのでしょう。

1年前とは明らかに違う知里(徳永えり)

川瀬(堀内敬子)はコンビニ方向にある防犯カメラを確認しますが、知里がコンビニに向かった時刻の映像に知里の姿は映っていません。

安洛(佐々木蔵之介)たちは、コミュニティーサイト・面白植物園での松永(ハンドルネーム:まっさん)と知里(ハンドルネーム:チリコ)のやり取りを調べました。

すると、知里は面白植物園に登録してから4年間、松永にメッセージを送ったことはありませんでした。

さらに、知里の文章が1年前と現在とで明らかな違いがある事が分かります。

松永が知里に会うことになったのは、知里が松永にメッセージを送ったせいでした。

知里は1年前まで複数のSNSを頻繁に利用していましたが、現在はブログもSNSもやっていません。

ミルトモ 編集部

知里は1年前とは別人のように変わってしまったようです。4年間も無視していた相手にメッセージを送るなんて・・。知里は何か思惑があって松永に近づいた気がします。

古宮山(福原遥)の母と安洛(佐々木蔵之介)

古宮山(福原遥)と多和田は、面白植物園に登録していた夏海(高畑淳子)に話を聞きに行きました。

夏海から知里に関する情報は得られませんでしたが、夏海は古宮山の母の事を覚えていました。

26年前、古宮山の母・アヤサカユカリは夏海と同じ教室に所属していました。

古宮山の母は優秀な成績で卒業して国家試験にも受かりましたが、研修医になってからの評価はあまり良くなく、ある日突然姿を消してしまうのです。

その当時、古宮山の母とつき合っていた安洛は古宮山の母を探し回ります。

安洛が部屋で見つけた箱の中には、古宮山の母と安洛が一緒に写った写真が入っており、写真の裏には「さようなら」と書かれていたのでした。

ミルトモ 編集部

安洛は自分の前から姿を消した古宮山の母を探していたんですね。古宮山の母がみんなの前から消えてしまったのには理由があるのでしょうか?

松永(木村了)が結婚した知里(徳永えり)は偽物

川瀬と平塚(杉本哲太)は、知里が通っていた学校に話を聞きに行きました。

同窓会の写真を見た川瀬と平塚は、その写真に写る知里が松永の妻と違うことに気づきます。

偽の知里は個人情報を調べて知里になりすまし、ネットで松永の趣味や好みを調べて松永の理想の女性を演じていたのです。

本物の知里は去年の誕生日に交通事故で重傷を負い、意識が戻る可能性はほとんどありませんでした。

知里の両親はその事故で亡くなり、知里には兄弟も親戚もいなかったのです。

そんな知里に寄り添っているのは、知里の父親の会社で顧問をしていた弁護士・荻野でした。

ミルトモ 編集部

同姓同名という事も考えられますが、今回は違ったようです。SNSは顔が見えない分、普段の自分とは違う自分になることも出来ます。でも、もし他人が自分に成り済ましているとしたら・・。そう考えると怖いですね。

妻が成り済ましだと知った松永(木村了)

川瀬が見つけた防犯カメラの映像には、偽の知里が黒いバンに乗り込む姿が映っていました。

松永は、結婚した知里が成り済ましである事を告げられます。

松永は結婚後、偽の知里に送られてきた1通のメールを見たことがありました。

そのメールには「うまくバケたつもりでも、お前の正体は判っている。その結婚は汚れた罪だ。直ちに取り消せ。」と書かれていたのです。

しかし、松永はそれを元カレの嫌がらせと考え気に留めていませんでした。

安洛たちは偽の知里の正体を探るため、ネットの痕跡を探し始めます。

古宮山と多和田は、安洛の指示で病院関係者を調べ、偽の知里が看護師・佐野千広であることを突き止めました。

千広はDVの夫から逃げるために知里に成り済ましたのです。

安洛はネットで情報を集め、千広が監禁されている場所が知里の両親の別荘であることを探し当てるのでした。

ミルトモ 編集部

千広が知里に成り済ましたのには理由があったのですね。それでも、千広がやったことは悪い事です。松永は理想の女性と思っていた人が成り済ましだと知ってどう感じたでしょう。

愛する人を想う気持ち

千広を別荘に監禁したのは、病院にいる知里に寄り添っていた荻野でした。

荻野は知里と去年の秋に結婚する予定だったのです。

荻野は、千広が知里の振りをして松永と結婚し、知里の戸籍を汚したことを怒っていました。

知里の家族写真が入ったロケットペンダントを持ち出したのも千広でした。

荻野はメールで千広に警告しますが、千広は結婚を取り消そうとしません。

その為、荻野は強硬手段を使って知里の戸籍を元に戻そうとしたのです。

安洛は、千広にライフルを向ける荻野に踏み止まるよう説得しました。

救急車に運ばれる千広が松永に「私はあなたの妻なんかじゃない」と言うと、松永は千広に「僕にとって君が僕の妻なんだ」と言うのでした。

ミルトモ 編集部

松永は千広を受け入れていましたが、他人に成り済ましていた人を受け入れるのは好きな人であっても難しい気がします。

親子DNA鑑定を取り止めた古宮山(福原遥)

多和田は安洛と古宮山の様子を見て、2人には因縁があるのではないかと感じています。

古宮山は安洛から渡されたDNA鑑定申し込み用紙を返しました。

そして、「こんなのに頼るんじゃなくて、私は私の目で安洛主任が本当の父親かどうかを判断することにしました」と言うのでした。

ミルトモ 編集部

DNA鑑定をすれば父親かどうか明らかになったのに・・。でも、娘かもしれない古宮山の言動に振り回される安洛の姿を見るのも楽しいかもしれません。

ドラマ『IPサイバー捜査班』第3話ネタバレ・感想まとめ

第3話では、古宮山の母と安洛の関係を知ることが出来ました。

安洛が変わってしまったのは、信じていた古宮山の母に裏切られたと感じたせいかもしれません。

古宮山の母が安洛の前から姿を消したのにはどんな理由があるのでしょう。

安洛が父親なら知らせる気がするのですが・・。

佐野千広は知里に成り済ますことでDVの夫から逃げようとしていました。

松永は千広から騙された形になりましたが、松永はそんな千広を受け入れるのです。

2人がどんな絆で結ばれているかは分かりませんが、松永と千広のその後が気になりました。