ドラマ『祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~』第5話あらすじ/ネタバレ感想!特別病棟に入院する女優に振り回される諏訪野良太(玉森裕太)

©Nippon Television Network Corporation

©Nippon Television Network Corporation 祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~

研修医の諏訪野良太(玉森裕太)と曽根田みどり(池田エライザ)は、循環器内科の指導医・上林晃太郎(高橋努)の下、特別病棟に入院する女優・愛原絵理(本名:四十住絵理(成海璃子))を診ることになりました。

諏訪野たちの役目は、アメリカで心臓移植を受ける予定の絵理を、無事にアメリカに送る事です。

しかし、絵理には、他の人には明かしていない秘密があって‥。

絵理が入院した本当の目的は何だったのでしょう。

嘘をつく絵理と、絵理の嘘を見破る諏訪野に注目です!

\\『祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~』を見るならここ!!//

Huluで見る

ドラマ『祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~』前回第4話のあらすじと振り返り

総合診療科で研修することになった諏訪野良太(玉森裕太)と冴木裕也(矢本悠馬)は、病名不明の患者・工藤香織(堀田真由)を診ることになりました。

指導医・榊健太郎(小手伸也)は名探偵シャーロック・ホームズを気取り、香織の謎を解いた方を自分の相棒・ワトソンにすると言います。

諏訪野と裕也は香織を検査入院させ、その間に香織の症状(しびれと脱力感)の原因を調べることに‥。

諏訪野と裕也が手掛かりを見つけられない中、榊は香織の病名が急性間欠性ポルフィリン症だと気づくのでした。

\\『祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~』を見るならここ!!//

Huluで見る

【ネタバレあり】ドラマ『祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~』第5話あらすじと感想

特別病棟

初期研修11か月目の諏訪野良太(玉森裕太)と曽根田みどり(池田エライザ)は、循環器内科の指導医・上林晃太郎(高橋努)の下、特別病棟に入院する女優・愛原絵理(本名:四十住絵理(成海璃子)、27歳2か月)を診ることになりました。

絵理はアメリカで心臓移植を受ける予定で、アメリカに行くまで、純正医科大学附属病院で入院することになったのです。

絵理の入院は家族にも秘密になっており、諏訪野と曽根田には守秘義務が課せられました。

心機能が低下し補助人工心臓を装着している絵理は、自由に動き回る事が出来ません。

諏訪野はそんな絵理を気遣い‥。

ミルトモ 編集部

心臓移植が必要なほど心臓が弱っているのに、入院している事を家族に秘密にしているのは何故でしょう。一方、絵理に会えて嬉しそうな諏訪野が可愛かったですが、諏訪野がやろうとしている事は、医者がやる事ではないと思いました。

情報漏洩

曽根田は、透析を受けている四十住沙智(豊嶋花)(女優・愛原絵理の妹)に会いに行きました。

沙智は、4時間もかかる透析に文句を言い、曽根田にアイスを買ってきて欲しいとねだります。

そんな沙智に、「ほんとそっくりだな、この姉妹」と言ってしまう曽根田。

沙智は、曽根田が姉・絵理に会ったことがあるのではないかと疑いますが‥。

一方、諏訪野は絵理に頼まれ、餃子と杏仁豆腐を買いに中華料理屋に来ていました。

諏訪野はそのお店で女優・愛原絵理の話しをしますが、それを聞いた広瀬(原田泰造)(夜間救急で諏訪野に診てもらってから、諏訪野を気に入っている患者)は、愛原絵理が諏訪野の患者ではないかと疑い‥。

その後、絵理が純正医科大学附属病院に入院している事が、週刊誌にバレてしまうのでした。

ミルトモ 編集部

週刊誌に情報を流したのは誰なのでしょう。沙智と広瀬が感づいて、誰かに話したという事もあり得ますが‥。少し気になったのは、妹の沙智だけでなく、姉の絵理も臓器移植を必要としている点です。同じ状態なのに、母親は常に沙智に寄り添い、絵理の事は遠くから見ているだけです。母親に「私たちとは住む世界が違う」と言われている絵理が、少し気の毒に思えてきました。

それぞれの関係

沙智は、姉・絵理が自分の事を嫌っていると思っていました。

何故なら、自分の病気のせいで、母親と絵理の仲が悪くなってしまったからです。

沙智は絵理に会いに行きますが、絵理は沙智に冷たい対応をして‥。

一方、広瀬は中華料理屋で奢ってもらったお礼として、諏訪野に1万円を渡しますが、それを外科医・冴木真也(椎名桔平)に気づかれ逃げて行きました。

冴木真也は、諏訪野と広瀬がどんな関係なのかを気にしています。

そんな中、絵理の事務所社長・久米は、絵理の治療費のために寄付金を集めることに‥。

ミルトモ 編集部

冴木真也が広瀬を気に掛けるのは何故でしょう。2人は医者と患者という関係ではなく、別の繋がりがあるように見えます。一方、絵理は、家族との関係が希薄であることが分かりました。どうしてそうなってしまったのか、詳しい理由は分かりませんが、今からでも関係を修復する事は出来ないのでしょうか?

絵理(成海璃子)が入院した本当の目的

事務所社長・久米の横領疑惑が週刊誌に載っても、絵理のマネージャー・横溝は驚きませんでした。

何故なら、前回の件も今回の件も、週刊誌に情報を流したのは横溝だったからです。

元々、事務所にはほとんどお金がなく、久米は絵理の治療費を払う気はありませんでした。

横溝は、絵理たちを道具のように扱う久米を追い込むため、情報を流したのです。

さらに、絵理がアメリカで心臓移植を受けるのも嘘だと分かり‥。

実は、絵理が入院した目的は、自分の名前でお金を集めて寄付するためでした。

「私はもう十分生きたしね。長くなかったけど、濃い人生を送れたから」

絵理はそう言い、さらに「諏訪野先生がなって。私の病気、治すお医者さんに」と言うのでした。

ミルトモ 編集部

27歳は、十分生きたと言える年齢ではないと思います。循環器内科の先生たちは何をしているのでしょう。移植できる臓器が無いのか、手術が出来ないのか‥。そんな中、諏訪野が絵理の嘘を見破り、絵理に寄り添ってくれたのが良かったです。

生きていた証

1週間後、3億円を超える寄付金は全額寄付されました。

脳死判定された絵理の腎臓は、妹・沙智に移植されます。

諏訪野は、絵理から頼まれていた母親と妹・沙智への手紙を2人に渡しました。

諏訪野は何もできなかった自分を責め、涙を流しています。

精神科医・立石(松雪泰子)は、「これから君は、もっと沢山の患者さんの死に向き合うことになる。もしかしたら、死が日常になっていくかもしれない。でも、それに慣れるな」と諏訪野に言いました。

移植が成功した沙智は、母親に餃子が食べたいと言います(絵理は母親が作る餃子を食べたがっていた)。

諏訪野は、絵理が生きていた証を残すため、絵理とやり取りした内容をカルテに記載するのでした。

ミルトモ 編集部

絵理が書いた手紙の内容が、心に響きました。一方、患者に感情移入しすぎる諏訪野が、少し心配になりました。

ドラマ『祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~』第5話まとめ

臓器移植を希望している人の中には、ドナーとお金の問題で、移植を諦める人も多いのかもしれません。

絵理は入院した時から、沙智に自分の臓器をあげるつもりだった気がします。

自分が亡くなっても悲しまないよう、わざと沙智に冷たくした絵理。

絵理は自分の死を受け入れ、自分と同じ境遇の人をサポートすることまで考えていたのです。

27歳という若さでそこまで考えられる絵理が、満足のいく人生が送れたのかが気になります。

最後の結末は、悲し過ぎました。

第6話は、研修医2年目になった諏訪野たちの姿が見られます。

仕事に慣れてきた諏訪野たちと、不気味な小児科の指導医・志村雄一(勝村政信)の姿に注目したいです!

\\『祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~』を見るならここ!!//

Huluで見る