ドラマ『祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~』第3話あらすじ/ネタバレ感想!本当の父親はどちらなのか?病院に運ばれてきた妊婦が検査を拒否する理由

©Nippon Television Network Corporation

©Nippon Television Network Corporation 祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~

純正医科大学附属病院に、妊婦・小野文香(矢田亜希子)(妊娠25週目)が運ばれてきました。
文香の元夫・正和と、文香と交際中の恋人・岡田は、自分こそがお腹の子供の父親だと言います。
しかし、文香は、どちらが父親なのか話そうとはしません。その上、検査も拒否していて‥。
文香はなぜ検査を拒否しているのでしょう。
文香が隠している秘密と、諏訪野良太(玉森裕太)がその秘密に気づく過程に注目です!

\\『祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~』を見るならここ!!//

Huluで見る

ドラマ『祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~』前回第2話のあらすじと振り返り

外科の研修にやって来た諏訪野良太(玉森裕太)は、指導医・冴木真也(椎名桔平)の下で胃がんの患者・近藤(79歳11か月)を診ることになりました。
11月8日に入院した近藤は、内視鏡手術に前向きでしたが、9日には手術を嫌がり、10日にはリスクの高い開腹手術をして欲しいと言い出します。
諏訪野はその理由を探ろうとしますが、冴木(指導医)は患者のプライバシーに踏み込むべきではないと言いました。
それでも、近藤を救いたい諏訪野は‥。

\\『祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~』を見るならここ!!//

Huluで見る

【ネタバレあり】ドラマ『祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~』第3話あらすじと感想

どちらが父親なのか?

純正医科大学附属病院に、妊婦・小野文香(矢田亜希子)(妊娠25週目)が運ばれてきました。
産婦人科で研修中(初期研修9か月目)の諏訪野良太(玉森裕太)は、指導医・木佐貫英子(斉藤由貴)の指示で文香の家族に連絡します。
その後、文香の病室に現れたのは、4か月前に離婚した元夫・正和と、半年前から付き合っている交際相手・岡田でした。
2人とも、自分こそがお腹の子供の父親だと言っていて‥。
文香は、どちらが父親なのか話そうとはしません。
その上、切迫早産の治療を受けることは承諾しても、検査を受けることは拒否しています。

ミルトモ 編集部

文香は本当に岡田と付き合っているのでしょうか?岡田はかなり若く、文香とは不釣り合いな気がします。ところで、分娩室でのポンコツな諏訪野が可愛かったです。

お腹の子供の父親

文香(37歳8か月)は弁護士で、10年前に正和(大学時代から付き合っていた)と結婚し、3年前に不妊治療を始めました。
しかし、2年かけて妊娠した子供を流産し、文香は精神科に通います。
その後、妊娠した文香は、正和に離婚を切り出しました。
病院に再び正和と岡田がやって来て、2人は喧嘩を始めます。
「この子はあなたの子じゃない。彼(岡田)の子なの」
文香はそう言った後、正和に二度と自分の前に現れないよう言いました。
不妊治療に協力的でなかった正和は、全ては自分の責任で、文香から愛想を尽かされたと感じています。
その後、検査を頑なに拒否する文香は、帝王切開を希望するのでした。

ミルトモ 編集部

不妊治療と流産という大変な経験をしてきた文香。そんな中で妊娠した子供を、文香はどう思っているのでしょう。文香の態度は、お腹の子供を大事に想っているように見えません。正和に対する態度も酷すぎる気がします。ところで、文香が言っていた「守らなきゃいけない人」とは誰の事でしょう。

義父が作ったカレー

木佐貫は、身勝手な文香に怒っていましたが、気持ちを切り替え、精神科医・立石聡美(松雪泰子)と一緒に銀座で寿司を食べに行き‥。
実家に帰った諏訪野は、義父が作ったカレーを食べていました。
その後、諏訪野は、亡くなった実父が買ってくれたおもちゃを持ち帰り、冴木裕也(矢本悠馬)に家族の話しを始めます。
一方、外科で研修中の曽根田みどり(池田エライザ)は、沙智(豊嶋花)の恋の応援をしていました。

ミルトモ 編集部

義父が作った2種類のカレーの内、誰も食べようとしない辛いカレーを選ぶ諏訪野。諏訪野は義父との接し方に悩んでいるようですが、もう少し我儘を言っても良い気がしました。多分、それで家族仲が悪くなることはない気がします。

子宮頸がん

木佐貫が寿司屋で会った客の話しから、諏訪野はある事に気づきます。そして、曽根田を連れて文香の病室に行きました。
諏訪野は「何か病気を隠していませんか?」と文香に聞き、曽根田に調べてもらおうとするのですが‥。
実は、岡田は、弁護士費用をタダにしてもらう代わりに、お腹の子供の父親の振りをしていたのです。
子宮頸がんを患っている文香は、それを知られたら子供を諦めるよう言われるのではないかと思い、検査を拒んでいました。
文香が正和に何も言わなかったのは、正和に責任を負わせないためだったのです。

ミルトモ 編集部

不妊治療と流産だけでもつらいのに、子宮頸がんになってしまうなんて気の毒過ぎます。お腹の父親である正和には、本当の事を話すべきだったと思いました。

帝王切開と癌の手術

「無事に産めたとして、産んだ後どうするの?彼と別れて一人で赤ちゃんを育てるつもりなの?‥」
木佐貫は、自分の命と引き換えに赤ちゃんを産もうとしている文香を説得しますが、子供を産みたいという文香の決意は固くて‥。
木佐貫は、文香の帝王切開と癌の手術をすることにします。
その後、文香は1428gの女の子を出産し、癌の手術も無事に終わりました。
諏訪野は、幸せそうに子供を見つめる文香と正和を見て「産婦人科って、やりがいありますね」と言います。
一方、沙智の手術に立ち会った曽根田は、外科医・冴木真也(椎名桔平)から「彼女、腎臓の移植希望登録はしているのか?」と聞かれるのでした。

ミルトモ 編集部

産まれた赤ちゃんも文香も元気そうで良かったですが、沙智は思ったより深刻そうです。前向きになっていた沙智の病状が心配です。

ドラマ『祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~』第3話まとめ

妊娠25週目の文香は、自分の病気を隠して子供を産もうとしていました。
今回はカルテから得られる情報だけでなく、「守らなきゃいけない人」(文香の発言)、「好きだから諦める」(沙智の発言)、恋人に病気を隠している人(木佐貫が寿司屋で会った客)が文香の秘密を暴く鍵になりました。
文香が、不妊治療と流産という経験だけでなく、自分の命と引き換えに子供を産もうとしていた展開に驚きました。
そんな文香を心配する正和を見て、正和なら文香と産まれた子供を守ってくれる気がしました。
繊細過ぎる諏訪野が、迫力がある指導医・木佐貫の下で奮闘する姿も良かったです。
第4話は、総合診療科で研修を受ける諏訪野たちの姿が見られます。
指導医・榊健太郎の下で研修することになった諏訪野と裕也の活躍に注目したいです!

\\『祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~』を見るならここ!!//

Huluで見る