ドラマ『祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~』第2話あらすじ/ネタバレ感想!外科の研修にやって来た諏訪野良太(玉森裕太)が、胃がんの患者の秘密を暴く!

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©Nippon Television Network Corporation 祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~

79歳11か月の患者・近藤玄三(伊武雅刀)の胃がんは、内視鏡手術で完治する癌でした。
しかし、11月8日に内視鏡手術に前向きだった近藤は、9日には手術を嫌がり、10日にはリスクの高い開腹手術をして欲しいと言い出し‥。
外科に研修にやって来た諏訪野良太(玉森裕太)は、指導医・冴木真也(椎名桔平)からどんな指導を受けるのでしょう。
患者の秘密を探ろうとする諏訪野と、患者のプライバシーに踏み込まない冴木(指導医)の姿に注目です!

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ドラマ『祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~』前回第1話のあらすじと振り返り

初期研修1年目の研修医・諏訪野良太(玉森裕太)が任された患者は、2年前から毎月、睡眠薬の多量投与で搬送されてくる精神科の患者・山野(25歳)でした。
山野の両腕には自傷行為の痕があり、精神科の指導医・立石聡美(松雪泰子)の見立てでは、山野は境界性パーソナリティ障害を患っているようです。
諏訪野は、カルテに書かれた情報と山野の言葉から、ある事に気づくのでした。

【ネタバレあり】ドラマ『祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~』第2話あらすじと感想

指導医・冴木(椎名桔平)の下で研修をする諏訪野(玉森裕太)

初期研修8か月目の諏訪野良太(玉森裕太)は、外科の指導医・冴木真也(椎名桔平)の下、外科手術の研修をしていました。
手術中、冴木(指導医)は手術とは全く関係ない話しをしています。
しかしそれは、皆を緊張させないためにしている事で‥。
研修医室に戻って来た諏訪野は、「外科だけはムリかも」と弱音を吐きます。
冴木(指導医)は手術が好きでしたが、可能なら手術はしない方が良いと考えていました。
そんな冴木(指導医)が担当することになった患者・近藤玄三(79歳11か月)は、胃がんを患っていました。
癌細胞が粘膜内にとどまっている可能性が高いので、近藤の胃がんは内視鏡手術で完治するようです。

ミルトモ 編集部

手術をしない方が良いと思いながらも、患者の命を救うために手術をする冴木(指導医)は、自分なりのポリシーを持った外科医に見えました。体力勝負の外科医には、焼き肉を食べるのが必須条件のようです。草食系に見える諏訪野は、外科には向いていないかもしれませんね。

患者のプライバシー

小児科で研修を受けている曽根田みどり(池田エライザ)は、言うことを聞かない子供に手を焼いています。
沙智(腎臓内科の患者。第1話にも登場)は、病院で亡くなった患者を数えていて‥。
諏訪野は、検査前にジュースを飲んでいる若宮(自分を癌だと言っている)を注意した後、落ち込んだ様子の近藤に話しかけました。
近藤は「これは癌じゃない」と言い、手術をするのを止めると言い出します。
諏訪野の報告を聞いた他の外科医たちは、民間療法を勧められたのではないかと考えています。
冴木(指導医)は、もう一度、病状と内視鏡手術の手順を近藤に説明しようとするのですが‥。
近藤の胃がんは手術をしないと命(2~3年で亡くなる)に関わりましたが、冴木(指導医)は患者のプライバシーに踏み込もうとする諏訪野を注意するのでした。

ミルトモ 編集部

諏訪野は近藤が手術を嫌がる理由を探ろうとしますが、冴木(指導医)は患者のプライバシーに踏み込むべきではないと考えていました。患者にとってどちらが良いか分かりませんが、諏訪野は手術を嫌がる近藤をどうするのでしょう。

患者の要求と心変わり

胆石と診断された若宮と、胃がんと診断された近藤は、自分の診断に疑問を持ち、こっそりカルテを盗み見ようとしていました。
そこに諏訪野がやって来て‥。
諏訪野は、近藤と話しをしていた黒いスーツの男が気になっています。
その後、近藤が手術を受けると言い出しますが、希望している手術は内視鏡ではなく、リスクの高い開腹手術。
さらに近藤は、来週中に手術をして欲しいと言います。

ミルトモ 編集部

納得する治療をするためには、自分の要求を伝えた方が良いですが、近藤たちの要求は身勝手すぎるかも‥。手術をする方法や手術日は、患者が一方的に決められることではないと思います。

患者の笑顔

百薬荘は、精神科医・立石聡美(松雪泰子)にとって学生時代に住んでいた思い出の場所でした。
立石がいた頃の百薬荘には、立石と同期の冴木(指導医)も住んでいて‥。
タロットカード占い(諏訪野は愚者のカード、冴木裕也(矢本悠馬)はつるされた男のカード、曽根田は死神のカード)を始めた立石は、「こうやって、患者さんの事を占いで分かったら楽なのに‥」と言います。
何故なら、患者の治療法は、占いのように断言できない場合が多いからです。
その時、裕也が「俺らがやる事は、患者さんを笑顔にすることだ」と言います。
立石には、裕也のその言葉が刺さったようで‥。
次の日、立石は、曽根田が連れて来た沙智に、病院を退院する患者たちの笑顔を見せることにします。
諏訪野は内視鏡の手術を受けて欲しいと近藤にお願いし、その姿を見た冴木(指導医)は、黙ってその場を立ち去りました。

ミルトモ 編集部

笑顔で退院する患者を見て、「病院は人が死ぬ所」と言っていた沙智の考えは変わったでしょうか?患者の笑顔を見ることは、沙智だけでなく、病院で働く職員全員に力を与えてくれる気がします。

胃がん患者のカルテから分かった事

近藤が話していた黒いスーツの男は、保険会社の人でした。
近藤が「家族のために腹を切るんだ」と言っていた事を聞き、諏訪野は急いで近藤のカルテを推考し‥。
実は、近藤が入った保険は、80歳まで保証されるがん保険付きの生命保険で、粘膜内がんは支払の対象外だったのです。
その後、80歳になる前までに、癌がどこまで進んでいるか開腹手術で調べれば、保険が下りる可能性があると分かります。
冴木(指導医)は、諏訪野が暴いた近藤の秘密を聞き、近藤の希望通りの手術をすることに決めました。
さらに冴木(指導医)は、「粘膜の下まで癌細胞が達していました」と言い、それを聞いた近藤は大喜びします。
しかし、諏訪野は、冴木(指導医)の診断が事実なのかを少しだけ疑うのでした。

ミルトモ 編集部

冴木(指導医)が近藤の希望通りの手術をしたのは、それが最善の方法と考えたからだと思います。いずれにせよ、近藤の手術が成功し、無事に退院できてホッとしました。「外科はムリ」と言っていた諏訪野が、外科を好きになって研修を終えられたのも良かったです。

ドラマ『祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~』第2話まとめ

患者のプライバシーに踏み込まず治療に専念する冴木(指導医)と、患者のプライバシーに踏み込んで最善の方法を考える諏訪野。
諏訪野のおかげで、近藤が本当に望んでいる事を知れましたが、それが医者として正しい事なのかは分かりません。
外科で研修を受ける少しポンコツな諏訪野の姿に、思わず笑ってしまいました。
第3話は、産婦人科で研修する諏訪野の姿が見られます。
産婦人科の患者・小野文香がどんな秘密を隠しているのかに注目したいです!

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