『今、別れの途中です』キャスト・あらすじ・ネタバレ感想!デザイナーと年下カメラマンの大人なラブロマンス!

今、別れの途中です

今、別れの途中です(C)SAMHWA ETWORKS

Amazonプライムビデオで配信されている『今、別れの途中です』のご紹介です。
”恋愛中”を”別れの途中”と表現した切なくて感情を揺さぶる大人なラブロマンスです。
偶然や必然、過去や未来、運命など小説の中に入り込んだかのように印象的なセリフが満載で、最初から最後まで一気に観てしまいたくなります。
大人の魅力を目いっぱい発揮しているソン・ヘギョ、そんな大人の女性を年下ながらも翻弄するチャン・ギヨン。
お似合いのカップルが醸し出す独特な雰囲気を是非堪能してください!

ポイント
・恋を捨て、仕事に生きるデザイナーを『ボーイフレンド』のソン・ヘギョが熱演
・チャン・ギヨンが一途に一人の女性を想い続けるフォトグラファーを演じます。
・冒頭に流れる有名デザイナーの名台詞にもご注目ください!
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『今、別れの途中です』の主演・注目キャスト

【ソン・ヘギョ】(役:【ハ・ヨンウン】)

・THE ONEのデザイナー
・10年前にパリで修行していた
・恋に破れ仕事に生きている

【チャン・ギヨン】(役:【ユン・ジェグク】)

・ファッション専門のカメラマン
・複雑な家庭に生まれ息を潜めて生きてきた
・実直で行動力があり恋にも積極的

【チェ・ヒソ】(役:【ファン・チスク】)

・THE ONEの代表の娘であり自身も理事
・仕事より恋に生きていて自由奔放
・ヨンウンとは友達

【キム・ジュホン】(【ソク・ドフン】)

・広報企画会社の敏腕社長
・ジェグクとは昔からの知り合い
・純粋でロマンチストなところがある

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【ネタバレ】『今、別れの途中です』あらすじ・感想


重なる偶然とすれ違ってきた瞬間

釜山で行われたファッションイベントで偶然出会い一夜を共にしたヨンウン(ソン・ヘギョ)とジェグク(チャン・ギヨン)。
名前も言わずに別れましたが、パリでまたしても偶然出会います。
偶然を何度も繰り返しお互いに惹かれているようにも見えますが、ヨンウンは10年前に本気で愛した相手が突然いなくなり愛を信じられなくなっていました。
仕事しか信じられないヨンウンにとってジェグクのストレートな想いを受け入れることはできませんでした。
偶然を繰り返す中で最も2人の運命に影響したのが、ジェグクの兄が10年前にヨンウンが本気で愛した相手スワン(シン・ドンウク)だったことです。
しかも10年前、突然ヨンウンの前から姿を消したスワンは、ヨンウンに会いに行く途中で事故に逢い亡くなったことをジェグクから聞かされます。

Tomomo

運命のいたずらってやつですけど、いたずらが過ぎますね。

スワンのお墓参りにジェグクと2人で出向いたヨンウンは、ジェグクに「スワンが兄だということを無視できない」と言いジェグクを拒み続けました。
しかしヨンウンはジェグクからスワンの弟だと聞かされた時ジェグクとの関係を「どうしよう」と思ったと友人に明かしていました。

Tomomo

好きだった人の弟・・・複雑な心境でしょうね。

そんなヨンウンを変えたのはこれも偶然でした。
10年前パリの道端で偶然出会い惹かれて買った写真をヨンウンは大事にしていました。
その写真に癒され支えられながら頑張ってこれたのです。
その写真を撮ったのが、まだ無名だったジェグクでした。

Tomomo

これは素敵な偶然でヨンウンを動かすには十分でしたね。

やっとジェグクを受け入れたヨンウンは冒頭よりもよく笑うようになり、印象が変わったように見えました。
ジェグクに頼り、ジェグクを心から愛するようになったヨンウンに幸せな未来はあるのでしょうか。

デザイナーとしての誇り

THE ONEは国内有数のファッションメーカーです。
その中のひとつのブランドがヨンウンがデザイナーを務める”SONO”(ソーノ)です。
大きなデパートの目立つ場所には海外ブランドが並び、国内ブランドは隅に追いやられている中、ヨンウンは斬新なアイデアで次々と成功をおさめ国内からも海外からも注目されるようになります。

Tomomo

ヨンウンが仕事に向き合う姿は仕事に誇りを持っていてとても素敵でした。

海外からスカウトの話が舞い込みますが、ヨンウンは断ります。
それはヨンウンらしく冷静に分析された結果でした。
ヨンウンがTHE ONEに残りソーノのスタッフが喜んだのもつかの間、ヨンウンは独立を決意します。
ソーノに居たから当たり前に出来ていた事が、なかなか思うようにいかなくて最初は大変そうでした。

親友の病気と向き合う

ヨンウンには親友が2人います。
1人はヨンウンに面倒ばかりかけ、ヨンウンの上司でもあるファン・チスク(チェ・ヒソ)、そしてもう1人は専業主婦のチョン・ミスク(パク・ヒョジュ)です。
ヨンウンがデザイナーとして活躍できるのはチスクのおかげと言っても過言ではありませんが、チスクの尻ぬぐいばかりさせられてきていました。
ミスクは専業主婦でヨンウンの良き相談相手でした。
そんなミスクが末期のすい臓がんと診断されます。
発見されたときにはすでに手遅れだと言われていました。

Tomomo

まだ小さな子供がいるミスクの心中は計り知ることはできませんでしたね。

治療を拒んでいたミスクでしたが、ヨンウンや夫の説得で治療を受けることを決意します。
「死」を受け入れ笑顔で逝きたいと言うミスクと、1日でも長く生きてほしいと願う家族や友達。
治療を受けることで子供と離れる時間が多くなり、恨まれたり嫌われたりしたくないというミスクの思いもわからなくはないですが、周囲の人達は受け入れがたいようでした。

Tomomo

本人のやりたいようにさせるか、無理矢理にでも治療を受けさせるか・・・難題ですね。

ヨンウンが開いたオンラインのバイヤーショーにモデルとして出演したミスクは本当に綺麗でした。

「別れ」と書いて「愛」と呼ぼう

順調に交際していたヨンウンとジェグクでしたが、スワンのことがネックになり両方の親から激しく反対されます。
なんとか説得を試みようとするものの、ヨンウンはジェグクの母にこのまま交際するなら私はこの世にいないと脅されたり、ジェグクはヨンウンの母から生い立ちのことで傷つけられます。

Tomomo

そんなに言う!?ってくらい両方の母親は酷かった・・・。

お互いの親に反対されたことで2人は別れを選択します。
愛にも色々な形があると自分自身を納得させているように見えましたが、内心は穏やかではないようでした。
ジェグクがパリへ発つ日、ヨンウンは空港に現れ、「愛してくれてありがとう。愛させてくれてありがとう」と言い、目に涙をいっぱい溜めて別れました。

Tomomo

愛しているから手放す、愛しているから別れるというのはなかなか理解が難しい愛ですね。

『今、別れの途中です』キャスト・あらすじ・ネタバレ感想まとめ

『今、別れの途中です』をご紹介しましたが、いかがでしたか?
大人のドラマ特有のセリフ回しは、所々意味がわからない場面がありますが、じっくり観て浸ってほしいです!
ヨンウンとジェグクのラブロマンスが中心に描かれてはいますが、ファッション業界の話やミスクの病気など観れば観るほど考えさせられるドラマでした。
最後、釜山で再会した2人が、運命に逆らわず幸せになっていて欲しいと思いました。
評価は賛否両論でしたが、ドラマの持つ空気感やストーリーの流れが印象的で素敵な作品だと思います。
一気見しなくても少しづつ楽しめる作品です!

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