皇帝の最後が渋くて最高でした!
子孫に後を託して、核を使わなかったのは格好良すぎですね。
悪の帝国のボスが優しいっていうのもズルいです。
あと、新しい韋駄天は完全に予想外でした(笑)
宗教国家もありますし面白い化学反応が起きそうです。
目次
前回第7話のあらすじと振り返り
韋駄天たちは、魔族を滅ぼすためゾブル帝国に攻め入ることを決めました。
そこでイースリイとポーラは、宗教国家サラバエルに赴き、戦いの後の復興支援を要求しました。
ハヤトもイースリイのアドバイスのおかげで、実戦に投入できるレベルまで飛躍的に強くなり、戦いの準備は順調に進んでいきます。
そして、ついに始まったゾブル帝国への襲撃。
韋駄天陣営はプロンテアが魔族を逃がさないように地形を変え、ゾブル帝国を大陸から孤立させますが、攻撃を予期していたミクは、魔族を生み出せるウメヨを連れて国外に逃げおおせます。
ミクは逃がしたものの、順調に魔族を倒していくリンとハヤトは二手に分かれて進みます。
結果、リンの前には王妃ブランディ、ハヤトの前には皇帝タケシタという、国のトップが立ちはだかるのでした。
【ネタバレあり】アニメ『平穏世代の韋駄天達』第8話あらすじ・感想
ハヤトVSタケシタ
シスターたちを助け出したハヤトの前に現れた皇帝タケシタ。
突然現れた皇帝に疑問を持ったシスターを放置して、ハヤトとタケシタの戦いが始まります。
軽々と石壁や石床を粉砕し、ハヤトのスピードに付いていく身体能力。
皇帝タケシタは純粋に身体能力だけが高い魔族でした。
目突きでハヤトの目を潰したタケシタは、「逃げて仲間に泣きつくかね?」と挑発しますが、ハヤトは潰された目を見開いて、「くそったれ」と咆えるのでした。
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リンVSブランディ
髪の毛で死体を操作して、リンの足止めをする王妃ブランディ。
リンの地を裂くほどの剣閃におののくブランディでしたが、リンはブランディの仕掛けた罠にことごとく引っかかっていました。
死を覚悟していたブランディでしたが、「上手くやれば勝てるのかしら」とリンの意外なもろさに希望を見出すのでした。
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優しい油断
なぜか逃げ出さないシスターに見つめられながら、場所を変えてハヤトとタケシタの戦いは続いていました。
タケシタは潰したばかりのハヤトの目が既に回復していることに気付き、長期戦は不利だと悟ります。
「小細工無しの殴り合いは好みだろう?」とハヤトをのせたタケシタは、ツッコん出来たところにカウンターの手刀を繰り出します。
大人に胴を貫かれ、腸を零す少年。
タケシタは「君など出てこなくてもどうにでもなったろうに」と呟きますが、ハヤトは人間ではありません。
ハヤトは貫かれたまま、目を逸らしていたタケシタの腕をねじ折るのでした。
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力技
髪を使った罠で四肢を切り飛ばされたリンと、勝ててしまいそうな状況に戸惑っているブランディ。
ですが、せこい戦い方にイラ立ったリンの行動で、戦況はあっさりと決まってしまいます。
リンは髪の毛を掴むとその場で回転し、髪の毛を巻き取り始めます。
やがて出来た巨大な毛玉には、操っていた死体と共に、ブランディが絡めとられていました。
リンは強烈な一撃で、毛玉ごと、おそらくいるであろう本体を吹き飛ばしてしまうのでした。
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決着
タケシタが動けなくなり、決着がついたと判断したハヤトは、止めを刺さずにその場を立ち去りました。
負けを悟ったタケシタは、魔王から渡されていた核ミサイルのボタンを取り出します。
ボタンに指をかけたタケシタでしたが、王妃が子供を逃がしていることを思い出し、まだ魔族側に逆転の目があると信じて、ボタンを壊してしまいました。
やることもなくなり、ゆっくりと死に向かうタケシタの元に、シスターが現れます。
タケシタは、監禁され凌辱された相手の親玉を救おうとするシスターを見て、「筋金入りの善人のようだな」と笑います。
巻き込まないように場所を変えて戦い、現在も自分を逃がそうとしてくれているタケシタを、シスターは悪人ではないと判断していました。
タケシタはシスターにホタエナに逃げるように勧めると、そのまま事切れてしまうのでした。
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祈りの行方
襲われた時も監禁されている時も、なにもせずただ祈っていただけ。
そこに現れた神は傷付きながら自分を助けてくれた。
なのに自分は怪我人を運ぶことすらできなかった。
自分の無力さに打ちのめされたシスターは涙を流し、「人を守れる神のような力が欲しい」と強く願いました。
韋駄天誕生に必要な要素は以下の三つ。
・大量の思念
・長い年月
・救いを求める心
そして、発生する韋駄天の容貌や性格は条件がそろった時、最も強い思念を発していたものが元となる。
全ての条件を兼ね揃えたゾブル帝国で発生した韋駄天は、誰よりも強く祈ったシスターの姿をしていたのでした。
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王妃ブランディの最後
王妃ブランディを追い詰めたリンの元に現れた魔王オーバーM。
まるで昔馴染みのように語りかけてくる魔王にリンは動揺します。
魔王の中に、ずっと会いたいと思っていた「お爺さま」の姿を見たリンは、涙を流し剣を取り落としてしまいます。
ブランディはその隙をついて、リンの落とした剣を奪い、そのまま攻撃します。
ブランディが振るった剣の威力はすさまじく、魔王ごとリンの下半身を吹き飛ばしてしまいます。
止めの一撃を叩きこもうとしたブランディでしたが、上半身だけとなったリンがその首を掴んでへし折ってしまいます。
「お爺さま」が消し飛んでしまったリンは、上半身だけでその姿を追って這いずり、泣き叫ぶのでした。
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ギルとギルティーナ
シスターの姿をした新たな韋駄天は、タケシタ戦で傷付いたハヤトを抱えて、魔族が封印されている島へと向かっていました。
その途中、プロンテアと会ったシスターは、自らを「ギル」と名乗ります。
ギルと別れ、ゾブル帝国に戻ったプロンテアは、本物のシスター「ギルティーナ」を見つけます。
プロンテアは、魔族であろうと慈悲を注ぎ、暴力を忌避する面倒くさいシスターを眠らせて、「君の機嫌を損ねない戦争なんて存在しない」と呟くのでした。
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アニメ『平穏世代の韋駄天達』第8話ネタバレ・感想まとめ
・魔王とリン
・新たな韋駄天
・ゾブル帝国編完